【能登】日本の原風景が広がる輪島の「白米千枚田」世界農業遺産にも登録されてるよ

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能登輪島・白米千枚田

日本の原風景が広がる、能登半島の先端、石川県輪島市にある「白米千枚田」。

小さな田んぼがまるで鱗のように幾重にも重なり海岸線ギリギリまで続く絶景が見られます。

  • 日本の棚田百選
  • 国指定文化財名勝

にも指定されていて、2011年、日本で初めて「世界農業遺産」にも認定されました。

追記

白米千枚田は再生に向けて活動されています

日本の原風景が広がる「白米千枚田」

能登輪島・白米千枚田

能登半島の先端、国道249号線沿いに広がる「白米千枚田」。

この「白米千枚田」の景観も含めて、2011年に日本で初めて「能登里山里海」が『世界農業遺産』に認定されました。

「日本の棚田百選」、「国指定文化財名」にも指定されていて、輪島市を代表する観光スポットでもあります。

ちなみに「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」と読みます。

海岸線ギリギリまで続く丘陵線に沿って幾重にも折り重なるように続く棚田はまさに絶景。

千枚田と呼ばれる棚田は日本各地にあるのだけど、海へと向かって広がるという景観の千枚田はかなり珍しいんじゃないかな。

道の駅・千枚田 ポケットパーク

能登輪島・白米千枚田

「白米千枚田」へは、路線バスを使うなら、輪島駅から町野線にのって「白米」で下車。ただし便数はそんなないですよ。都会の感覚で来たらきけんですよ。バスサンドみてるとわかると思いますけど。

観光バスとかタクシーを使うのがおすすめかなと。

あとはやっぱ車ですかね。レンタカーとか。

ただまぁ能登半島は複雑に入り組んだ海岸線なので、国道とはいえ細いし、めっちゃくねくねするし、思いっきり海に向かって飛び込んでくような道がいっぱいあります。

楽しいけど慣れてないとまぁまぁこわいです。

ちょっと脱線しました。

車で「白米千枚田」を訪れるときは、道の駅・千枚田ポケットパークを目指すといいと思います。

白米千枚田へ行くのに一番近い駐車場です。もしいっぱいだったら道を渡った反対側にも駐車場があります。

道の駅では千枚田のお米を使ったおにぎりもあります。美味しいよ。

能登輪島・白米千枚田

道の駅・千枚田ポケットパークの駐車場からは千枚田を一望できます。

なかなかの絶景ですよ。

能登輪島・白米千枚田

千枚田へと降りる階段もあります。

白米千枚田の高低差は約56メートル

能登輪島・白米千枚田

せっかくなので近くまで降りて行ってみました。

上から見ててもかなり広いなぁと思ったけど、降りてみて気づく、かなりの高低差。

能登輪島・白米千枚田

実際、最も高いところにある水田から、最も低いところにある水田までの高低差は約56メートルもあるそうです。

これは大体19階建てのビルの高さに相当するらしい。

19階分あるのかぁ……

田んぼの間の道や、あぜ道も結構な急斜面らしいよ。

9月は稲刈り

能登輪島・白米千枚田

白米千枚田を訪れた9月終わりはちょうど稲刈りの時期でした。

白米千枚田は約4ヘクタール、ちなみに1ヘクタールはサッカーコート1.4面分なので、サッカーコート5.6面分くらいの広さ。

東京ドームは4.67ヘクタールなので、東京ドームよりちょい狭いくらいの広さです。

その約4haの敷地に広がる田んぼはなんと1,004枚!

  • 田植えしたのが九百九十九枚あとの一枚蓑の下
  • 越中富山は田どころなれど能登は一枚千枚田

と古くから詠まれるように、それこそ蓑の下に隠れてしまうくらいの小さな田んぼもあるんです。

一番小さな田んぼはなんと50×52センチメートル!ちっさ!

まぁそんな狭さじゃ機械なんて入んないから人の手で刈ってるわけですね。

オーナー制度もある

能登輪島・白米千枚田

白米千枚田で実際に農業をしてる農家さんはわずか数軒。

とてもじゃないけど農家さんだけで白米千枚田を維持していくのは無理なので、「オーナー制度」というのがあるんです。

年間2万円で千枚田にMy田んぼをもてて、収穫したお米10kgと地元の特産品がもらえます。

あと田んぼに名入りの表札も付くのです。

有名人の「My田んぼ」を探して歩くというのも楽しいですよ。

日常的な管理は地元の有志で結成した「愛耕会」が行ってくれています。

収穫作業をしてたのは「愛耕会」の人たちか。

森星ちゃんの田んぼを探してみたかったけど、稲刈り作業の邪魔になりそうだったので、結局田んぼの近くまでは行ったものの、そのまま引き返しました。

また今度探してみよう。

四季折々の景色が楽しめる白米千枚田

能登輪島・白米千枚田

訪れた時期はちょうど稲刈りの時期でしたが、白米千枚田は四季折々、いつ訪れても美しい風景が広がってますよ。

春には棚田に水が引かれ、田植えが始まり、

夏には稲が青々と育ち、

秋には黄金色の穂が揺れ、

冬には雪が降り積もる。

まさに日本の原風景。

白米千枚田のウェブサイトでは四季折々の風景も見れますよ。

10月から3月は「あぜのきらめき」

稲の収穫が終わった、10月下旬から3月中旬にかけて白米千枚田では「あぜのきらめき」というイルミネーションイベントがあるんです。

ピンク→グリーン→ゴールド→ブルーへと15分毎に色が変わるLEDのライトが設置されて、すごく綺麗なんです。

まだテレビのニュースでしか見たことないんですけど……

「あぜのきらめき」も見に行きたいんですよねぇ。

白米千枚田へのアクセス

能登輪島・白米千枚田
名称白米千枚田(しろよねせんまいだ)
所在地〒928-0256 石川県輪島市白米町ハ部99番地5
期間通年
駐車場あり
アクセス金沢から車で約2時間
TEL0768-23-1146(輪島市観光課)
URLhttp://senmaida.wajima-kankou.jp
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