【金沢城めぐり】鼠多門・鼠多門橋、上から見るか下から見るか

2020年7月に復元された金沢城・鼠多門＆鼠多門橋。

鼠多門橋をわたり、鼠多門内部をじっくり見学してきましたが、今回はお堀通りから見上げてみた。

鼠多門、上から見るか、下から見るか、的な？

金沢城の新たな観光スポット「鼠多門・鼠多門橋」

鼠多門・鼠多門橋は、金沢城の西側にあり、尾山神社と金沢城をつなぐ場所にあります。

なので尾山神社から金沢城、そして兼六園へとドーンと一直線で繋がるルートができたのです。

鼠多門・鼠多門橋が、いつ造られたかは定かではないのですが、江戸時代前期にはすでに存在していたらしいです。

これが残念ながら明治期に撤去＆焼失してしまったんですけどね。

とはいえ、さまざま発掘調査や当時の絵図が見つかったりとかまぁ色々ありまして、金沢城の復元工事が始まったのです！

まさに県をあげての大普請！

そんなこんなで2020年7月におよそ2年の歳月をかけて「鼠多門・鼠多門橋」ここに復活！

黒い海鼠壁というのは全国的にもかなりレア！

まさに必見の価値ありです！

詳しくは「【金沢】ねずみ年に復元された金沢城の「鼠多門・鼠多門橋」に子年のうちに行ってきた – てふてふさんぽ」と「【金沢】ねずみ年に復元された金沢城の「鼠多門・鼠多門橋」に子年のうちに行ってきた〜その2〜 – てふてふさんぽ」をどうぞ。

2020年12月28日 【金沢】ねずみ年に復元された金沢城の「鼠多門・鼠多門橋」に子年のうちに行ってきた

2020年12月29日 【金沢】ねずみ年に復元された金沢城の「鼠多門・鼠多門橋」に子年のうちに行ってきた〜その2〜

お堀通りはかつては水堀

鼠多門橋がかかるお堀通り。

現在はまぁまぁな交通量がある道路ではありますが、江戸時代はここは水堀だったんですね。

よく埋めたなぁと思いますけどね。

鼠多門橋の上からお堀通りを見るとこんな感じ。

ちょうどカーブしてるとこの石垣が「玉泉院丸鼠多門続櫓台石垣」かな。

鼠多門、下から見上げてみた

下から見たら、なかなかの威容。

黒海鼠壁も空に映えますねぇ。

まぁ江戸時代にこんな感じで見上げることができたかは謎ですが。

なんせ当時は水堀だから、船で見上げることになるのかな？

でも城のお堀を船で行けないよなぁ……

ちょうど鼠多門を見上げる場所にも鼠多門・鼠多門橋の案内板がありますよ。

どうやら鼠多門橋は何度も建て替えられていたそうですね。

鼠多門橋を整備するにあたっては、江戸期の堀底や橋脚の遺構を保護しつつ、その上に橋を整備したそうです。

車道の高さを確保するために、尾山神社側が江戸時代より約2メートル高くなってるそうです。

それを解消するために長いスロープが設置されたんだそう。

なるほど、そういうことだったのか。

まぁ結果車椅子の方も通りやすいバリアフリーになってるから良かったんじゃないかな。

玉泉院丸鼠多門続櫓台石垣

せっかく鼠多門・鼠多門橋の下のお堀通りを歩くなら、「玉泉院丸鼠多門続櫓台石垣」も見ておきたいですね。

「玉泉院丸鼠多門続櫓台石垣」は、玉泉院丸の北西隅にある櫓台石垣。

高さは約10メートルだそうです。

シュッとしていてなかなかにカッコいいですね。

櫓台石垣ということは当然、江戸時代にはこの上に櫓があったんだろうなぁ……

比較的丸みのある石を用いていることから「鶴目積」の石垣とも呼ばれたそうです。

うん、かっこいいわ。

鼠多門・鼠多門橋はこの辺りです。

玉泉院丸庭園のすぐそばではありますが、お城全体から見ると結構端の方です。

鼠多門の左上のちょっとカクンとなってるとこが「玉泉院丸鼠多門続櫓台石垣」ですね。

鼠多門・鼠多門橋、上から、横から？見るのもいいですが、下から見上げるのもまたいいですよ。

鼠多門・鼠多門橋、玉泉院丸鼠多門続櫓台石垣へのアクセス

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