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富山の真言密宗の大本山「大岩山日石寺」さんでの『滝行&巡礼のプチ修行旅』。
午後からの会に申し込んだので、
を終えていよいよ「滝打行」!
9月末という暑さも収まり、まだ寒さがやってくるほどでもなく。
でも山の上なのでまぁまぁ肌寒い。
さてそんな中果たしてどれだけ滝に打たれ続けることができるのか?!
【富山】大岩山日石寺の巨岩に彫られた不動明王像『大岩日石寺磨崖仏』は迫力があって見応え抜群富山県にある大岩山日石寺は1200年以上の歴史を誇る真言密宗の大本山。
重要文化財の石仏・不動明王など見所も数多あれど、ここ大岩山日石寺さんは「修行体験」!ができることでも有名なのです。
中でも毎年、大寒の日に行われる寒修行が有名。
しかも日石寺の滝打行は基本的に、申し込めば通年、誰でも滝行体験ができるのです。
ちなみに大岩山日石寺では、
- 滝行
- 写仏
- 巡礼
- 護摩祈祷
など様々な修行体験ができます。
富山県にある大岩山日石寺では3つ修行体験ができます
- 滝行体験……2,000円(白衣、草履の貸出込み)タオルや肌着は持参
- 写仏体験……2,000円
- 大岩山四国八十八箇所巡礼……2,000円(納め札、金剛杖)
大岩山日石寺の修行体験は事前に予約が必要です
直接大岩山日石寺へ電話で予約(tel. 076-472-2301)を申し込むこともできますが、上市町観光協会や旅行会社のベルトラなどで修行体験と門前町の精進料理がセットになった体験プランもありますよ
「大岩山四国八十八カ所霊場巡り」を無事完遂し、お借りしたお遍路の白衣や笠、鞄を返し、続いて滝行セットを受け取ります。
あ、あと巡礼に向かう前に預けた荷物もこの時点で受け取りますよ。
滝行のあとタオルや着替えが必要になりますからね。
滝行セットは、
- 滝行の白装束
- 雪駄
- 祈祷用の護摩木
が渡されます。
護摩木は願いを書く木の板ですね。
ここでも護摩木に祈願を書きますよ。
【富山】滝行できる大岩山日石寺では「八十八箇所お砂踏み霊場巡り」ミニお遍路さんの旅もできるお着替えは、本堂の下?になるのかな、に更衣室があります。
更衣室の手前に貴重品を預けるロッカーもありました。
着替え終えたら六本滝へ。
六本滝は、本堂横にあって、八体仏とかもあるので参拝者がまぁまぁいます。
午後の会に申し込んだからか、参拝客も昼前に比べると減ってました。
午前の部だと、けっこうな、見せ物に、なるかもしれない……
大岩山日石寺の六本滝は、明治元年に作られたそう。
高さは18尺、約5.5メートル。
6基の龍頭から流れる水は立山連峰から流れる水。
この滝に打たれることを「灌頂を受ける」と言って、佛様と御縁を結ぶことになるらしい。
六本瀧の龍は六大「地、水、火、風、空、識」をかたどってるらしく、そこから流れる水に打たれる人の六根「眼根、耳根、鼻根、舌根、身根、意根」を清浄にしてくれるそうな。
六本滝に打たれることで煩悩を洗い流してくれるらしい!
白装束に着替え終わりまして、いよいよ滝行スタートです。
滝行の注意点としては、
- 滝に打たれる時間は己のペースで
- 無理はしない
- 滝は頭で当たらないように
- 打たれる場所は体の中心からずらす
- 滝はどれを選んでも可
- 全部に打たれる必要はない
ということです。
体の中心線は滝で打たれないようにとのことでした。
人体の急所になるので。
もちろん頭から打たれるのもやめましょうね。
滝に打たれる時間の決まりはないそうですが、大体1〜3分の人が多いらしい。
大事なことは無理をしない。
一度出た後も何度も滝に打たれてもいいらしいよ。
気力があるかどうかだけど。
さて、準備を終えたらまずは願い事を書いた護摩木を六本滝の前にある誤魔の火にくべます。
火が焚かれてるから気持ち暖かい。
護摩木を外さないようにしっかり投げ入れます。
ちゃんと燃えてますね。
よし。
お不動さんに参りまして、いざ!
滝行へ!
雪駄を脱いで、滝のもとへ。
うん、なかなか冷たいね!
足がじんじん冷えてくるよ!
打たれる滝を選んだらば、意を決してGO!
あー、うん、なんていうかな
つ゛め゛た゛い゛ねー!!!
そして水圧がなかなか
すごいねー!!!
も、全然周りで何言ってるか何も聞こえねーわ!
せっかくだし時間計ろうぜって測ってもらってるけど、何言ってるかサーっぱり聞こえない!
水の流れ落ちる音しか聞こえんがな!
そんな高さもないし、水量も多くないじゃん、むしろ少なくない?
って思うでしょ?
自分もそう思ったけどね!
いざ打たれてみるとなっかなかの圧ですよ!
なんだろね、
たぶん自然と手を合わせてしまうんだろな。
心はもはや柱修行における悲鳴嶼さんの滝行ですよ。
なんかもう勝手に一人鬼滅ごっこですよ。
あ、ちなみに白装束は滝に打たれると透け具合はこんな感じです。
黒はめっちゃ目立ちます。
自分は肌色のブラトップを下に着てやりました。
そして不思議なことに時間が経つにつれ水圧の痛みや冷たさをあまり感じなくなった。
むしろ水の中にいる方が気持ち暖かい?
え?気のせいかな?
ただ、わずかな時間とは言え、たぶん無の境地!になった、ような気がする!
けどちょっと動いた時に、滝ですね、に打たれる位置が変わるといきなりの圧の変化にびっくりする。
しまった。
で、ちょっと整えようと滝から出ちゃったんですけどね。
滝に打たれていた時間は、
57秒!
あ゛〜まじか!
もうちょい耐えれば1分だったのに!
まぁ仕方ないな。
交代。
人が滝に打たれてるの見ると、あ、それなりに迫力ありますね。
この滝で結構な修行だったから、自然の滝で打たれるのは相当だろうなぁ。
でもなんか一人が滝行に目覚めたらしく、今度自然の滝行できるとこ探してくる!って言ってたな。
やるなら夏かな。
冬というか秋に入ったらもうダメだった。
寒いぞ!
六本滝の龍頭は人間国宝の須賀松園作だそうです。
よく見ると仏様もいらっしゃいますね。
一度滝業から出たあともっかいチャレンジしてみたんですけどね。
2度目は長くできなかったですねー。
やっぱ一度出ちゃうと体が冷えますね。
滝行を終え、着替えたら白装束と雪駄は社務所へお返しします。
タオルは貸出してないので、自分で持っていきますよ。
あと結構濡れるので着替えもあった方がいいでしょう。
滝行体験で持っていった方がいいものは「【富山】大岩山日石寺で滝行&巡礼のプチ修行の旅へ」の記事でもまとめてあります。
- タオル(1、2枚:滝行と温泉でタオルを使い分けるなら2枚)
- 着替え
- 濡れた服を入れる袋
- 飲み物
- 白装束の下に着る物(白装束なので濡れると透けます)
あ、大岩山日石寺の滝打行プランには、近くにある温泉「大岩不動の湯」の特別利用券も付いてるんですよ。
滝行で冷えた体を温泉で温める。
サイコーです。
抜かりないですね、修行体験プラン。
【富山】滝行のあとは「大岩不動の湯」へ!天然温泉&露天風呂が楽しめる 【富山】大岩山日石寺で滝行&巡礼のプチ修行の旅へ名称 | 大岩山 日石寺(おおいわさん にっせきじ) |
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創建 | 神亀2年(725年) |
御本尊 | 不動明王 |
ご利益 | 所願成就、夫婦円満、家内安全、縁結び、子宝祈願等 |
御朱印 | あり(社務所にていただけます) |
所在地 | 〒930-0463 富山県中新川郡上市町大岩163 |
社務所 | 〜16:00 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり |
アクセス | 富山地方鉄道上市駅から車で約10分 |
TEL | 076-472-2301 |
URL | http://ooiwasan.com/home.html |
修行体験申込 | 上市町観光協会 |
- 2020年9月に訪問した際の内容です。営業形態、営業時間や定休日が表記と異なる場合がありますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。
- もし掲載内容に誤りがありましたら、大変お手数ですがご指摘いただけると幸いです。
- 写真の無断転用はご遠慮ください。
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