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竹生島を訪れたら絶対にやりたいのが「かわらけ投げ」!
竹生島神社の竜宮拝所から琵琶湖に突き出たところにある鳥居に向かって「かわらけ」という小さな小皿を投げるのです。
その小皿、かわらけが見事、鳥居をくぐりぬければ龍神様が願いを叶えてくれるそうなのですよ。
【滋賀】琵琶湖イチのパワースポット竹生島の参拝へ行くならこれで完璧!?ついでに竹生島の周辺観光情報も「かわらけ投げ」は、都久夫須麻神社(竹生島神社)の御本殿向かいにある、竜宮拝所でできます。
竹生島の港から都久夫須麻神社へは、港からすぐ神社に向かえば5分くらいで着きます。
先に神社へ向かいかわらけ投げを楽しんでから、宝厳寺へ向かうか、
宝厳寺や三重塔など、参拝するところを全て回ってから、心置きなくかわらけ投げに挑戦するか、
この辺は好き好きですね。
どこから回るのが良いというのは特にないので、自分が行きたいところから回るといいと思います。
自分は階段を上る苦行は真っ先に終えようと思ったので、宝厳寺からぐるーっと回って竹生島神社へとたどるルートをとりました。
【滋賀】竹生島神社(都久夫須麻神社)の御本殿は秀吉の伏見城を移築した国宝!金運アップのご利益のある「招財小判御守」も忘れずにゲットすべし!まずは、御本殿で参拝ですね。
御朱印とかかわらけ投げは、神様にご挨拶すませてから。
ちなみに都久夫須麻神社(竹生島神社)の御本殿は、伏見城の一部を移築したもので国宝です。
あの豊臣秀吉さんの作った豪華絢爛なお城の一部が竹生島に残ってるんですよ〜。
御祭神は、
- 市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)=弁財天
- 宇賀福神(うがふくじん)
- 浅井比売命(あざいひめのみこと)
- 龍神
の4柱です。
都久夫須麻神社についてはこちらの記事もご興味あればご覧くださいませ。
【滋賀】竹生島神社(都久夫須麻神社)の御本殿は秀吉の伏見城を移築した国宝!金運アップのご利益のある「招財小判御守」も忘れずにゲットすべし!御本殿の向かいに建つ「龍神拝所」。
この龍神拝所の向こうはもう琵琶湖です。
御朱印やお守りもこちらでいただけます。
かわらけ投げもここ龍神拝所でお願いしますよ。
八大竜王の拝所なんですね。
八大竜王は仏教を守護する8体の龍神様のことで、雨や水を司ると言われてます。
水神さまですね。
観音菩薩さまの守護神で、福をもたらしたり、願いを叶えてくれると昔から信仰されてます。
龍神拝所の中の、真ん中くらい、ちょうど琵琶湖を背にしたとこに龍神さまにお参りする竹生島龍神拝所があります。
こじんまりとしてるけど、狛犬ならぬ狛龍?がおりますね。
ちゃんと阿吽になってる。
あれ、もしかしてこれが「阿吽の龍」かな?
竹生島のチラシに白巳大神の狛蛇の写真の説明に「阿吽の龍」って書いてあったけど、たぶん写真貼り間違えたんだろうな。
説明書きには「拝所に祀られた龍神の両脇にある「阿吽の龍」」ってあるし。
拝所にあった龍神祝詞。
龍神さまをお参りするときに唱えるといいと言われてる祝詞ですね。
せっかくなので読んでみましたよ。
「龍神祝詞」
高天原(たかあまはら)に坐(ま)し坐して
天と地に御働(みはたら)きを現し給う龍王は
大宇宙根元の御祖(みおや)の御使(みつか)いにして
一切を産み一切を育て萬物(よろずのもの)を御支配あらせ給う王神(おうじん)なれば
一二三四五六七八九十(ひふみよいむなやこと)の十種(とくさ)の御寶(みたから)を
己がすがたと変じ給いて自在自由に天界地界人界を治め給う龍王神なるを
尊み敬いて眞(まこと)の六根(むね)一筋に
御仕(みつか)え申すことの由(よし)を受け引き給いて
愚かなる心の数々を戒め給いて
一切衆生(いっさいしゅじょう)の罪穢(つみけが)れの衣を脱ぎさらしめ給いて
萬物(よろずのもの)の病災(やまいわざわい)をも立所(たちどころ)に祓い清め給い
萬世界(よろずせかい)も御親(みおや)のもとに治めしせめ給へと
祈願(こいねがい)奉(たてまつ)ることの由をきこしめして
六根(むね)の内に念じ申す
大願(だいがん)を成就なさしめ給へと
恐(かしこ)み恐(かしこ)み白(もお)す
うん、なんか厳かな感じはするけど難しいね。
ざっくり訳すと、
神様方が住んでる高天原においでになり、天界だけでなく地上にも自由に行き来できる龍神さまは、この世界、広い宇宙を作った創造主のお使いで、たくさんの物を生み出し育てられましたすんばらしい神様です。
天孫降臨の時に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天照大御神から授かった「十種の神宝」にも姿を変えて、天界から人の世界、さらに死者の世界まで納める、それはそれは素晴らしい龍神さまに、六根(五感だけでなく意識の根幹)、自分自身の全てを龍神さまに捧げお仕えいたします。
どうか愚かな心をいさめて、罪や汚れを払ってください。
病気や苦しみ災難をもどうか払ってください。
この世界を作った神様が治められるようにして下さいとお祈り申し上げます。
どうか私の心の底からお願い申し上げる願いを叶えてくださいますよう、恐れ多いことですがどうぞお願い申し上げます。
……うーん、まだややこしいな。
さらに意訳すると、
まぁ龍神さまってすっごいよね!
この世界作ったんでしょ!ちょーかっこいいね!
龍神さまかっこよすぎだからめっちゃ推す!大ファンになるよ!
いっつも龍神さまのこと思うからお願い聞いてくんないかな?(*≧∀≦*)
みたいな感じですかねー。
(怒られそう……)
さて、竹生島神社御本殿と龍神拝所での参拝が終わりましたら、いざ「かわらけ投げ」!
かわらけ投げは龍神拝所の中で申し込みします。
「かわらけ」は2枚で1人分です。
初穂料は300円。
写真の左下に映ってる薄茶色い丸いのが「かわらけ」です。
素焼きの小皿みたいな感じです。
「厄除」の字が彫られてます。
かわらけを受け取ったら、
- 1枚目に自分の名前
- 2枚目に願い事
を書きます。
拝所の中に机もペンもおいてありますよ。
そしてご覧の通りかわらけはそんなに大きくないんです。
なのでお願い事はしっかり考えて言葉短く書かねばなりません。
机に祈願の4文字熟語的なのが貼ってあるのでそれを参考にしてもいいかもしれません。
家内安全とか金運上昇とか恋愛成就的なやつですね。
かわらけに名前と願い事を書いたら、琵琶湖に突き出たところに建っている鳥居に向かってかわらけを投げます。
この鳥居は宮崎鳥居と言うそうです。
龍神さまの拝所の左横がかわらけ投げのポイントです。
まずは友人が先に挑戦。
1枚目は風に流され湖に落ち、2枚目は軌道は良かったのだけど鳥居に遠く及ばず手前に落ちました。
そうなのです。
友人が投げるのをみて、これ、鳥居までけっこう遠いぞ。
これはかなりうまいこと投げないと届きすらしないなということがわかりました。
ちなみにですね、鳥居が立ってるあたり、地面が白いですよね。
これ、実は全部かわらけなんですよ!
写真拡大したらたっくさんのかわらけで埋め尽くされているんです。
そうとうな数の人が挑戦してるってことですね。
そして手前から白いということはやっぱり遠いんだな。
友人の投げる様を見て、だいたいの距離感を測ったところで(こずるいなw)、
いざかわらけ投げに挑戦です!
かわらけが薄くて丸い小皿ですからね。
川で小石を投げる水切りのようにサイドスローで投げればきっといい感じに弧を描いて鳥居に届くはずです。
風がないことと、鳥居までの軌道を確認して、心を落ち着け、
まずは1投目、
名前を書いたかわらけを鳥居向かって投げます!
……
行ったー!!!
みごとに鳥居めがけて綺麗にくぐり抜けました!
それはもうまるで吸い込まれるように!
いえ〜い♪
こんな感じでスイーッと。
よしよし、いいぞ。
次の2枚目が続けてあの鳥居をくぐれば願いが叶うということだな!
( ✧Д✧)
果たして2枚目の結果やいかに!?
……
……もののみごとに外れましてん……
それはもうね、野球選手もびっくりなカーブを描いて、ぐいんって曲がって崖の下へと飛んでいきました……
そんなことってあるー……?
うそやろっていうくらいの外れ方ですよ……
隣で見ていた友人、大笑い。
なんつーか、人間の欲望があらわれた瞬間?みたいな。
1枚目はただ鳥居に向かって投げることだけに集中してて、いわば無心だったんですよね。
それが見事くぐり抜けたら、2枚目はやっぱりむくむくっとこう邪心がねでちゃったんでしょうね。
無心じゃなくなったんだなー。
でもそこで無心になるのは難しいよぉ。
いやーしかし2枚目の外れっぷりを見て文字通り _| ̄|○ こうなりました。
かわらけ投げに挑戦できるのは1日1回のみ!
まぁね一日に何度も挑戦できたらそれはもうすでに願掛けとちょっと違ってくるよね……
1枚目は通ったけど、2枚目はダメだったら、半分は願いが叶うのかな?
それともやっぱり2枚とも通らないとダメかなぁ。
やはりかわらけ投げを成功させるコツは邪念を捨て無心になることか……
竹生島でのかわらけ投げのやり方は、
- 龍神拝所でかわらけ投げの申し込みをする
- 初穂料は300円
- かわらけを2枚受け取る
- 1枚目に自分の名前を書く
- 2枚目に願い事を書く
- 琵琶湖に突き出た宮崎鳥居に向かってかわらけを投げる
- 2枚とも鳥居をくぐれば願いが成就する
- 挑戦できるのは1日1回のみ
という手順です。
自分がやってみて感じたかわらけ投げのコツは、
サイドスローで水切り(川で水面を弾きながら飛ばす石投げ)のような感じで無心で投げると、たぶん、いい感じに鳥居まで届くと思います。
名称 | 都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)Tsukubusuma shrine |
---|---|
創建 | 雄略3年(459年) |
御祭神 | 市杵島比売命(いちきしまひめのみこと) 宇賀福神(うがふくじん) 浅井比売命(あざいひめのみこと) 龍神 |
ご利益 | 開運厄除、交通安全、金運財運、商売繁盛、水難守護、五穀豊穣、技芸上達、縁結び、等 |
御朱印 | あり(龍神拝所にてセルフスタイル方式) |
所在地 | 〒526-0124 滋賀県長浜市早崎町1665竹生島 |
拝観時間 | 9:30〜16:30(船の就航時間による) |
納経所 | 9:30〜16:30(船の就航時間による) |
定休日 | 船の運航状況による |
駐車場 | なし(フェリー乗り場にあり) |
アクセス | フェリー(長浜港・今津港・彦根港) |
TEL | 0749-72-2073 |
URL | http://www.chikubusima.or.jp |
- 2020年5月に訪問した際の内容です。営業形態、営業時間や定休日が表記と異なる場合がありますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。
- もし掲載内容に誤りがありましたら、大変お手数ですがご指摘いただけると幸いです。
- 写真の無断転用はご遠慮ください。
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