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金沢の観光地・長町武家屋敷跡界隈で邸内や庭園を公開している「野村家」。
お屋敷から続く離れの2階にある茶室ではお抹茶をいただくことができるのです。

上段の間の奥の濡れ縁をさらに奥へと進むとお茶室へと続く石段があります。

建物としては続いているけど、離れみたいな感じでしょうかね。
坪庭も石段を登る前にありました。

野村家にあるお茶室は「不莫庵」というみたいですね。

石畳の階段を登り2階へと上がります。
情緒ありますねぇ。
ただ雪降ってたらめっちゃ寒いんじゃ……
野村家の邸宅からそのまま続いているので素足のまま進みますので。

階段の先に茶室の入り口が見えてきました。
数奇屋建築の茶室です。

よく見ると茶室の屋根の上にさらに、茶室を覆うように建物で囲ってるような……?
元々は別の建物だったのかな?

こちらが茶室の建物への入り口。
結構広いですね。

入って右手の上が円形になった入口の方の部屋がお茶室です。
野村家の入り口でも御茶菓子付きの券がありますが、ここお茶室に上がってからやっぱりいただこうかなと、注文することもできます。
最初はねぇお茶まではいいかなと思うけど、いざお茶室くると飲みたくなるもんですよ。
お抹茶はお干菓子付きで300円です。

お茶室の中から。
いかにもTHE茶室!って感じ。

こちらの茶室は、
桐板天井に神代杉の一枚板を起き四国特産の数少ない「みどり松」でおさえた珍しい茶室であります
とのことです。
何がどう珍しいのかはあまり茶室の知識がないのでわかりませんが、ただ天井はすごいかっこいいです!

伝わるかなぁ……

アップにしてみた。
このカッコ良さを伝える撮影技術が圧倒的に足りない……

そしてこちらが野村家の茶室でいただけるお抹茶とお干菓子です。

お干菓子は「菓子工房たろう」の『地の香(ちのか)』というお菓子。
ひきたてのきな粉を水飴で練りあげ、粗く刻んだマカダミアナッツを混ぜ込んだ和三盆糖のお干菓子です。
素朴なんだけど味わい深いお菓子で結構好きです。
お干菓子の甘さとお抹茶の苦味が疲れた体に染み渡るんですよ。

お茶室の窓の下がちょうど濡れ縁のとこなので、上からお庭を見下ろすことができます。

上から見るとまた趣が違いますね。

廊下を挟んだ反対側には「控えの間」があります。

床板は樹齢約千年の「紅葉」の一枚板。

天井は「真菰(まこも)」(稲科の植物)の茎張り。
どちらも大変水らしいものなんだそうです。

控えの間からも庭が見えますよ。
ちょっと借景のようにもなってますね。
野村家に来たら是非お茶室でお抹茶をいただきましょう。
そしてもし寒い時期に来るならあったかい靴下できましょうね。
ストッキングで寒い冷たい石段を登るのはなかなかの苦行だと思いますよ。

所在地 | 〒920-0865 石川県金沢市長町1-3-32 |
---|---|
入館料 | 大人550円、高校生400円、小中学生250円 ※お抹茶は別途300円 |
営業時間 | 【4~9月】8:30~17:30【10~3月】8:30~16:30 (入館は閉館の30分前まで) |
定休日 | 12月26日・27日、1月1日・2日 |
駐車場 | あり |
アクセス | 香林坊バス停下車徒歩約5分 |
問合せ | 076-221-3553 |
URL | http://www.nomurake.com |
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