安宅の関こまつ勧進帳の里にある羽生結弦選手の石川県応援企画ポスター♪安宅の関の歴史と勧進帳についてもちょこっと紹介!

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2025年2月から2026年3月まで石川県内で展開されているプロフィギュアスケーターの羽生結弦選手の石川県応援企画パネル&ポスター

まだ雪が残るクソ寒い中、羽生くんのポスターを見に『安宅の関 こまつ勧進帳の里』へと行ってまいりました!

安宅の関はあの!歌舞伎でも有名な『勧進帳』の舞台でもあります

勧進帳の舞台「安宅の関」

歴史ある関所「安宅の関」

「安宅の関」は、石川県小松市にある歴史的な関所で、歌舞伎の演目『勧進帳』の舞台としても有名な場所なのです

『勧進帳』といえば源義経が奥州へ逃れる際、関守・冨樫と対峙した場面が有名ですね

「安宅の関」は「あたかのせき」と読みます

「安宅の関」は北陸道の要衝、現在の石川県小松市の日本海側にある安宅に当時の守護・冨樫氏が平安時代の寿永元年(1182年)に設けたといわれる関所です

「安宅の関」の場所はどこ?アクセスは?

関所としての「安宅の関」は、中世に北陸地方の防衛拠点として、現在の石川県小松市安宅町に設けられました

日本海岸の梯(かけはし)川河口に面していて、古くから海上・陸上交通の要衝とされていた場所らしい

まぁ今でも近くには小松空港もあるし、高速道路も走っているので地理的に交通の便がいい場所なんだろうな

「安宅の関」へのアクセスは、

  • 小松駅から路線バス安宅線で「安宅の関前」下車徒歩約3分
  • 小松駅から車で約15分
  • 北陸自動車道小松I.C.から車で約3分
  • 小松空港から車で約7分
  • 金沢からは車で約40分

といった感じです

「勧進帳」のあらすじをわかりやすく解説

「安宅の関」といえば歌舞伎の『勧進帳』というくらい、「安宅の関=勧進帳」というイメージがありますね

ではそもそも『勧進帳』とはどのようなお話かというと、一言で言えば“源義経が弁慶とともに安宅の関を突破する物語”です

ではなぜ源義経が「安宅の関」を突破しようとしたかというと、兄の源頼朝に謀反を疑われてしまい、奥州平泉へと落ちのびる途中「安宅の関所」を通過したわけです

この「安宅の関」も兄・頼朝の命で、義経を捕らえるために設けられたとも言われてます

源義経は東大寺再建のための山伏姿に変装し、安宅の関を越えようとしたのですが、まさにその時!関守の富樫泰家に見咎められてしまい、詮議の問答が始まるのです!

バレないかドッキドキですよね

「勧進帳」とは、寺院建立などの資金を集めるために寄付を募るお願いを認めた書状のことです

弁慶はなんとか切り抜けるため機転を利かせ、白紙の『勧進帳』を読み上げるのです

それで一旦は本物の山伏一行だと信じて関を通した富樫ですが、一行の中に義経に似たものがいると家来が訴えちゃうんですよ

そこでどうしたかというと、なんと弁慶は関守の前で、義経に似た貴様が悪いと、杖で義経を打ちすえるのですよ

(似てるもなにも本人だしね)

ここで捕まるわけにはいかないとはいえ、主人を打ち据える弁慶も、それを受け入れる義経もすごいよね

よっぽどの信頼関係がないと無理だよ

で、その忠義の心に感じ入った関守・冨樫氏は、義経であろうなと知りながらも一行を解放して関所を通してしまうのです

歌舞伎の『勧進帳』は、まさにこの弁慶が関守・冨樫を欺き、義経の命を守る場面が見どころとなっています

ちなみに歌舞伎では『勧進帳』、能・謡曲では『安宅』で演じられています

歌舞伎と能ではちょっと描き方が違っていたりしてその辺りの違いを見るのも面白いですよ

なるべく簡潔にまとめようと思ったのだけどつい熱が入ってちょっと長くなってしまった

『勧進帳』の場面は描かれてないけれど大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の義経は良かった、泣いたなぁ

も一回見てくるかな

安宅の関の羽生結弦選手のポスター

安宅の関には、関所跡や神社など色々見所ありますが、「『安宅の関』こまつ勧進帳の里」という施設もあります

こちらにですね、プロフィギュアスケーター羽生結弦選手の石川県応援企画ポスターが展示されているんですよ!

羽生結弦選手の石川県応援企画ポスター

「安宅の関 こまつ勧進帳の里」にある羽生くんの石川県応援企画ポスターは中に入って左手奥に進んだところの壁に貼れれていました

「安宅の関」は『勧進帳』がとても有名ですが、北前船の寄港地でもあるのです

安宅の関には日本海の海の幸をいただける「長沖」という料亭もありますよ

せっかくなのでドーンと

羽生結弦選手の石川県応援企画とは

羽生結弦選手による石川県応援企画は、能登半島地震と奥能登豪雨からの復興を支援する目的で、羽生選手の提案により実現した企画で、加賀温泉駅を含む石川県内の観光施設など、全19市町の施設に羽生選手の等身大パネルやポスターが設置されています

羽生結弦選手のパネルやポスターにはQRコードが記載されていて、羽生選手の能登への応援メッセージ動画が視聴できるのです

  • 設置期間:2025年2月1日〜2026年3月31日
  • 動画:羽生結弦選手の能登応援動画は全10種類あり加賀市美術館の動画は「10」

石川県内にある羽生くんのパネルやポスターの設置場所についてはこちらの記事にまとめてあります

羽生結弦選手の等身大パネルやポスターが石川県能登復興応援企画で石川県内各所に登場!

羽生くんポスターのある『安宅の関』こまつ勧進帳の里

カフェとしても利用できる見晴らしのいい空間

羽生くんのポスターがある「安宅の関 こまつ勧進帳の里」は、安宅の関の海沿いにあり、海を一望しながら軽食やお茶を楽しめる場所です

店内は広々開放的で素敵な空間です

すぐ目の前が海で、窓もでっかくてナイスビュー!なカフェでもあります

ただ訪れた日は雪がねーまだまだ積もっておりまして……

景色を楽しむならやはり春・夏・秋かな!

冬の日本海はまぁ荒々しさと迫力があってそれはそれで良いんですけどね

火サス的な絵面を見たい方には冬の日本海、おすすめです

『安宅の関』こまつ勧進帳の里のカフェメニュー

『安宅の関』こまつ勧進帳の里では加賀紅茶や北陸の食材を使ったメニューが楽しめますよ

国造ゆずのソーダ、気になりますね

国造ゆずは石川県能美市の特産品です

『安宅の関』こまつ勧進帳の里のフードメニュー

猪オシなんですかね

スイーツもあります

『安宅の関』こまつ勧進帳の里は結構カフェメニューも充実してるので「安宅の関」を散策して疲れたら休憩にも持っていこの場所ですね

「安宅の関」周辺のおすすめ観光スポット

「安宅の関」は歌舞伎『勧進帳』の舞台として有名な場所であるため、周辺には『勧進帳』、義経、弁慶にまつわる観光スポットがたくさんありますよ

  • 安宅住吉神社
  • 弁慶・富樫・義経銅像
  • 安宅関所跡(源義経公奥州落ち経由地)
  • 北前船展示館
  • 勧進帳ものがたり館
  • 長沖金剛
    などなど

「安宅の関」は今は観光地として整備されていて、関所跡や「勧進帳」に関連する展示が充実してます

義経や弁慶の物語の歴史に想いを馳せつつのんびり散策するのもおすすめです

アクセスも小松駅から車で約10分とアクセスもいいので羽生くんのポスターを見にきたついでに『勧進帳』の世界にも触れてみてはどうでしょうか

『安宅の関』こまつ勧進帳の里の基本情報とアクセス

名称「安宅の関」こまつ勧進帳の里
所在地石川県小松市安宅町タ140-4
営業時間[ATAKA CAFE]11:00~21:00(L.O.20:30)
※無料休憩スペース 9:00~21:00(カフェの営業終了まで)
定休日水曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場あり
アクセス小松駅より路線バス安宅線「安宅の関前」下車徒歩約10分
小松駅から車で約15分
小松空港から車で約10分
TEL0761-21-6734
URLhttps://www.komatsuguide.jp/spot/detail_2.html

小松・加賀のおすすめ観光スポット

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