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『石垣の博物館』とも言われる金沢城の石垣めぐり。
今回ご紹介するスポットは「東の丸東面の石垣」。
東の丸東面に積まれた石垣は、金沢城内でも最も古い石垣です。
金沢城の「東の丸東面」に積まれた石垣は、金沢城で本格的な石垣造りが始まった文禄元年(1592)に造られた城内最古の高石垣。
文禄元年(1592)ということは、まだ江戸時代に入る前、安土桃山時代、日本を統一した豊臣秀吉がさらに明の征服に乗り出した文禄・慶長の役が行われていた頃ですね。
天文元年(1736)に辰巳櫓下の石垣の改修が行われてはいますが、ここ、「東の丸東面の石垣」はほぼ創建当時の姿のまま残っているのです。
400年以上という長い年月の歴史を紡いできた石垣ですよ!
石垣の工法は、自然石を積み上げた「野面積み」。
そしてこの頃はまだ高い石垣を築く技術がなかったため、小段を設けています。
とはいえ石垣のトータルの高さは21m、となかなかの高さです。
「東の丸東面」の石垣は、金沢城内からは見えないため、城外、兼六園との間のお堀通りから見上げることになります。
ほぼ同じ頃に作られた「東の丸北面」の石垣は城内の鶴丸倉庫の後ろの方から見れますよ。
<東の丸東面の石垣>
- 創建:文禄元年(1592)
- 改修:元文元年(1736)辰巳櫓下
- 現状:創建時の石垣(一部除く)
かつての百間堀、今は綺麗に整備された歩道になってますが、から「東の丸東面の石垣」を見ていたら、石垣に付けられた階段を発見。
気になって近づいてみたら、階段ですねぇ。
明らかに後付けな感じですが、改修か整備とか調査のためにつけられたのか詳細はわかりませんが、階段がある。
しかも柵がない。
……そしたら、登るよね?
あぁ、うん、そうね、階段の先は柵があって中には入れませんでした。ですよね。
でも階段は登れたよ。
ちょうど丑寅櫓の下あたり。
階段からは石垣がよく見えます。
ちゃんと芝生や松などが手入れされてるので、やっぱり整備用につけられた階段なのかな。
こっから入ってみたいなぁ、無理かなぁ無理だろうなぁ。
特別拝観?ウォーキング?とかないかなぁ。
あぁでも石垣がよく見えますね。
この辺りの石垣はほぼ創建当時の文禄期の石垣かぁ、ロマンだなぁ。
木の奥のさらに上が丑寅櫓があるあたりですね。
所在地 | 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1 |
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開園時間 | [3月1日~10月15日]7:00~18:00 (退園時間) [10月16日~2月末日]8:00~17:00 (退園時間) |
鯉喉櫓台開放時間 | [3月1日~10月15日]7:30~17:50 (退園時間) [10月16日~2月末日]8:30~16:40 (退園時間) |
休園日 | 無休 |
入園料 | 無料 |
ライトアップ | 毎週金曜日・土曜日、祝日の前日など(その他、観桜期や紅葉期など) 日没から午後9時まで 無料 |
駐車場 | なし |
アクセス | バス「兼六園下」下車徒歩約3分 |
問合せ | 076-234-3800 |
URL | http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/ |
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