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程度の差はあると思いますが、人によってものすごく態度が変わる人いますよね。
裏表があるというか。
日本語だと「裏」と「表」があるという言い方で、二面性があるという意味になるけれど、英語だとなんと言うのでしょう?
「裏表のある」は “two-faced”
辞書をくると、「裏表のある」は
- two-faced
という表現があります。
形容詞で
- 表裏のある
- 二つの顔を持つ、二心のある
- 偽善的な
- 不誠実な
- 2枚舌の
という意味があります。
日本語で「歌手と俳優の2つの顔」という言い方をする場合は、特に悪い意味合いは含まないですが、英語で「two-faced」は基本、否定的な意味合いを含んでます。
ちなみに、「the two-faced god Janus:2つの顔を持つ神ヤヌス」見たく、『物理的に』2つの顔を持つ、という意味でも使われることはありますよ。
“double-dealer” も「裏表がある・不誠実な人」
- double-dealer
という言い方もあります。
名詞で、
- 言行に表裏のある人
- 二心のある[を抱く]人
- 陰日なたのある人
- 不誠実な人
- 詐欺師
という意味なので、「double-dealer」を使った言い方もできますね。
英語で「裏表のある人」
- She is two-faced.
(彼女は裏表がある。) - How can you trust her? Mary’s two-faced, if you ask me.
(メアリーのことなんて信じられる?僕に言わせれば彼女は二枚舌だよ。) - I don’t trust her. I suspect she’s a bit two-faced.
(彼女は信用しないの、少し裏表があるように感じるから。) - Don’t trust George! He is a double‐dealer.
(ジョージを信用するな。彼は裏表のある奴だ。)
他の「裏表」の表現
「snake in the grass」という言い方もあります。
直訳すれば「草むらの中の蛇」ですが、
- 隠れている敵
- 潜在的危険
- 油断のならない人
- 信用できない人
- 表裏がある人物
という意味でも使われます。
- He is a snake in the grass.
(彼は表裏がある人です。)
「偽善者」という風に言うなら「hypocrite」とか、はっきり「偽物」だよという感じで「fake」を使う言い方もあります。ちょっとキツイけど。
ついでに「衣類」の表裏なら、
- inside and outside
- the right side and the wrong side
コインの「表か裏」は「front and back」と言いたくなるけど、
- Head or Tale
と言います。
ちなみに日本の硬貨はどちらが表でどちらが裏か、迷うのですが、実は「法律上特に定められてはいない」んです!
造幣局では作業所便宜上「年号」のある方を「裏」としてるそうですが。
つまり数字が入ってる方が「裏」なんだけど、5円玉だけ、「五円」と書かれてる方が「表」になるんだね。
ややこしいね。
まぁコイントスでもしない限り関係ないから別にいいんですけどね。