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11月22日から始まるNHK杯へ向けて着々と準備を進めているところですが、なんと一緒に行く友人が飛行機のチケットをまだ予約してなかったことが発覚!
急いで確認するも、席は、ある。
しかし!
2週間後のチケットというのはびっくりするくらい高いね!
まぁ仕方ないか、と思いつつも、視界に入ってきた「株主優待割引」。
ANAの株主ではないけれど、チケット購入画面にいるということは、買えるのか?
気になって調べてみたら、なんと!
買うタイミングによってはかなりお得に買えるモノでした!
飛行機を利用する際のチケット。
ANAの主な運賃は、
- プレミアムクラス
- ANA FLEX(ANAフレックス)
- ANA VALUE(ANAバリュー)
- ANA SUPER VALUE(ANAスーパーバリュー)
- ビジネスきっぷ
- 株主優待割引
があります。
あと「ANAマイレージクラブ会員限定」の「ANA SUPER VALUE EARLY(ANAスーパーバリューアーリー)」というのもあります。
これは、
- 搭乗355日前から運航ダイヤ確定前まで
の期間に買える超お得な切符。
運行ダイヤは、毎年1月下旬頃および8月下旬頃に確定するので、その数日前に販売終了してしまいます。
ただ、運行ダイヤが未確定の状態で予約することになるから、時間の変更や運休が発生しちゃったら予約便を変更するかキャンセするかという、若干のバクチ感はあります。
まあ多くの人は、運行ダイヤが確定した後の、割引率の高い「ANA SUPER VALUE(ANAスーパーバリュー)」を利用することが多いかと思います。
搭乗日の21日前までなら結構お得です。
プレミアムははなから無視です。
今回は11月21日に小松空港から札幌の新千歳空港へと向かう予定。
急いで切符を買わねば!となったのが11月7日。
14日前なので残念ながらANAスーパーバリューはもうない。
見受けられる割引切符は「バリュー」のみ。
対して割引率がない……
しくった、と思いつつも気になった「株主優待割引」という項目……
バリュー切符だと34,270円。
それならプレミアムの36,170円でもいいんじゃね?と思う値段。
ところが株主優待割引だと、18,670円!
どーゆーこと?
ANAの株を持ってる人が買える切符?
それとも誰でも買えるの?
気になったので調べてみました「株主優待割引運賃」!
実はこちら、満12歳以上なら誰でも購入可能!だったんです!!
そーなんだぁ、知らんかったー。
え、じゃぁ明らかに株主優待割引の方が安いしこっちのがいいじゃん。
ってなりますよね。
ただね、株主優待と書いてあるところが重要なのです。
つまり「株主優待券」が必要なのですー。
もちろんANAの株主なら株の保有数に応じて優待券がもらえます。
でも株主じゃなくても株主優待券を使えるんです!
旅行代理店などで株主優待けんがセットになったものを利用するという形です。
旅行会社などが優待券を仕入れてるのでそれを使うということです。
株主優待券は株主以外の人の利用が認められてるというところがミソですね。
ちなみに株主優待券は、「金券ねっと 」などの金券ショップやヤフオク、メルカリなんかでも売られてたりします。
いやーメルカリすごいね。
まずは通常通りANAにログインして登場予定の飛行機を検索。
- 表示された中から「株主優待割引」を選んで予約。
(この辺は通常のスーパーバリュー切符と変わりません。) - 支払い期日までに切符を購入
- ANAの株主優待券を用意する
- 株主優待番号と登録用パスワードを登録する
- あとは搭乗するだけ
という流れです。
株主優待割引券を用意して、登録するという手順が増えるだけですね。
株主優待割引券はこんな感じです。
そして株主優待券が使えるのは
- 1人1区間
ここ注意です。
往復で利用する場合は株主優待券が2枚必要ということになりますよ。
ANAの株主優待割引で買ったチケットは、株主優待券に記載されている「番号」と「パスワード」を登録しないといけません。
ただ、この登録は搭乗前までに済ませればOKなのです。
つまり株主優待割引で購入する時点では株主優待券がなくても大丈夫ということなのです。
まずは座席を確保してから、あとで株主優待番号とパスワードを登録するのでも間に合うのです。
ありがたいですね。
株主優待券のスクラッチ部分を削って、番号とパスワードを登録します。
ちなみにスクラッチ部分を削ってしまってパスワードが見える状態になってしまうと売却はできなくなります。
なので間違い無くこの便に乗ります!
という時点で削る方がいいですよ。
スマホからだとこんな感じの登録画面です。
株主優待割引のメリットはやはり
- 普通運賃の半額で乗れる
- 当日でも購入可能
- 株主優待番号の有効期間内なら変更可能
- 出発前なら取消手数料はかからない
という点でしょうか。
直前でも買えて、キャンセル料がかからないというのはありがたいですね。
デメリットとしては、
- 時期に応じて座席数が変動する
- 株主優待券には有効期限がある
- 国際線では使えない
というあたりかな。
株主優待割引に割り当てられてる座席数は少ないようなので、人気の便だと、直前の予約ではすでに席がない可能性もあります。
でも座席があるならかなりお得だと思います。
直前の予約の場合は。
ちなみに、今回のケース(小松ー札幌間)だと「株主優待割引」がかなりお得ではありました。
バリュー切符だと34,270円のところ
株主優待割引だと18,670円。
株主優待券が、変動はありますが大体相場は3,000〜6,000円あたり。
とりあえず中間の4,500円で計算してみると、
株主優待割引はトータルで23,170円!
なんと差額11,100円!
往復で2万以上の差が出ます!
これは株主優待券を買っても断然お得です。
ちなみにトラベルコちゃんでみてみると優待券セットで23,770円でした。
では仮に21日前だと運賃はどうなるか?
21日前になるとANAスーパーバリュー21が使えます。
12月2日だと29,070円。
株主優待割引は19,470円。
差額は9,600円。
株主優待割引券を相場高値の6,000円で買ったとしても、まだ株主優待割引の方がお得ですね。
続いて28日前。
ANAスーパーバリュー28になると27,570円。
株主優待割引は19,470円。
差額は8,100円。
まだ株主優待の方がお得ですね。
続いて45日前。
ANAスーパーバリュー45になると20,470円。
株主優待割引は19,470円。
差額はわずか1,000円。
さらに約2ヶ月後の55日前だと
22,270円。
あれ、高い?
と思ったら1月5日の日曜日ですね。
ハイシーズンなのでここはやはり割高ですね。
翌日の1月6日の月曜になると、
なんと12,870円!
株主優待割引の18,670円より5,800円も安くなってます!
この時点になると株主優待の方が割高になってしまうんですねー。
75日前のANAスーパーバリュー75もありますが、この辺は数百円程度しか変わりませんでした。
旅行の予定が2ヶ月近く前にすでに確定しているならスーパーバリューがお得だけれど、直前になって出発が決まった場合は株主優待割引がかなりお得ですね。
一応、ここまで株主優待券を自分で購入するという前提で来ましたが、そもそも株主優待券を買いに行くのもめんどくさい!
という方は旅行会社でセットになっているものを購入するという手もあります。
旅行代理店の手数料分ちょい高くはなるかもしれませんが、自分で用意する必要がないので楽です。
株主優待券がセットで買えるところは、
- さくらトラベル
- スカイ・シーの格安航空券モール
- 大黒屋トラベル
- エアトリ
など。
ざっと調べたところ「さくらトラベル 」が一番お得でした。
今回初めてANAの株主優待割引について調べてみたら、実は誰でも購入可能だったことがわかりました。
かなり早くに予定を立てているなら早め早めの予約が肝心ですが、直前になって飛行機を使わねばならない時は、頭の片隅に「株主優待割引」のことを置いとくとお得に購入できますよ。
ちなみに、なぜJALじゃなくANAなのかというと、まぁそもそも小松ー札幌間はANAしか就航してない。(笑)
というのもありますが「ANAアメックスカード」を使ってるので、なるべくならばANAで!
ANAがあるならANA!
あとANAは羽生選手のスポンサーでもありますし。
感謝も込めてなるべくANA!を利用してます。(笑)