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よく目にしたり耳にする「ASAP」。
意味はなぁ「なる早で」って感じなんですが、使う場面や相手をちゃんと考えないとかなり失礼な表現になってしまいます。
- ASAP= as sonn as possible「なる早で」
- ASAPは目上の人には使わない
- 締め切りや期限があるものにはASAPは使わない
- 「ASAP」を使った例文
- 「ASAP」を使わずに「できるだけ早く」
- まとめ:ASAP は便利だけど目上の人には使わない
ASAP= as sonn as possible「なる早で」
「ASAP」は「as sonn as possible」の頭文字をとった省略表現。
読み方は「エイ・エス・エイ・ピー」とか、「アサップ」、「エイサップ」などで特に決まりはないのかな。
伝わればいい的な?
「ASAP」と大文字で書いたり「A.S.A.P.」と間にドットを入れたり、「asap」と小文字で書くこともあります。
意味は「できる限り早く・可及的速やかに」ですね。
ASAPは目上の人には使わない
「ASAP」はとにかく時間がなくて急いでるというニュアンスを含むのでこう言われたら、すぐに対応したほうがいいです。
「ほんと早くしてね」って感じなので、ちょっと命令的な上から目線な印象を与えかねないので、これは目上の人とか取引先には使わない。
まぁ短縮形にしてる時点でカジュアルな表現ですからね。
もし、本当に急いでて使う時は、「Could you please…」や、「Thank you」をつけてちょっとまろやかにしましょう。
ただ使う対象が自分の時は「ASAP」を使うこともあります。
- I’ll bring the paper asap.
(直ぐに資料を持ってきます。)
締め切りや期限があるものにはASAPは使わない
「ASAP」は「できる限り早く」なので、まぁ人によって感覚は様々ですよね。
なので、「何日の何時まで」とか明確な期限があるものには使わず、ちゃんと締め切りを伝えましょう。
じゃないと「え、期限あるとか聞いてないし〜」ってなっちゃいます。
期限を伝えるなら「asap」ではなくて「by」を使って「〜までに」と伝えます。
- Can you get this work done by Friday?
(金曜日までにこの仕事を終えてくれますか?)
「ASAP」を使った例文
- ASAP.(できるだけ急いでね。)
- Call me asap.
(急いで電話して。) - Please call me back ASAP.
(至急、折り返しご連絡下さい。) - Please finish it ASAP.
(至急終わらせてください。) - Sorry to trouble you, but I need your help ASAP.
(迷惑をお掛けしてすみませんが、至急手伝ってほしいことがあります。)
最後の例文は「Sorry to trouble you,〜」が付いてるのでちょっと丁寧な感じになってますね。
「ASAP」を使わずに「できるだけ早く」
「at one’s earliest convenience」が「ASAP」のフォーマルな表現です。
「as soon as possible」と省略せずに書くだけでも尖った感じは減ります。
- Could you please reply to me at your earliest convenience?
(できるだけ早く返信いただけないでしょうか?) - Could you please reply to me by the 10th April?
(4月10日までに返信いただけますか?) - I would appreciate if you could deal with this as soon as possible.
(なるべく早く対応していただけると助かります。)
まとめ:ASAP は便利だけど目上の人には使わない
「ASAP」は「as soon as possible」の省略形で「できるだけ早く」という意味で訳されますが、どちらかというとカジュアルな感じなので日本語の「なる早で」という感じが近いかな?
カジュアルなやりとりには使いやすいですが、あんまり丁寧なとことかビジネスシーンでは使わない方がいいですね。
急かすような、早くしろよ的なイライラした感じに伝わることもあるので。
まぁでも日本語でも英語でも省略言葉って便利なんですけどね。
「ASAP」といえば宇多田ヒカルの曲に「A.S.A.P」ってあったなぁ。
そういえばこの曲で「ASAP」って言い方があるんだ〜と思ったんだっけ。