【週末英語#123】英語の「bank on 〜」は銀行じゃないよ「当てにする」って意味で使われるよ

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週末英語(weekend english)Don’t bank on it.「当てにするな」

英語で「bank on 〜」と言われたら、ん?銀行?って思いますよね。

でも動詞として「bank on 〜」と使われていたら、その時は銀行ではなく「〜をあてにする、頼る」という意味なんです。

英語の「bank」には実はいろんな意味がある

bank」と聞くと真っ先に思い浮かぶのは「銀行」。

なんですが実は名詞でも動詞でも使えて、意味がいろいろある単語なんです。

bank の意味

<名詞>

  • 銀行
  • (食料や血液などの)貯蔵所、バンク
    (data bankやblood bankなど複合語として使われることが多い)
  • 土手
  • 堆積、塊
  • (レース場などの)バンク
  • 列、並び

<他動詞>

  • (銀行に金を)預ける
  • ~に土手を作る
  • ~を積み上げる
  • 盛り土などで囲む
  • 傾斜角[バンク]を付ける
  • バンクショットする
  • ~を並べる

<自動詞>

  • 口座を持つ
  • (銀行と)取引する
  • 銀行を経営する
  • 盛り上がる、山になる
  • 傾く

結構ありますね。

まぁ銀行や預けるというところから文脈である程度は判断できそうなのもありますが。

英語の「bank on 〜」は「〜をあてにする、頼る」

bank on(upon)〜」と熟語になると、

  • ~を当てにする
  • 〜を頼りにする
  • ~に頼る
  • ~を見込む

という意味になります。

「bank on」がなぜ「当てにする、頼りにする」という意味になるのかの語源は調べてみてもよくわかりませんでした

英英辞典の説明は、

to depend on something happening or someone doing something
(何かが起こるか、誰かが何かをすることに依存する)

ちなみに「bank on 〜」は何かが必ず起こると保証されている、もしくはかなりの確実で起こることを伝えたい時に使われる表現だそう。

「bank on」と言うときは、相手は自分の予想していることに絶対的な自信を持っているときが多いかな。

なのでもし自分の予想に100%の自信がない時はあまりこの表現は使わないようです。

少しでも自分の予想に不確定要素がある時は、

  • very reliable(非常にあてになる)
  • usually reliable(通常あてになる)

という表現を使ったりします。

あと「bank on」は口語表現でどちらかというとカジュアルな表現なので、フォーマルな会話や文章ではあまり使われないみたいです

英語「bank on 〜(あてにする)」と似た意味のフレーズ

何かに期待するは「rely on」がありますね。

他にも似たような意味を持つ英語のフレーズは

  • rely on 〜:~を頼りにする、~を信頼する
  • depend on 〜:~に頼る、~を当てにする
  • count on 〜:~を頼りにする、~を当てにする
  • trust in 〜:~を信頼する
  • look to 〜:~を当てにする、~に頼る

などがあります。

英語「bank on 〜(当てにする)」を使った例文

  • Don’t bank on it.
    (当てにしない方がいいよ)
  • You can bank on it.
    (当てにしてもいいよ。)
  • If I were you, I wouldn’t bank on it.
    (私だったら当てにしません。)
  • I can no longer bank on the weather reports.
    (天気予報はもう当てになりません。)

ちなみに、

  • I plan on going to the bank.
    (私は銀行へ行くつもりです。)
  • I’ll stop at the bank on the way.
    (行きしなに銀行に寄ります。)

これは「bank」も「on」も文脈にあるけど、「銀行」の意味で使われてますね。

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