スポンサーリンク
途中いろいろバタバタしても、最終的にうまく行ったのでよしとしようという感じでよく使われる「終わり良ければすべて良し」。
英語では
- All’s well that ends well.
と言います。
- All’s well that ends well.
はかの有名なシェイクスピアの戯曲のタイトルに使われた言葉です。
『All’s Well That Ends Well(終わり良ければすべて良し)』は1603年から1604年頃に書かれたそうです。
正直、この言葉がシェイクスピアの作品名だったとは知らなかった……
やっぱ『ロミオとジュリエット』とか『ハムレット』、『リア王』とかの方がすぐ思い出せますねぇ。
まぁそんなにシェイクスピア読んでないけどさ。
とはいえ日本でも「終わり良ければすべて良し」という言葉はよく使われてることを思うと、やっぱシェイクスピアすげぇ。
「All’s well that ends well.」の「All’s」は「All is」の省略形ですね。
略さず書くと「All is well that ends well.」。
「that ends well」が関係詞節になっていて、先行詞は「All」。
なので本来なら「All that ends well is well.」という語順になるのかな。
この語順が変わって「All」の後にくるはずの「that ends well」が後ろにいって「All is well that ends well.」となっちゃったんですね。
まぁシェイクスピアの時代の言葉だし、あとシェイクスピア自体が言葉の言い回しが難しいのでこれはもうこういうもんだ!と思ってこのまんま覚えてしまおう。
ことわざみたいなもんですね。
すでにことわざのようにも使われてるし。
All is well
that
ends well.
の方が韻も踏まれてて響きがきれいですしね。
- All’s well that ends well.
意味は「終わり良ければすべて良し」ですね。
「終わり良ければすべて良し」は、
結果さえ良ければ、物事のきっかけや途中経過は問題にはならない
という意味ですね。
最後さえうまくまとまれば、終わりの印象が良ければ、途中がグダグダだろうが酷かろうが大丈夫ってことです。