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世界中の名画がお家にいながら楽しめる「Google Art & Culture」。
Google マップのストリートビュー機能で、美術館の中を動き回れるし、世界的名画もありえないくらいに拡大して見れたり……
などなどいろんな楽しいおもしろ機能いっぱいの「Google Art & Culture」を開いたら、いつの間にやらとんでもない時間が過ぎ去ってしまってて、なかなかにキケンな代物だった。
「Google Art & Culture」は、世界中の美術館や博物館、ギャラリーが参加していて、誰でも無料で!家にいながら世界中のアートを堪能できるオンラインサービス。
ちらっと見ただけでも、「MoMA」とか「オルセー美術館」とか「大英博物館」とかそうそうたるメンツが揃ってる。
(でもルーブルがまだない……)
地図をクリックするとマップ上からも探すことができる。
日本の美術館・博物館も結構参加してる。
「Google Art & Culture」を開くとトップページにはお店のように「本日のおすすめ」が表示される。
しかもアート作品のジグソーパズルとか豆知識的なトピックとか、スマホを使って遊べるのとか色々ある。
すげ楽しい。
トップページに表示されるのを次々見てくだけでも十分楽しいのだけど、もちろんこれについて知りたい!見たい!みたいなこともできる。
画面右上の虫眼鏡アイコンから「キーワード検索」するもよし、
左上の「ハンバーガーメニュー(三みたいなアイコン)」をクリックすると、
などいろんなテーマで探すことも可能だ。
を開くと時系列順に表示することもできちゃいます。
「歴史上の出来事」で1700〜1800年代を見ると、西部開拓時代やアメリカの独立、フランス革命に江戸時代、赤穂事件(忠臣蔵だね)という出来事があったというのを絵画などのアートで見ていくことができる。
「歴史上の人物」だとその時代の人物の写真とか絵画作品が見れるという。
世界中のが一緒くたにギュッと表示されるから、日本でこの出来事があった時はフランスだとこれが起きてたのか!とか意外な発見があったりする。
「Google Art & Culture」の「トピック」を開くとハイライトという箇所に「Art Camera」なるものがあります。
おそらくは超高精細カメラ?で撮影された絵画作品が乗っていて、ありえないくらいに拡大して見ることができます。
いろんな作品が並んでます。
俵屋宗達もいてますね。
せっかくなのでフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』を見てみましょうか。
あぁオランダ行きたい……
あ、『真珠の耳飾りの少女』はオランダのマウリッツハイス美術館にあります。
スクロールしていくと、作品の解説も表示されるので、そういう解釈もあるのか!と興味深く作品を見ていくことが出来ますよ。
これが耳飾りの真珠部分。
実際に美術館へ見にってもここまで近づいて見ることはできないでしょうね。
そもそも有名作品だと人も多くてなかなか近づけないしねぇ。
こういうところはオンライン美術館の利点ですね。
ちなみにこの真珠、本物にしては大きすぎるらしいので模造真珠かもしれないらしいです。そんなプチ情報まで教えてくれるよ。
ちなみに『真珠の耳飾りの少女』は 44.5 × 39 cm ほどの大きさなので、そんなに大きくもないんですよね。
ふたたび「トピック」へ戻り、今度は「ストリートビュー」へ!
Googleといえばストリートビューは外せないでしょう!
Googleマップでもおなじみのストリートビューは「Google Art & Culture」でもいかんなくその機能を発揮してます!
ハイライトの矢印を右に押してくと「ストリートビュー」が現れますよ。
Googleマップのストリートビュー機能を使ったことがある人はわかると思いますが、これがなかなか楽しい!
実際のその場で移動して見てるような楽しさがあります。
その機能が美術館にも取り入れられてるので、お家にいながらにして世界の美術館の中を歩きまわれるという!
とはいえ今の所、ストリートビューでバーチャルツアーができる美術館は10個のようです。
- アムステルダム国立美術館(オランダ)
- バウダジラッドムンバイ市立博物館(インド)
- フリーダカーロ美術館(メキシコ)
- 大英博物館(イギリス)
- ウフィツィ美術館(イタリア)
- MASP(ブラジル)
- J.ゲッティ美術館(アメリカ)
- 東京富士美術館(日本)
- ペルガモン博物館(ドイツ)
- オルセー美術館(フランス)
ちょっと「ウフィツィ美術館」にいってきますか。
「ストリートビュー」のページにある「今すぐここで探索できる10の美術館」へ行くと、各美術館の説明があります。
これはウフィツィ美術館ですね。
たまに英語表記になるけど、「Google翻訳」ボタン押したら日本語になります。
日本語になりました。
まぁ両方見比べることで英語の勉強にもなりますね。
バーチャルツアーを楽しむには、人マークがついたそれぞれの美術館をクリックします。
すると各エリアごとに分かれているのですぐに見たい場所に行けます。
もちろんひたすら美術館の中を歩き回ることもできました。
これはかの有名なボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』ですね。
別の部屋にはこれまた美術の教科書に載ってるであろうラファエロの『ひわの聖母』。
画面左下の作品タイトル等が書かれたのをクリックすると、
作品の解説が表示されます。
いや〜楽しい。
ハンバーガーメニューから「テーマ」を選ぶと、いろんな題材で切り取った面白そうな項目がいっぱいあります。
たとえばこの「奥深き日本の食文化を召し上がれ」とか。
農林水産省と提携してるらしく、日本食の歴史について様々な角度から知ることができるんです。
お寿司の歴史や進化、お弁当とはなんぞや?などなかなか興味をそそられるトピックがいっぱいなのです。
中でも浮世絵から学ぶ食文化とか。
おもしろすぎる。
逆の視点で、「食」から浮世絵の楽しみ方を知るとかね。
「Culture(文化)」なので、もちろん名所旧跡もあるんです。
姫路城はストリートビューで歩き倒すこともできます!
まだまだ色々楽しいこと面白いことが「Google Art & Culture」にはあるんですが、これねぇ、ちょっと息抜きのつもりで開いたら……
いつの間にやらとんでもない時間が過ぎ去っていて、かなりキケンな代物でありました!
自分の中では1時間くらいのつもりだったんですけどねぇ……
これは本当に、しっかり時間のあるときに心置き無く楽しむのがベストですね!
うっかり仕事の合間の息抜きに開くものではなかった……