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「国立工芸館」のお隣にあるフォトジェニックな赤レンガ倉庫群。
ここは「いしかわ赤レンガミュージアム」という施設。
館内には、「石川県立歴史博物館」や「加賀本多博物館」があるのですが、まんなかの赤レンガ倉庫は「交流体験館」といって無料で利用できる施設なんです。
赤レンガ倉庫が3棟立ち並ぶ「いしかわ赤レンガミュージアム」。
明治・大正期に旧陸軍の施設として建てられた赤煉瓦建築で、国の重要文化財でもあります。
戦後は金沢美術工芸大学としても使用されていましたが、昭和61年(1986年)に「石川県立歴史博物館」として開館し、平成27年(2015年)に3棟まとめて「いしかわ赤レンガミュージアム 」としてリニューアルオープンしました。
道路側の第1棟と第2棟が「石川県立歴史博物館」で、第3棟が「加賀本多博物館」です。
真ん中にある第2棟は「石川県立歴史博物館」の『交流体験館』という施設になってます。
実はこの第2棟の交流体験館は無料で利用できる施設なんです。
交流体験館に入ると、中にはミュージアムショップや兼六園周辺のジオラマなどが展示されてて、無料で楽しめます。
交流体験館にある兼六園や金沢城周辺のジオラマ。
高低差もあり立体的。
俯瞰で金沢の全体図を眺められるので割と楽しい。
周りには文化・観光・歴史の解説があり、そこにあるボタンを押すとマップ上にランプがついて場所がわかるようになってます。
柱の一部の周りがガラス張りになってて、建物の基礎がどんなふうになってるのかが見えるようになってます。
他にも
- 建物100年ギャラリー
- なりきりショット
- いしかわ 大パノラマ
- いしかわ 歴史・観光マップ
- ミュージアムシアター
などがあります。
「いしかわ 歴史・観光マップ」は、クイズ形式になっていて、学芸員さんが頭をひねって考えた問題が出題されます。
「なりきりシアター」は、デジタル版の「顔ハメ」みたいな感じでしょうか。モニターに移された画像に自分の顔が映し出されるというもの。
そして2階には
- 歴史体験ひろば
- 情報コーナー
- ワークショップルーム
があります。
「歴史体験ひろば」ではですね、昔の衣装を着ることができるんです。
聖徳太子的なのとか平安貴族とか甲冑とか、武士とか江戸のお姫様とか、まぁいろいろある中から選んで着れます。
期間限定で十二単が着れる時もあります。
ただ今は感染対策のため一部制限してるみたいですね。
囲炉裏とか昔の道具などもあったりと、遊びながら学べる感じのやつですね。
かなり前になるけど、木ぐるぐる回して火つけるやつの体験とかもあったんですけど、それは今はないっぽいですね。
これらがなんと無料なんですよ!
しかも何故かあまり知られてないので人が少ない穴場スポットなんですよ。
交流体験館のある第2棟と歴史博物館の展示室のある第1棟の通路の途中にある「ほっとサロン」。
ガラス張りの休憩スペースなんです。
空調も聞いてるのでちょっと一休みするのに最適な場所なんですよ。
「ほっとサロン」の前にはコーヒー等の自販機と、その横にあるのはなんと菓子パン!の自販機!
実はですね「いしかわ赤レンガミュージアム」や「国立工芸館」のあるあたり一体にはですね、カフェが……
石川県立美術館の中にある「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」しかないんです!
「国立工芸館」にも、「いしかわ赤レンガミュージアム 」の館内にも、カフェ的な飲食スペースはないんですよ!
となるとここらでちょっとカフェで一息……って思うと「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」しかないんです。
でもそもそもここ自体が人気なのでまぁ常にいっぱいです。
そうなると兼六園の中のお茶屋さんか、坂を降りて香林坊・広坂あたりまで出るしかないのです。
もうちょいこの辺りにカフェ的なとこ欲しいですけどね。
難しいんですかね。
そんな中、自販機とはいえ、コーヒー飲んでほっと一息つける場所が「いしかわ赤レンガミュージアム 」内にあるんですよ。
まさに「ほっとサロン」です。
ガラス張りなので赤レンガ倉庫もよく見えます。
いい感じに目と喉を潤してくれますよ。
外から見るとこんな感じです。
ガラス張りなのに、何故か周りの赤レンガ倉庫の建物とそんな違和感もないですね。
周りは散歩道になってるので、ちょっと散策するのもありです。
夕方とか犬の散歩してる方々をよく見かけます。
気持ちよさそうですよね。
すぐそこに広い芝生もあるし。
天気良くてあったかい日は芝生でぼんやりするのもいいですけどね。
冬はやっぱ暖かい室内がいいです。
「国立工芸館」見てちょっと一息したいときはお隣の「いしかわ赤レンガミュージアム 」もおすすめですよ。
名称 | いしかわ赤レンガミュージアム |
---|---|
所在地 | 〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-1 |
開館時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 年末年始、展示替え期間 |
入館料 | [常設展のみ]一般300円、大学生・65歳以上240円、高校生以下無料 ※加賀本多博物館との共通券:一般500円、大学生400円、高校生以下無料 ※特別展や企画展は別途料金。常設展と特別展のセット料金あり。 ※交流体験館は無料で利用できます。 |
駐車場 | 周辺に文化施設共有駐車場あり(約250台、無料) |
アクセス | 北陸鉄道路線バス「出羽町」バス停から徒歩約5分 金沢ふらっとバス菊川ルート「国立工芸館・県立美術館」バス停から徒歩すぐ |
TEL | 076-262-3236 |
URL | https://www.ishikawa-rekihaku.jp |
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