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石川県能美市佐野町にある「九谷焼と中国茶の喫茶 chakan」さん
なんと中国政府公認資格の高級茶芸師及び評茶師の資格を持つオーナーが入れてくれる中国茶と絶品中国料理が楽しめるのです
「九谷焼と中国茶の喫茶 chakan」さんは、石川県能美市佐野町の住宅街の中にあります
石川県民でも住所を言われてもピンとくる人は少ないかもしれませんが、九谷陶芸村や能美ふるさとミュージアム(能美市立博物館)の近くです
【石川】九谷陶芸村にある九谷焼の美術館「KAM能美市九谷焼美術館|五彩館」 【石川】「KAM能美市九谷焼美術館|浅蔵五十吉記念館」はとてもフォトジェニックな建物で、その隣には思わず目を奪われる陶壁ビッグモニュメントがあった! 古墳クッションが大量に並ぶ『にっぽんの古墳クッション展in能美』!やっぱり古墳クッションは最高にかわいかった大通り沿いではなく住宅街の中に入った路地にあるので初めて行く時はGoogleマップ必須かなと
訪れた時が雨で寒くてすぐ中に入ってしまって外観をうっかり撮り忘れていたのですが、知らないと通り過ぎてしまいそうな、どっかの会社かな?と思ってしまいそうなビルの1階にあります
自分がこちらの「chakan」さんを知ったのも知り合いの家が近くにあって、たまたまこのお店の前の通りを通ったら「中国茶」の上りがあったんですよ
「ん?中国茶って書いてあったけどこんなとこにお店なんてあったか?」
「いや、そんなお店みたいな建物なかったぞ」
「でも中国茶って書いてあったよな……」
という疑問からGoogleマップを開き該当の場所を探してみたら、なーんとお店があるじゃないですか!というレアな発見でした
「九谷焼と中国茶の喫茶 chakan」さんの外観がザ・ビル!って感じなのでほんとにここであってるのかな?と思いつつ中に入ると雰囲気抜群の素敵な店内でした
入り口には胡弓も飾られてました
宮廷っぽい雰囲気
「キングダム 」とか、「薬屋のひとりごと 」とかみたいなそんなに詳しくないけど北京とか北の方な雰囲気かなぁ
北京はまだ行ったことないから知らんけど
なんとなくそんなイメージ
なんというかもう見せ方がオシャレですね!
中国家具といえばこの丸い飾り棚なイメージありますね
そこに日本の帯を合わせるところがまたお洒落ですねぇ
九谷焼の茶碗も飾られてるので、中国のものと日本のものが素敵に組みあわせて飾られるのが素敵です
中国茶の販売もされてました
「九谷焼と中国茶の喫茶 chakan」さんは2023年3月1日にオープンしたそうです
当初は月曜から木曜も平日のみの営業だったみたいなんですが(なるほどだから気づかなかったのか)
12月からは土日も営業されてます!
土曜日は月2回だけらしいので chakan さんのインスタで営業日をチェックしてください
「九谷焼と中国茶の喫茶 chakan」さんのメニューです
青茶に白茶に紅茶
そして黒茶に薬膳茶!あんど点心!
ランチメニューは11時から15時半までと結構長めですね
中国粥がめちゃくちゃ気になる
そういえばお店入ってすぐのテーブルにも「おいしい中国茶と中華粥」ってあったな……
美味しそう、気になる……
中華粥めっちゃ気になったけどお昼ご飯食べた後に訪れたので、薬膳茶(養生茶)と点心をいただくことに
お茶はポットにたっぷり入って出されるのでグループでシェアして飲んでもOK
3人で訪れたのだけど、まぁ3人揃って薬膳茶が気になりまして
寒いし、健康にも気をつかいたいということで薬膳茶!を注文
ポットになみなみ入ってるのだけど、なんとさらに追いお湯もしてくれます!
しかもお湯のおかわり自由!
たぷたぷ飲みたい自分としては嬉しすぎるサービスです♪
時間が経つにつれお茶の中の花がゆっくり開いてきた
ちょっとづつ味が変わるのも楽しいですよね
そしてお茶請けに出されたこのお菓子がめちゃくちゃ美味しくて!
お餅を薄くスライスしたような感じなんですけど、なんていうお菓子なんですかね?
これ買って帰りたいくらい美味しくてお茶請けに最高でした
スイーツ的なものが食べたいなと思って点心メニューから「ゆで胡麻団子」を注文
自分が知ってる中国の胡麻団子は周りにびっしりと胡麻がついた揚げ団子だったのですが、chakan さんのは「茹で」胡麻団子
もっちりした白玉の団子の中にとろっと甘い胡麻あんが入ってて、とぅるんと食べれちゃう
程よい甘さとしっとりもっちりの皮がいい感じで、これは止まらなくなりそうなやつです
こちらは友人が頼んだ「馬拉糕(マーラーガオ)」
蒸しケーキというか、中華風蒸しカステラみたいなこれまたふんわり甘いスイーツ
どれも旨い
「九谷焼と中国茶の喫茶 chakan」さんの料理人さんは、ANAクラウンプラザホテルの前総料理長を勤めた川上さんに指導を受けてるそうです
メニューを見てると、プーアル茶の生茶があるではないですか!
実はプーアル茶には熟茶と生茶の2種類があって、日本で一般的に飲まれてるプーアル茶は大体が熟茶です
熟茶と生茶は発酵の仕方が違うのですが、まぁ紅茶と緑茶くらいに違います
そして生茶の方が熟茶よりも価値が高いとされます
1600円とお高めだけど3人で割ればそんなお高くもないし、せっかくなので飲んでみよう!
こちらのプーアル茶は店主自ら淹れてくれます
1煎目、2煎目、3煎めと淹れるたびに変わるお茶の味・香り・色の違いを楽しんでいきます
写真だと1煎目も2戦目もあまり違いがわからないですね
右側の白い茶器のがプーアル生茶です
ちょっと2煎目の方が色味が濃いかな
実際、味と香りはまるで違いました
3煎目、4煎目……と少しずつ味と香りの変化を楽しみつつ、なんと最終的には11煎目までいきました!
店主の方も11煎目まで淹れられたのは初めてだとおっしゃってました
その日の天候だったり、淹れる人の精神状態によってもお茶の入り方が変わるくらい繊細なお茶だそうで、お昼時などの忙しい時間帯だとお断りしてしまうこともあるのだそう
日曜日の15時過ぎで他のお客さんも帰られたところだったためか、ゆっくりたっぷり淹れてくれてのんびりお茶を楽しむというなんとも贅沢な時間を過ごせました
お茶を飲むとねーついつい食べ物も欲しくなっちゃうのが人情ですよね〜
ちょうど厨房の方で肉まんの肉の餡を仕込んでいるという話を聞いたら肉まん食べたくなっちゃったんですよ
なんとブロック肉からミンチにして肉餡を作ってるんだそうですよ!
しかもchakann さんのは柚子胡椒肉まん!
柚子の風味と酸味が効いてて結構な大きさの肉まんだったんですけどね、一瞬で、なくなっちゃった……
今度はランチを食べに行かないとだなー
名称 | 九谷焼と中国茶の喫茶 chakan |
所在地 | 石川県能美市佐野町イ154-2 |
営業時間 | [平日]11:00〜16:00 [土日]10:00~18:00(※土曜日:月2回) |
定休日 | 金曜日 |
駐車場 | あり |
アクセス | 能美根上駅から先端大学行きバス「加賀さの」下車徒歩約4分 |
TEL | 0761275705 |
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