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あけましておめでとうございます
年が明け数日が経ってしまいましたが、ようやく色々落ち着きました
2024年は忘れられない衝撃的な年明けとなってしまいましたね
2024年、令和6年1月1日は地元石川県ではなく、横浜で迎えました
前日の大晦日に福山☆冬の大感謝祭に参戦していたからですが、
お正月の朝、せっかく天気も良いし令和6年の1月1日は
- 一粒万倍日(一粒の種子が万倍にもなって実るという意味でこの日は何事を始めるにもいい日とされる)
- 天赦日(天が赦(ゆる)す日と書くこの日は神様が全ての罪を許すためあらゆる障害が取り除かれる日とされている。年に5〜6階しかない最上の大吉日)
が重なるというとにかく運がいい日ということだったので、せっかくだからと横浜で初詣に行ってきました
調べたところホテルから歩いて行ける距離にあった
- 伊勢山皇大神宮
- 野毛山不動尊 横浜成田山
の2箇所へ参詣してまいりました
元日朝からテクテクと歩いて初詣に行き、ふるまいの御神酒をいただき、お守りも買い、おみくじでは大吉を引き当てるというなんとも幸先よい年初めになったなと思ってたんですよね
伊勢山皇大神宮と横浜成田さんの2カ所を詣ったあと、横浜カレンが倉庫へとこれまたテクテクと歩いて向かいお昼ご飯を食べ、お土産も購入
万事抜かりなし
夜は親戚が集まるからと夕方の飛行機で帰ることにしていたので、お正月で空港も混むだろうからと早めに羽田空港へ
搭乗予定の小松空港行きは16時40分
1時間以上早く着いたのでさっさと手荷物検査を終え、ラウンジへ
朝からだいぶ歩き回って疲れたので(田舎民は基本車移動なので普段はほぼほぼ歩かないんですよ)ドリンクをいただき、親にも18時過ぎには帰れると思うと連絡し、出発までこまったりとしておりました
一緒に行った友人とぼちぼち搭乗口移動せんなんかね〜と言ってたら、ん?あれ、揺れてる?
疲れすぎて自分が揺れてる?と一瞬思ったけど周りもざわざわしてるので、これは地震だ!となって
しかも間抜けなことに東京の地震って思っちゃったんですよ……
そしたら間髪入れずにすごい勢いでLINEから能登の石川県の地震速報がどんどんやってきて、え!?ってなって……
友人と「とりあえずすぐ搭乗口行こう、ここじゃ詳細がよくわからん」ってなって搭乗口へ行ったら当然ながらすごいザワザワしてて、
そりゃそうですよね小松空港行きなのでここにいる人はみんな今まさに石川県へと帰る人行く人なのですから……
搭乗案内がアナウンスされるかという頃だった搭乗口は一転、出発待機
搭乗口にあるテレビでは石川の地震速報が伝えられ続け、アナウンサーさんが必死に逃げろと伝え続けている……
尋常ではない状況に頭が真っ白になり、
あ、いえ、家に連絡しなきゃと親に電話をし、
2、3回目でつながったんだったかな、電話に出た母が
「あんた大丈夫なんか!?こっちすごい揺れて、今までこんな地震きたことないんにすごい揺れとるんや!」
とパニクってて、父親も一緒にいて、すぐ近くに住んでる姉もとんできたみたいで、家族みんな一緒にいるってわかって
「すぐ避難所行け!うち飛行機いつ飛ぶかわからんしとにかくすぐ避難所行って!」
と家族みんな無事で避難所に向かったのがわかって一安心
したけど電話切った手が震えてて、なんでこんな時に自分はこんな遠く離れたとこにいるんだろう……
いつもなら普通に家に帰って親戚集まって、福山のライブの話したりとか、格付け見ながら他愛もない話をしてるはずなのに……
なんで自分は遠く離れた場所で他人事のようにテレビの画面を見ているんだろうとどうにもならない無力さと何もできない状況に苛まれながらただひたすら搭乗口でこの後どうなるのかを待ち続けてました……
もしかしたらワンチャン飛行機飛ぶかもしれないし、飛ばないかもしれない
もし飛ばなかったら羽田の近くでもう一泊して翌日の飛行機で帰る?それとも新幹線で帰るのか?と友達とどうしよう……とオロオロ
たぶんあの場にいた人はみんな似たような気持ちでいたんじゃないかな
結果、小松行きの飛行機は全便欠航になったわけですが
欠航になった瞬間、飛行機の便を振り替え、ホテルをすぐさま予約
友達と2人だったのが幸い、友人に飛行機の振替をしてもらい、自分は近くのホテルを探す
1人だったらパニクって何もできなかったかも
飛行機の振り替えは朝イチか夕方の便に振り替えが可能だったみたいで、朝イチにしとこう!
万が一朝イチ欠航になっても午後、夕方と振り替えて翌日には帰れる可能性がでかいし!
と朝イチに振り替え完了
ホテルも品川のアパがあった!と速攻予約
母と姉に飛行機が欠航になったから帰れるのは早くて明日の朝イチになると伝えお互いの無事を確認
一息着く間も無く急いでホテルへ
チェックインして部屋に入ったら……ダブルでした!……
自分では冷静なつもりだったけどやっぱり多少なりともパニクっていたみたいですね……
ま、一旦荷物を置いてご飯を食べに出たものの、ワンチャン、ツインかシングル2部屋に変更できないか聞いてみんけ?
ということですぐさま踵を返しフロントへ
ツインはなかったけどシングル2部屋への変更可能ということでしたので、最初の予約をキャンセルしてシングル2部屋に取り直してもらいました
いやもうほんっとお手数おかけしました
手続きしてもらってる間に部屋から荷物を出し、ルームカードを返し新たな部屋のカードをもらい、再び部屋に荷物を置く
いやもうなにやってんだろねー
しかも品川でとったつもりが、よく見たら「アパホテル 品川 戸越駅前 」だった笑いやほんとなにやってんだろねー
あとから自分の慌てっぷりがよくわかって笑うしかないわ
戸越銀座商店街の入り口だったので、こんな緊急事態じゃなければ戸越銀座をぶらついてみたかったよー
APAもまぁアパアパしい部屋だけどフロントのお兄さん丁寧に対応してくれてありがとう
アパアパしい部屋だけどおかげでゆっくりできました
ホテルのすぐそばにあったラーメン屋さんが開いてたのでそこでラーメンをいただき、コンビニでスキンケアのトラベルセットと靴下を購入
なるべく荷物を少なくしたいので必要最低限しか持ってこなかったのですが、いざという時のために多少の予備を入れておくべきでしたね……
ご飯を食べ必要なものを買ってすぐホテルへ
なにがあるかわからないから翌朝7時過ぎには羽田空港につきたいよね、ということで朝6時過ぎにホテルを出ようと決めてお互い自分の部屋へ
刻々と伝えられる被害の様子をニュースで見ながらもなにもできないもどかしさと地元が大変なことになっている様子をただ見ているしかできない無力さとはこれほどに苛むものなんですね……
なんとか寝ようとするもほぼ1時間おきにやってくる地震速報……
自分は今被災地にいないのだからと無理矢理寝たような寝てないような感じで朝を迎え、早々に羽田へ
今日は飛ぶだろうかと不安になりつつもすぐさま搭乗口へ
翌2日は小松便は飛んだので朝イチの飛行機で無事石川に戻りました
てか小松行きの飛行機いつもよりめちゃくちゃ早かったような……
いつもならぐる〜っと周回して飛ぶのにほぼまっすぐ飛んで行ったような、気のせいかな?
空港に停めていた車もそのまま何事もなく停まっていた
飛行機飛ぶ前に家に連絡したら避難所から自宅に戻ってるとのことだったのですぐさま家へ
友人を送り、自分も無事帰宅
家族の顔を見てようやく落ち着きました
自分でも気付かぬうちに気が張っていたのかな
幸いなことに家も家族も無事で、ライフラインも来ているので大きな被害を受けることはありませんでした
ただただ運が良かったなと
余震が来るたびビクビクしますが
見るとはなしにニュースを見ていたら今度は羽田が燃えている!?
え、今朝までここにいたけど、え?
これもしも飛行機の振り替え、朝イチじゃなく夕方にしてたらまた帰れなかったんじゃ……って思うとゾッとするけど、ある意味運が良かったのだろうか……
毎日ずっと余震が続いてそのたびビクビクするけど、少しづつ落ち着いてきました
まだまだ油断はできないけどせっかく無事だったのだから後悔せず毎日を生きねば!
本当に羽生くんの
今日ある命は、明日もあるとは限りません。
今日の、今の幸せは、明日もあるとは限りません。
そうやって地震は起きました。
だから、みんな真剣に、今ある命を、今の時間を、幸せに生きてください
羽生結弦
この言葉が重く、そしてとても心に沁みます