【能登観光】義経伝説も残る「聖域の岬(珠洲岬)」にある「青の洞窟」

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能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

能登半島の先端、「聖域の岬」にきたら一度入っておきたい「青の洞窟」。

かつて源義経が強風を避けるために避難したという言い伝えも残る洞窟です。

追記

「ランプの宿」はまだ休業中ではありますが、聖域の岬(売店、空中展望台、青の洞窟)は通常通り10:00-17:00まで営業を再開されています

能登の「青の洞窟」(聖域の岬)

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

青の洞窟といえばイタリア。

ところがなんと石川県は能登半島の先端にも「青の洞窟」と呼ばれる場所があるのです。

それは日本3大パワースポットの1つとも言われる「聖域の岬」

珠洲岬や金剛崎とも呼ばれる場所ですが、独特な地形で気流・海流が交わる珍しい場所で自然界の気が集中してるんだそうです。

長野の分杭峠、山梨の富士山と並ぶ日本3パワースポットの1つとも言われてます。

能登の「青の洞窟」は、「聖域の岬」と呼ばれるエリアにあります。

ちなみにこの「聖域の岬」内にある「青の洞窟」へ行くには入場券が必要です。

【能登】聖域の岬(珠洲岬・金剛崎)の空中展望台スカイバード

坂道を下って「青の洞窟」へ

聖域の岬・珠洲岬

「聖域の岬」には、「青の洞窟」の他に、絶景を見渡せる「空中展望台スカイバード」や潮風に吹かれ続けた木が印象的な遊歩道があります。

【能登】潮風に吹かれ続けた木が印象的な日本3大パワースポット「聖域の岬(金剛崎・珠洲岬)」
能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

「青の洞窟」は遊歩道の途中にあるこの赤い鳥居のような門をくぐった先にあります。

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

坂道を下っていくんだな〜とのんびり構えていたら、

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

結構な坂道を下っていくことが発覚。

崖の斜面に沿ったみごとなつづら折りの坂道だね。

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

青の洞窟への入り口、遠いな……

帰りもこの坂を登ってくるのか。

履きなれた靴でいくのを心の底からオススメするよ。

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

だいぶ坂道を降りてきましたが、これもまたなかなかの絶景かな。

小さな入江になってて、まるで隠し港みたいだね。

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

夕焼けが綺麗ですねぇ。

能登の「青の洞窟」の入り口は赤いトンネル

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

坂道を降り海岸までたどり着くと、真っ赤なトンネルが出現。

岸壁をくり抜いて作られたこのトンネルの先が「青の洞窟」です。

以前は船でしか行けなかったので「青の洞窟」へは、「よしが浦温泉 ランプの宿」の宿泊者のみ行くことができたんですが、こうしてトンネルができたことで今では誰でも、地上から歩いていくことができるんですね。

歩いていける「青の洞窟」というのも珍しいといえば珍しいような。

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

ただ、なんでこんな真っ赤なトンネル?

幻想的な雰囲気の能登「青の洞窟」

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

赤いトンネルを抜けた先に広がる「青の洞窟」。

能登の青の洞窟は奥行約100m、高さ約20m。

トンネルを抜けた先、洞窟内には四角く水を貼られた場所があって、洞窟内の景色が水面に反射してまたなんとも不思議な空間になってました。

ちなみに、みごとに青いですが、この青色はライトアップされた青色でした。

まさかの人工青の色。

能登に伝わる義経伝説の「舟隠しの洞窟」

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

洞窟の奥に海へと続く、実際の?洞窟の入り口が。

洞窟の壁に青のライトが反射してますが、時間や天候により、洞窟へと差し込む光で海が青く光るんだそうです。

水深はそれほど深くはなさそうだけど、透明度が高いので、洞窟内に太陽の光が差し込むとキラキラ光って綺麗ですよ。

ここは「舟隠しの洞窟」とも呼ばれていて、かつて源義経が奥州へと向かう際、強風が吹き荒れたために避難したという言い伝えが残る場所なのです。

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

洞窟の奥には波打ち際まで降りれる場所があります。

波打ち際にはたくさんの白い石があるんですが、パワーストーンとして持ち帰ってもいいそうです。

個人的にはパワーストーンよりも、洞窟内に海から船で入ってみたいなぁと思いましたけど。

「青の洞窟」は「能登の語源」となった場所?

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

聖域の岬(珠洲岬)の青の洞窟内には、岩に彫られた仏像や、岩の上に座っている仏像もありました。

写真は青く光っててわかりにくいけど。

なんでもこの洞窟は、6世紀頃、天竺(インド)から来たという法道仙人が修行した場所らしい。その報道仙人、垂仁天皇の皇子が病弱なので治してほしいと朝廷から頼まれた際、石動山へ向かい仙法を用いて病を治したとか。そしてこの世でやるべき事を成し終えた法道仙人は、空、天へと登っていったらしい……

月日は流れ、この地に国を作る際、地名を法道仙人の天へ登った故事にちなんで、

天へ登る→能(よ)く登る→能登

となったらしい。

仏像は法道仙人なのかな……?

あんまりちゃんと確認しなかったんですよねぇ。

神秘的な写真が撮れる「青の洞窟」

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

能登の「青の洞窟」は、もともとは洞窟に差し込む光によって青く光って見えることがあるから「青の洞窟」と呼ばれ始めたんだと思うんです。

ただまぁ現在は、洞窟内はみごとなまでに青くライトアップされてます。

うん、天候に左右されずいつでも青くライトアップされた洞窟を楽しめる利点はあります。

トンネルを掘って誰でも歩いて行けるようにもなったしね。

まぁ意見はそれぞれあると思うけど、これはこれでまた幻想的な空間を演出してますしね。

どちらかというとここは写真を取ってこそという場所な感じもしますが。

こんな神秘的な写真が撮れるような場所もそうそうないだろうし。

それに洞窟内は、洞窟に押し寄せる波の音が常に響き渡っているので、非日常感がすごいですよ。

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

トンネル側に立って、その対岸?から撮影するという感じですね。

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

人が多い時間帯だと写真撮影の順番待ちが結構あるかな。

ただここの「青の洞窟」はやっぱ写真撮ってなんぼな感じなので、洞窟内を堪能しながら順番待ちしましょう。

【カメラ散歩】能登の青の洞窟はみごとな映え写真スポット!一眼レフの本領発揮!?
能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟

そういえばトンネルには椅子とテーブルも置いてありました。

荷物置きに使えて便利だった。

追記:地震で「青の洞窟」は隆起

令和6年元日の能登半島地震により「青の洞窟」の景観は一変してしまったそうです

海岸が隆起したことで「青の洞窟」は干上がり、奇岩の眺めも一変

ただ、隆起した岩場部分が帯状に白く浮かび上がった光景が生まれ、以前はなかったハート形の海水だまりが出現し、新たな観光スポットになっています

能登の「青の洞窟(聖域の岬・珠洲岬)」へのアクセス

能登聖域の岬(珠洲岬)青の洞窟
名称聖域の岬(金剛崎・珠洲岬)
所在地〒927-1451 石川県珠洲市三崎町寺家10
営業時間8時30分~17時(冬期は16時30分)
定休日無休
料金中学生以上:1500円、小学生以下:200円
空中展望台と青の洞窟含む
駐車場あり
アクセス金沢から車で約2時間30分
金沢駅西口から珠洲特急バスで「すずなり館前」下車。木の浦線バスで「葭ヶ浦」へ。徒歩約10分
URLhttps://www.lampnoyado.co.jp/bluecave/
TEL0768-86-8000(よしが浦温泉ランプの宿)

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