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ついに!ようやく北陸に『新海誠展』がやってきました!
10月6日に北陸初上陸!!
ようやく行ってこれましたぁーヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ
もはや兼六園と並んで、かそれ以上?に金沢を代表する観光地になってる「金沢21世紀美術館」。
平日の昼間にも関わらず、いつも人がいっぱいです。
この日もツアーの団体客や、修学旅行生かな?って感じの学生の団体がいた。
もういまじゃ修学旅行で訪れる場所になってるのかぁ。
天気も良くて芝生が気持ち良さそう。
無料ゾーンだけでも結構楽しめると思いますよ、21美は。
有名な「レアンドロのプール」も上から見るだけなら無料ですし。
下から見上げたいときは入り口が展覧会エリアの中なので展覧会チケットが必要になるけどね。
あ、ただ上からプールを見るときも、プールエリアは中庭のようになってる外にあるので雨のひとか天候が悪いときは閉鎖されてる時もあるから注意です。
1階の総合案内の前はたくさんの人で慄いてしまいますが、『新海誠展』は地下フロアの市民ギャラリーBで開催されてます。
なので『新海誠展』へ行く時は、迷わず地下へ向かいましょう。
展覧会場の前でもチケットが買えるので脇目も振らずB1へ向かって大丈夫です。
総合案内でチケット買おうと思うと人が多くて大変ですよ。
地下フロアへの階段を降り左を向くと、きました!
『新海誠展』!
受付前から人がはけるのをひたすらスマホを構えて待つとゆー(・・*)ゞ
後ろに立ってた係りの人が気づいてわざわざ避けてくれた。
えへ、申し訳ない(ノ≧ڡ≦)
会場には、俳優の神木隆之介くんによる音声ガイドの貸し出しもあるよ。
1台500円なり。
エヴァンゲリヲンと日本刀展の時と同じく、友人とシェアする形で1台借りて神木くんの解説を聞きながらまわりました。
同じようにシェアしながら音声ガイドを聞いてる人がそこここにいました。
あちこちで神木くんの声がちらほら聞こえてくるという(笑)
もっとも耳のそばで聞かないと何を言ってるかまでは聞こえないくらいの音量です。
神木くんの音声ガイドは個人的に超おすすめです。
展示されてる作品は全部で、
- 「ほしのこえ」
- 「雲のむこう、約束の場所」
- 「秒速5センチメートル」
- 「星を追う子ども」
- 「言の葉の庭」
- 「君の名は。」
と全部で6作品なんですが、神木くんのガイドは作品概要と、神木くん視点で語る作品解説もあるんです。
これが、ほほぅなるほどぉ〜となるし、聴きやすくてわかりやすいんです。
なんか伝わりにくくてすいません。
俳優としての感じ方もあり、「君の名は。」で主人公の立花瀧を演じたからこそ感じることとかを耳元で語ってくれるわけですよ。
なので、「君の名は。」ではじめて新海誠作品を見たという人にこそおすすめかもしれないです。
展覧会は、新海監督のデビュー作「ほしのこえ」から「君の名は。」までのポスターはもちろん、絵コンテとか作画、キャラクターデザインなどの設定資料とかまで展示されてます。
他にも映像資料?って言えばいいのかな?もいっぱいあるんですよ!
神木くんの音声ガイドの収録時間は30分なんですが、映像がとにかくいっぱいある!
やっぱ映像が流れると見ちゃうんですよ、最初から最後まで。
しかも1作品に1つとかじゃないんですよ。
さらに絵コンテや作画も、新海監督のだけじゃなく丹治匠さんや安藤雅司さん、田中将賀さんに西村貴世さんなど新海監督を支えるたっくさんのクリエイターのみなさんの作画や原画もあるんです!
いかにして映画を作り上げていったかとかの、それこそ一流の仕事ぶりが見れるんです!
新海監督の絵コンテとか作画に書いてあるメモがまた気になってメモ書きとかも全部見てたら、まぁびっくりするくらいいつの間にか時間が過ぎてたよね……
ロケハンに行った時の写真と、それを元にできた原画が並んで展示されてたりするんですが……なぜこれがこうなるんだ?みたいな。
え、凡人には見えない何かが見えてるんですか?みたいな。
頭ん中どうなってんだろう……
もう本当に見所ばっかりなんですよ。
映像も見ないとだし、絵コンテとか資料のメモなんかも見たいし、神木くんのガイドも聞かないとだし……
まぁ3、4時間はかかるとみた方がいいかもね。
いやまさかこんなに盛り沢山だなんて思わなかったから、後半時間なくてちょっと急ぎ足になっちゃったもんね……
もう大失敗。
それでも3時間近くいたんだけどね。
ビデオコンテとか初めてみました。
あと、「言の葉の庭」には、「マーケティングについて」と「この作品について」の企画書?趣意書もあって、ここに至るまで、それまで手がけた作品を経て向き合ったこととか感じたこととかが集約されてて、読み応えがすごかったです。
これは必見です。
「君の名は。」の企画書とか絵コンテをみてたら、タイトルが違ってたんですよね。
たしか「(仮)夢としりせば 男女とりかえばや物語」ってあったかな。
平安時代の『とりかえばや物語』からきてるんだろうなと思うんですが、タイトルで受ける印象って全然違いますね。
「君の名は。」はもう「君の名は。」以外のタイトルのイメージが全くつかないくらい「君の名は。」しか考えられない。
なんかうまく言えないんですが、物語や作画を作ることももちろんものすごーく大変なんだなと言うのは展覧会見ててすごくよくわかるのですが、同じくらいタイトルとかプロモーションとか考えたりするのも大変なんだなぁって。
たぶん「秒速5センチメートル」を知らなくても山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」は聞いたことがある人が多いんじゃないかな。
あの
いつでも探しているよ
どっかに君の姿を
って聞いたら、あぁってなると思うんですけど、「秒速5センチメートル」の主題歌だったんですよね。
「星を追う子ども」から新海作品に触れたので、「秒速5センチメートル」は見たことなかったんです(/・ω・\)
でもこの歌は知ってる。
そして展示会にはPVとともにフルで「One more time, One more chance」が流れているのです。
もう観入ってしまうし聴き入ってしまって動けなくなっちゃうんですよ!
教えといてよ!
そしたら朝から来てたっぷりゆっくり見れたのに!
『新海誠展』のフォトスポットは21世紀美術館の中にはないのです。
フォトスポットは片町きららと香林坊大和の2箇所にあります。
これは片町きららの1階エスカレーター前にあったフォトスポット。
まぁ『新海誠展』のパネルだね。
そしてこっちが香林坊大和の8階エスカレーター横にあるフォトスポット。
片町きららのとはまた絵柄が違います。
そして結構大きいです。
この日の大和は「大北海道展」の最終日だったので人が多くて、人が切れた瞬間を捉えるのが大変だった。
まぁそのまま「大北海道展」に行きましたけど。
「白い恋人」と「いかめし」買いましたけど。(*´∀`*)
「君の名は。」ではじめて知ったと言う人にもおすすめですよ。
すごくわかりやすいですし。
何よりやっぱり絵がキレイ。
映像もいっぱいあるし、順を追って展示されてるので、「君の名は。」に至るまでの軌跡が感じられます。
試行錯誤やいろんな段階を経て、この作品ができたんだなぁって。
新海誠作品のファンだけじゃなく「君の名は。」で知ったという人向けの展覧会でもあるのかなってのもちょっと思いました。
あと『新海誠展』の図録もあるんですが、これ買いです。
展示されてる絵コンテとかももちろん、インタビューも載ってて読み応えバッチリです。
これからじっくりと読もうと思います。( ´艸`)
そうそう、新海誠監督は現在次回作を製作中みたいですよ。
図録にもちょっと書いてあります。
あと音声ガイドの最後に神木くんも教えてくれました。
楽しみですね、いつの公開になるのかな〜。
あ、その前に「ほしのこえ」と「秒速5センチメートル」を見なきゃ。
『新海誠展』を見てて、とにかくこの2作品が今すぐ見たくなったんですよ。
他のももちろん全部見たいけど、まずはこの2作品がすごい気になる。
金沢21世紀美術館での『新海誠展』の会期は2018年10月6日(土)から11月3日(土)までです。
この後は青森、沖縄、愛知と巡回するみたいですが、北陸で見れる機会は残りわずかなのでお早めに。