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「お伊勢さんへおついたち参り日帰り弾丸ツアー」ご一行、ようやく「豚捨」でお腹を満たすこともできましたので、「おかげ横丁」をぶらり散歩いたします〜。
やっぱ、伊勢に来たらおかげ横丁も楽しまないとね。
目次 閉じる
- おかげ横丁とは
- おかげ横丁ができたのは平成5年
- 建物にも特徴があるよ
- おかげ横丁:太鼓櫓
- 「豚捨」で食べ歩き用のコロッケをゲットするもよし
- おかげ横丁:ばん茶茶屋
- おかげ横丁:「はいからさん」と「御木本眞珠島店」
- おかげ横丁:灯りの店
- おかげ横丁:孫の屋三太
- おかげ横丁:ご利益ありそうな宝くじ売り場
- おかげ横丁:神話の館
- おかげ横丁:吉兆招福亭&猫めぐり
- 招き猫作家もりわじんさんのかわいい猫たち
- おかげ横丁:味匠館
- おはらい町:SNOOPY茶屋
- おはらい町:栗藏 (クリクラ)
- 伊勢の地に辻口シェフ?
- おかげ横丁を楽しみ尽くすなら半日、いや1日はいるかも
- おかげ横丁について
- 一緒にめぐりたい伊勢の神社仏閣
おかげ横丁とは、伊勢神宮・内宮(皇大神宮)すぐそばにある、おはらい町通りを進むと左手に広がる横丁。
江戸時代の「おかげ参り」の頃の伊勢の様子を再現した町並みが広がるエリアで、江戸や明治期の代表的な建築物が移築・再現されているのです。
まさに伊勢の魅力がギュギュッと凝縮されたエリア。
「豚捨」のように伊勢の老舗の味や名産品に歴史や風習なんかも一挙に感じられるなんとも魅力的な土地なのです。
テーマパークのようでもあり、テーマパークではない。
入場料もないですしね。
すーごい昔からあるイメージでしたが、おかげ横丁ができたのは平成5(1993)年7月16日なんです。
まぁまぁ最近?
第61回神宮式年遷宮の年なんですね。
江戸の頃より、伊勢神宮の鳥居前町として栄えた「おはらい町」のちょうど真ん中あたり、「赤福」本店の前に広がっております。
まぁ正直、「おかげ横丁」と「おはらい町」に明確な区切りがあるのかな?という感じもしますが、
「おはらい町」は江戸時代から五十鈴川沿いに栄えた鳥居前町で、
「おかげ横丁」は江戸時代の「おかげ参り」の様子を再現した町並み
という感じかな。
まぁどちらもレトロでどことなく懐かしい感じがして江戸情緒に浸れる感じです。
おかげ横丁には、伊勢路の代表的な建築物が移築・再現されてるだけあって、昭和中期以前まで一般的だった「妻入り」の木造建築が多いよ。
おはらい町もかな。
主な出入り口が妻側にあるのが「妻入り」といいます。
小難しい説明はめんどいので、ざっくりいうなら、建物の長辺じゃなくて短辺の方に出入り口があるもの、って感じ。微妙に違う気もするけど、ざっくりそんな感じ。
伊勢の人々は、「神様のお住まいと同じ平入では恐れ多い!」って、妻の方に玄関を作ったんですって。
伊勢神宮の御正宮が平入りなんです。
あと外壁を守るための「きざみ囲い」が特徴的ですね。
伊勢以外だと「下見板貼り」とも言うそうです。
風雨が強い、と言うか、台風の通り道の伊勢ならではといった感じですね。
そのあたりを気にしてみるのも楽しいですよ。
おかげ横丁の正面入り口の常夜燈を横目に進むと、おかげ横丁のほぼ真ん中あたりにある「太鼓櫓」。
ここで週末などは「神恩太鼓」の演奏があるみたいです。
太鼓櫓に突き当たって左に向かうと「豚捨」があります。
とりあえず我ら一行、とにかくお腹が空きすぎていたので一目散に「豚捨」へ。
いやもう、マジで豚捨のコロッケと牛丼は絶品です!
【伊勢詣で】おかげ横丁の豚捨で最高に美味しいコロッケと牛丼を食す!お腹を満たした後は「おかげ横丁」の散策スタート!
豚捨からすぐ近くにある「ばん茶茶屋」。
生育するその土地の環境に適応した、品種改良をしていない「その土地古来より根づくお茶」お茶が楽しめる。
外の縁台でのんびりお茶やコーヒーが楽しめる。
疲れたらここで一服。
おかげ横丁にある異国情緒漂う洋館。
「散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする」的な?
こちらはなんと、あの世界的に有名な「ミキモト」が運営する真珠の専門店でした。
あと、シルバーアクセサリーなどを扱う「しろがね屋」さんも同じ建物に入ってます。
そして2階が、おかげ横丁唯一の洋食店「はいからさん」。
シェフが丹精込めて作り上げたデミグラスソースを使った、ハヤシライスやハンバーグなどが看板メニューみたい。
「おかげ横丁」唯一の洋館「森翁館」。
「鹿鳴館」などを設計した建築家ジョサイア・コンドルが建築した、桑名の歴史的建造物「諸戸邸」を模して建てられたそうです。
なるほど、確かに鹿鳴館ばりの大正ロマン感満載でした。
洋館のさらに奥、西入り口の方へ進むとあった「灯りの店」。
どうやらハンドメイド・キャンドルのお店のようですね。
ハンドメイドのキャンドルは全国から集められてるそう。
土日祝日を中心に、ワークショップや出展販売をしてるそうです。
店内はキャンドルの優しい匂いに溢れてました。
なんでろうそくの灯りってほっこりするんでしょうねぇ。
再び太鼓櫓の方へと向かう途中にあった「孫の屋三太」。
ベーゴマやダルマ落としにブリキのおもちゃなど昔懐かしいおもちゃがいっぱい。
「灯りの店」から「孫の屋三太」へ行く手前に、年末恒例年末ジャンボ宝くじの看板が!
なんと「神話の館」の前に宝くじ売り場があるではありませんか!
これはなんとご利益ありそうな売り場……!
宝くじを売っていたのは 、おかげ座の横にある「つぼや」さん。
煙草と宝くじのお店。
伊勢の神様のご威光が受けられそう……
やっぱり、ここで買うべきか……?
年末ジャンボに引き寄せられて入った先には「神話の館」が。
日本神話の体験館のようです。
神話シアターや立体展示があるようです。
残念ながら時間がなく、中の見学まではいけませんでした。
神話の館の隣には、「吉兆招福亭」という招き猫の専門店が!
なんと1000種類もの招き猫がいるのです!
ちなみに豆知識。
- 右手を挙げている招き猫はお金とのご縁を結ぶ
- 左手を挙げている招き猫はお人とのご縁を結ぶ
のです。
たまーに、両手をあげてる招き猫もありますが、お金も人もってことかもしれませんが、「お手上げ」とも取れちゃいます。
あんまり欲張るなってことですかね。
めっちゃ可愛い猫がいる!
と思ったら招き猫作家もりわじんさんの猫。
実に気持ちよさそうに寝てますね〜。
宝くじも売ってる「つぼや」さんにいた煙管を吸ってる猫。
縁側の煙管台の横に気持ちよさそうにおりますなぁ。
福ちゃんのお願い札なるものもありました。
もっと早く猫めぐりに気づけばよかったなぁ。
今度来るときは「猫めぐり」からだな。
おいしいと評判のものを全国から集めてきたというお店。
焼きチーズタルトの看板に吸い寄せられました。
おはらい町通りへと戻るとスヌーピーの看板が見えるではありませんか。
「SNOOPY茶屋」とな。
手前にあるのは「寺子屋本舗」というおせんべい屋さん。
奥の方に「SNOOPY茶屋」があります。
「SNOOPY茶屋」への道筋に並ぶ木の看板のスヌーピーたち。
なんと行灯にもスヌーピー。
「SNOOPY茶屋」の入り口にはでっかいスヌーピーのぬいぐるみがお出迎え。
ショップの方には、スヌーピーグッズやご当地スヌーピーがあります。
お土産にもいいですね。
カフェメニューの食品サンプル。
普通に美味しそう。
しかし、すでに予約受付は終了……。
嵐山のリラックマカフェを思い出すなぁ……
残念。
せっかく嵐山に行ったのに「嵐山りらっくま茶房」に入れなかったおはらい町のほぼ出口近く、というか赤福内宮前店の横にあった栗蔵。
寒かったんで、結局食べてはないけどめっちゃ気になるソフトクリームのメニューのオンパレード。
はちみつは美味しそうだけど、ベビースターとかアオサはどうなんかな?
おはらい町を歩いてたら何やら見たことある顔が。
石川県が世界に誇るパティシェ・辻口博啓さんではありませんか。
なぜ伊勢の地に?と思いきや、伊勢神宮奉納菓子の伊勢海老パイと伊勢茶サブレを作られていたんですね。
知らなんだ。
さすが世界を股に活躍する辻口シェフ。
せっかくなんで辻口さんが作られた石川県の銘菓『YUKIZURI』もいかがでしょう。(笑)
江戸時代のおかげ参りの様子を再現した「おかげ横丁」はなかなかに楽しいです。
昔懐かしいおもちゃがあったりと童心に帰れます(笑)
門前町の賑わいも感じられるので、歴史好きアーンド妄想族はかなり楽しめると思います。
そして何より食べ歩きグルメもいっぱいある!
「おかげ横丁」には明確な営業時間というものがなくて、お店によって時間が違ったりします。だいたいこんな感じの時間帯です。
16時や17時には終わっちゃうお店もあるので、早めに行ったほうがいいと思います。
所在地 | 三重県伊勢市宇治中之切町52 |
---|---|
営業時間 | 1月:9:30〜17:30 2月:9:30〜17:00 3月〜7月:9:30〜17:30 8月9月:9:30〜18:00 10月:9:30〜17:30 11月12月:9:30〜17:00 |
休日 | なし(年中無休) |
電話 | 0596-23-8838 |
駐車場 | 無し |
アクセス | 「宇治山田駅」もしくは、「伊勢市駅」下車、タクシーまたは三重交通内宮前行きバスにて約20分で、「神宮会館前」下車、徒歩約1分 |
URL | https://www.okageyokocho.co.jp |
- 2017年12月に訪問した際の内容です。営業形態、営業時間や定休日が表記と異なる場合がありますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。
- もし掲載内容に誤りがありましたら、大変お手数ですがご指摘いただけると幸いです。
- 写真の無断転用はご遠慮ください。
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