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金沢城石垣めぐり、蓮池堀とも呼ばれる百間堀の石垣では、石に彫られたいろんな刻印を見ることができます。
金沢城と兼六園の間の道、現在はお堀通りという大きな道ですが、かつてここは百間堀と呼ばれる大きな水堀があった場所。
場所的にはこの辺り。
ここ百間堀、別名蓮池堀の石垣の特徴は、豊富な刻印。
石垣を見ると、いろんなマークが彫られているのです。
なんで刻印が掘られているのかの正確な理由はわかってはいませんが、石切場で刻まれた合印ではないかと考えられてます。
ちなみに金沢城ではなんと200種類以上の刻印が見つかってるのです。
石垣の刻印がよく見える場所としては、ここ蓮池堀の石垣のほか、金沢城内の数寄屋敷石垣や極楽橋の下の石垣がオススメ。
石垣の刻印は、1箇所で数種類の刻印が混在するのが通例なんですが、ここ蓮池堀では地区毎?ブロック毎?にまとまりがあって、数メートル間隔で刻印の種類が変わっていくんです。
注意しながら見ていくとなかなかに面白いですよ。
- 創建:元和〜寛永(1615〜1644)頃
- 改修:元文2年(1737)等に一部改修
- 現状:上部を除けば概ね創建時
石垣が作られたのは江戸時代初期で、途中改修されてますが、なんとここの石垣は上部を除けばほぼ創建当時のものなんです!
石川門の石川橋から見た現在の百間堀。
百間堀は金沢城内で最も幅の広い大きな外堀だったんです。
金沢御堂陥落後、金沢城に入城した佐久間盛政の頃、天正8〜11年(1580〜1583)に作られ、その後、前田利家が入城し、利家の息子・利長により改修され、小立野台と金沢城を分断する、防衛において重要な水堀でした。
その大きさは、長さ約270m、幅約68.4m、水深約2.4mと巨大な水堀で、その大きさから百間堀と呼ばれました。
百間堀、実は別名「蓮池堀」とも言いまして、元々この辺りは蓮が群生する沼地だったからとか、金沢御堂の頃、極楽浄土に見立てた地名の名残、とも言われてます。
水堀に蓮が群生してたら綺麗だろうなぁ。
現在はすっかり埋め立てられて道が整備されてますけどね。
かつてここは水堀だったと想像しながら歩くのも面白いですよ。
桜の時期は実に美しい花見スポットでもあります。
所在地 | 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1 |
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開園時間 | [3月1日~10月15日]7:00~18:00 (退園時間) [10月16日~2月末日]8:00~17:00 (退園時間) |
鯉喉櫓台開放時間 | [3月1日~10月15日]7:30~17:50 (退園時間) [10月16日~2月末日]8:30~16:40 (退園時間) |
休園日 | 無休 |
入園料 | 無料 |
ライトアップ | 毎週金曜日・土曜日、祝日の前日など(その他、観桜期や紅葉期など) 日没から午後9時まで 無料 |
駐車場 | なし |
アクセス | バス「兼六園下」下車徒歩約3分 |
問合せ | 076-234-3800 |
URL | http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/ |
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