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英語で
- go like hot cakes
- sell like hot cakes
と言われて意味、わかりますか?
- go like hot cakes
- sell like hot cakes
文字通り訳すと「ホットケーキのように行く/売る」。
え、どういうこと?ってなりますよね。
実はこれ「飛ぶように売れる」という意味なんです。
なんでよ、て感じですけど、そういう慣用句なんです。
18世紀半ばごろ、教会の「bake sale(ベイク・セール)」で販売されたホットケーキが、すぐさま売れてしまったんだそうです。
冷める前の、出来立てホヤホヤのものが食べたい!という人が多かったんでしょうね。
どんどん売れていったと。
で、「go like hot cakes」という表現が生まれたらしいです。
「go」の代わりに「sell」が使われることもあります。
英英辞典によると、
to be bought quickly and in large numbers:
すぐにたくさん売れるということなので、まぁ飛ぶように売れるということですね。
日本語は「飛ぶ」、英語は「hot cake」というのが面白いなぁ。
- The book is selling [going] like hot cakes.
(その本はすごく売れている。) - Tickets for today’s game sold like hot cakes.
(今日の試合のチケットは飛ぶように売れた。) - Your autograph would probably sell [go] like hot cakes.
(あなたのサインは恐らく飛ぶように売れるだろう。) - The new game is apparently selling like hot cakes.
(その新作ゲームはどうやら売れに売れているらしい。)
英語には「cake」を使ってるけど、意味は「ケーキ」じゃない熟語がある。
中でも
- a piece of cake:朝飯前だよ、簡単だよ
は有名かなと思うけど、これで「とても簡単、朝飯前だよ」という意味なんだからややこしい。
他にも
- cakewalk:簡単なこと
- icing on the cake:さらに嬉しいこと
- Shut your cake-hole : だまれ、うるさいぞ
- take the cake:抜きん出る、1番の
などなど。
知らないと全く意味のわからないフレーズが結構ありました。