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能登観光といえばやっぱり巌門!
ここは外せません!
『巌門』は、荒波の侵食によって削られてできた天然の洞窟です。
松本清張の名作を映画化した『ゼロの焦点』の舞台でもあります。
能登観光で外せないスポット「能登金剛」。
どんなガイドブックにもきっと載ってるであろう「能登金剛」は、福浦港から関野鼻までの海岸線一帯のこと。
険しい断崖と荒波が作り出した奇岩が続く、能登の外浦随一の景勝地なのです。
「鷹の巣岩」や「機具岩」、「碁盤島」に「ヤセの断崖」などなど「能登金剛」一体にはたくさんの見所があるんですが、やっぱり1番の見どころは『巌門』ですかねぇ。
『巌門』までは、金沢から車で「のと里山海道」を走り約1時間ちょっとで着くので案外近いのです。
能登金剛センターや道の駅巌門を目指していくといいですよ。
『巌門』の読み方は「がんもん」です。
能登金剛センターが臨時休業中だったので、道の駅の方の駐車場に停め、巌門を目指し出発。
もうすでに景色がめっちゃ綺麗。
どんなルートで回ってもいいんですが、せっかくなので順路に沿って進んでみましょうかね。
能登金剛は「能登半島国定公園」でもあります。
「能登半島国定公園」は、能登半島の海岸線を中心に石川県4市5町と富山県2市にまで及ぶかなり広大なエリアなのです。
石川県の左側、半島の西北海岸を外浦、そして富山湾に面した方を内浦と呼ぶのですが、ぐる〜っと続く海岸線には自然の織りなす景観が続いているのです。
能登金剛という名前の由来は、朝鮮半島にある金剛山が海に張り出し千変万化の岩礁美により海金剛と呼ばれていたとこから、その景観に勝るとも劣らぬということから「能登金剛」と名付けられたそうです。
巌門があるエリアは、土産物やレストランがある能登金剛センターや遊覧船が出ています。
巌門周辺にも、
- 不動滝
- 巌門洞窟
- 鷹の巣岩
- 幸せのがんもん橋
- 猪鼻崎
- 松本清張歌碑
と見所がいっぱいですよ。
巌門洞窟を目指す途中「サスペンスドラマロケ地展望台」なる看板を発見しまして。
これはさぁ、行くよね。
ちょっと階段登るけど気になるよね。
階段の近くにはお店もあったから、行く前もしくは行った後、かき氷食べて一服することもできるよ。
階段を登った先は開けた広場が。
ん〜あんまりサスペンス感ないけど、どのあたりだろうねぇ。
奥の方に先端に突き出た場所発見。
下を覗いてみると、おぉなかなかの絶壁。
いやしかし海が綺麗だなぁ。
と思いつつ視線をずらすと、ゴツゴツした岩が!
これはサスペンス感あるね!
あれでしょ、犯人が最後に語り出すとこ!
なるほどね。
でもたぶん冬とかのもっと海荒れてる時の方がよりサスペンス感あるんだろうね!
展望台の奥に「鷹の巣岩」と「碁盤島」の案内板発見。
「鷹の巣岩」は、高さ約27メートルの塔状の岩。巌門の南側にあって、岩の頂部にはマツが茂り、鷹の巣があったらしい。
鷹のみが降りてくるとも言われてるらしい。
そして「碁盤島」は、福浦から雁門に至る途中にある島。高さが消えてる……
島の中央には湧水があり、中に碁盤形の岩塊が沈んでいるそう。
その昔、源義経が欧州へ下る際、義経と弁慶がこの碁盤島で囲碁を楽しんでいたという伝説があります。
へ〜、碁盤型の岩塊見てみたいねぇ。
でもこの島、上陸できないもんねぇ、遊覧船で海から見上げることはできるけど、島の上には行けないかぁ。
おそらくこれが「鷹の巣岩」かな。
ちょっと松が生い茂りすぎてて島の全容が見えにくいけど。
で、おそらくあの先っちょにポツンとあるゴツゴツした岩の塊みたいな島が「碁盤島」かな。
あ、こういう時にドローンがあればいいのか?
うーんでもわりと遠そうだから無理か?というか資格がいるんだっけ。
わからんな。
ま、考えても仕方ないことは置いといて巌門洞窟へ。
あ、階段降りたとこのお店に「のとホタル」という綺麗な石のアクセサリーがあったよ。
では「巌門洞窟」へ。
洞窟の中なので薄暗いのと、洞窟内は濡れているので滑りやすいです
海のすぐそばの洞窟ですからね
巌門洞窟へは動きやすい服装でいきましょう
階段を降りてこの先の洞窟へと向かいますよ。
暗く見えるけど、真っ暗ではないよ。
洞窟も短いのですぐに出口に出るよ。
階段を降りた先は、高さはあんまないけど横に広い洞窟が。
背の高い人はちょっと屈むくらいかな?
洞窟の出口の向こうには海が見えます。
おぉいきなり海!
そして結構ゴツゴツした岩肌の海岸ですね。
洞窟の出入口はこんな感じ。
結構低い。
なんか満潮になったら海の底に沈みそうだね。
それにしても綺麗だ。
奥に見える切り立った岩山は「鷹の巣岩」かな。
そして、これが!
巌門!
岸壁の途中に向こうまで見える穴がどーん!と空いてるのですよ。
なんとも不思議な景観。
巌門はこの岩壁に穴が貫通して向こう側の海が見えるこの景色のことなんですよ
向こうの海へとつながる岩壁の厳しい門てことかな
先ほど降りてきた洞窟は向かって右奥です。
巌門の岩に空いた穴の近くに出てきますよ。
荒波で削られてできたこの洞窟は、幅約6m、高さ約15m、奥行約60mという大きさ。
それにしてもなんでここだけこんな見事に削れたんですかねぇ。
不思議。
ただこの岩壁を貫く洞窟は完全に海の中なんで、近づけないんですよね。
頑張って近づいてこの辺かなぁ。
ちなみに巌門めぐりの遊覧船は、かなり近くまで行くみたいですよ。
流石に通り抜けはしないけど。
遊覧船、楽しそうですね。
時間なくて乗らなかったんだけど。
今度遊覧船乗りに来ようかな。
巌門と鷹の巣岩!
うーむ、人がいっぱいだなぁ……
巌門のすぐそばに流れ落ちる「不動滝」。
水量はそれほど多くないけど、不動明王が祀られていることが滝名の由来だそう。
かの有名な浮世絵師・歌川広重(安藤広重)も「六十余州名所図会」で、ここ巌門を描いてるんですよ。
歌川広重が能登の巌門を描いた『能登 瀧之浦』。
巌門と不動滝と鷹の巣岩が描かれてますね。
能登金剛センターの方からくると、「不動滝」からの「巌門」という流れ。
巌門洞窟まではちゃんと遊歩道が整備されてますよ。
遊歩道から外れると石がゴロゴロしててなかなかに歩きにくいですけどね。
それはそれで楽しいよ。
巌門と鷹の巣岩。不動滝はこの後ろなんだよな。
歌川広重はどこからどんなふうに眺めたんだろう……
ちょうど巌門の洞窟の向こうに水平線が見えるんですが、夕陽が向こうに沈んでいくわけですよ。
巌門の向こうの水平線に沈む夕焼け、間違いなく絶景だろうな。
ただな、夕日沈んだ後暗くなるの早いんだよな。
そしてこの辺の道めっちゃクネクネしてんだよ。そして田舎の道はびっくりするくらい暗いんだよ。
夕日を撮りに来たいけど、陽が沈んだ後のことを考えるとちょっとスリリングよねぇ。
名称 | 巌門(能登金剛) |
---|---|
所在地 | 〒925-0345 石川県羽咋郡志賀町富来牛下巌門 |
駐車場 | あり |
アクセス | のと里山海道西山ICより車で約30分 「富来牛下」バス停から徒歩約5分 |
TEL | 0767-32-1111(志賀町代表電話) |
URL | https://shika-guide.jp/spot/77/ |
能登金剛遊覧船
名称 | 能登金剛遊覧船 |
---|---|
所在地 | 〒925-0315 石川県羽咋郡志賀町福浦港ミ-20 |
営業時間 | 8:00~16:00(3月20日~11月中旬営業) |
定休日 | 冬季休業(11月中旬~) |
料金 | 大人1200円、小人600円 |
駐車場 | あり |
アクセス | のと里山海道西山ICより車で約30分 |
TEL | 0767-48-1233 |
URL | http://www.ganmon.jp/index.html |
震災で被災した船の修繕も終わり、能登金剛の遊覧船は7月から通常運行されています
詳しい運行予定は公式サイトでご確認ください
- 2021年9月に訪問した際の内容です。営業形態、営業時間や定休日が表記と異なる場合がありますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。
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