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「珍味」って英語で「delicacy」って言うんだそうです!
よく日本語で「デリカシーのない人」って言うけど、その「デリカシー」です。
知ってました?
ちょっとびっくりでした。
「珍味」は英語で「delicacy」なんです。
- It’s a delicacy.
と言われて、「珍味です」ってわかる人は少ないのではなかろうか……
なぜか日本では、気配りとか配慮ができない人のことを「デリカシーがない人」って言いますよね。そのイメージが強いから
- delicacy=珍味
がなかなか結びつかない。
「delicacy」の単語の意味を調べてみると、
- ごちそう、美味、珍味
- (形状・容姿・色などの)繊細さ、優美さ
- 思いやり、心遣い
- (身体の)弱さ
まぁ「思いやり、心遣い」のとこがクローズアップされたのかと思いますが、英語では日本語の「デリカシー」の意味で使われることはあんまりないとのこと。
実際、英英辞典でも
something especially rare or expensive that is good to eat:
と、珍味に関する説明が出てくるので、
- delicacy=珍味
で覚えた方がいいですね。
ちなみに珍味は可算名詞なので、複数の珍味は「delicacies」と複数形になるよ。
- Blowfish is a delicacy in Japan.
(フグは日本の珍味です。) - Japanese delicacies
(日本の珍味) - The European white truffle is one of the world’s most expensive delicacies.
(ヨーロッパの白トリュフは、世界で最も高価な珍味の一つだ。) - There are lots of restaurants and bars, so you can try some local delicacies.
(レストランやバーがたくさんあるから、地元の美味しいものを試すことができるよ。) - When you hear the word “delicacy,” what do you think of?
(「珍味」ときいて思い浮かぶものといえば何?) - Through these processes, pickled pufferfish ovaries are appreciated as a delicacy.
(この経過を経て、ふぐの卵巣の糠漬けは、珍味として重宝される。)
自分の住む石川県には、「ふぐの子糠漬け」と言う世界的にも珍しい珍味があります。
フグは英語で「blowfish」とか「puffer fish」と言います。
英語の先生は、日本に来てフグを食べることに衝撃を受けたそうです。
今では「フグ、美味しいね〜」って言ってますけど。
石川に来て、更なる衝撃を受けたのが、「ふぐの子糠漬け」だったそうで。
「ふぐの子糠漬け」は、フグの卵巣の糠漬けです。
えぇフグ毒がたっぷり含まれているあの卵巣です。
おそらく世界でもここ石川県でしか作られてないと思うんですが、これがまた美味なのです。
酒のアテに最適ですよ!
ちょっとほぐしたのをご飯にふりかけのように食べるのもおすすめです。
My English Teacher 今では「ふぐの子糠漬け」にハマってますが、毎回海外の友人や親戚に説明するのが大変なんだそうです。