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金沢といえば金箔!
なくらいに金沢は金箔工芸が盛んです。
全国の金箔の生産量の98%以上を占めているのです。
そんな金箔の街・金沢にぴったりすぎるくらいぴったりな「黄金の蔵」がひがし茶屋街にありますよ。

金沢最大の茶屋街「ひがし茶屋街」のメインストリート、中通りのほぼ中程にある「箔座ひかり藏」。

金箔アクセサリーや、器、バッグなど金箔を使った品「箔品」を扱うお店。
金沢でもかなり有名な金箔の会社です。
金箔の美容マスクや化粧品といった、金箔を使ったちょっと面白い商品もありますよ。
もちろんあぶらとり紙もあります。

「箔座ひかり蔵」の建物は、木虫籠(きむすこ)という細い木格子を組んだ風情ある茶屋建築。
この木虫籠、外から中は見えにくいけど、中からは外がよく見えるんです。

お店の入り口にも看板がありますが、「箔座ひかり蔵」にはなんと「黄金の蔵」があるんです!
しかも見学は無料です!

「黄金の蔵」へは、お店入った左奥に。

坪庭を通った先にあります。
外から黄金に輝く壁がもう見えてます。
すごい存在感!

「黄金の蔵」のある「箔座」さんの金箔は、中尊寺金色堂や西本願寺、沖縄の首里城などの修復に使われてます。
百年以上前から存在する土蔵を、左官職人と金箔職人という匠の技によりできた「黄金の蔵」。
外壁は漆喰の白壁に塗り直し、純金とプラチナの合金箔「純金プラチナ箔」で仕上げ。
なんと金箔を約20,000枚使用!
内壁は元の壁の土に沖縄の泥藍を合わせ、縄目模様を施した壁に24Kの箔を押し、さらにそれを掻き落として純金箔のグラデーションを描き出すという、ちょっともう理解不能なくらい贅沢な仕上げ。
この「黄金の蔵」を製作した左官職人は、大河ドラマ『真田丸』の題字も手がけた挾土秀平さんです。


「黄金の蔵」の入り口。
中には入れません、あとお触り禁止です。

うぉっすげぇ〜。
もうなんかもうすごいとしか言えんな。

外側の金箔が貼られた壁。
そしてなんとか「黄金の蔵」を写真に収めようとする友人。
「黄金の蔵」は、2004年4月2日から公開されてます。

「黄金の蔵」の前の坪庭に、金ピカの石が。
つくばいの側にありました。

「黄金の蔵」はさわれませんが、この庭にある黄金の石は触って言いそうです。
金ピカだし、黄金だし、ご利益あるかな?
金運よ来〜い。

「箔座ひかり蔵」さんでは、金箔の箔押し体験もできるそうです。
ただ前日までに予約が必要なので、箔押し体験をしたい方は事前に予約しておこう。

これは坪庭にあった、金箔の工程が描かれた図。

こういうのってつい見入ってしまいますよねぇ。

名称 | 箔座ひかり藏、黄金の蔵 |
---|---|
所在地 | 〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目13−18 |
営業時間 | 9:30~18:00(冬季は~17:30) |
定休日 | 無休 |
アクセス | 「橋場町」バス停下車徒歩約5分 |
TEL | 076-251-8930 |
URL | https://www.hakuza.co.jp/shop/hikarikura/ |
オンラインショップ | https://www.hakuza.com |
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