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英語で「〜以外の」という意味の「other than」。
実は「other than」には逆の意味の「〜に加えて」という意味もある。
ややこしいことこの上ないが、どちらの意味かは文脈で判断するらしい……
「〜以外の」という意味の「other than」。
〜を除くという意味なので、「except(〜を除いて)」と同じ意味で使われる。
「other than those above」だと「上記以外」という意味になります。
この表現はよく見聞きするので覚えておくと便利ですね。
- She wanted to learn a language other than English.
(彼女は、英語以外の言語を学びたかった。) - There is nobody there other than him.
(彼以外にそこには誰もいない。) - She trusts nobody other than herself.
(彼女は自分以外誰も信用しない。) - Can you make fried rice with something other than chicken or beef in it ?
(チャーハンを鶏肉か牛肉以外のもので作っていただけませんか?)
「other than」には、「besides(〜を加えて)」と同じ意味の「〜に加えて」という意味もある。
日本語に訳すと「〜の他に、以外にも」となるので、「except(除く)」の意味と紛らわしいけど、「〜に加えてさらに他に」という感じ。
- Do you have any color other than blue?
(ブルー以外にも色がありますか?)
(→青があるのは分かったからそれ以外) - I need to buy some apples other than that.
(それ以外にりんごも買わなくてはいけない。)
(→別のものに加えてリンゴも) - When do you have time other than next Friday?
(金曜日以外にはいつ時間がありますか?) - She can speak Spanish fluently other than English and Chinese.
(彼女は英語と中国語以外にスペイン語も流暢に話す。) - What languages can you speak other than English?
(英語以外で、他にどの言語を話すことができますか?)
- 〜以外の
- 〜以外にも
- 〜に加えて
とほぼ真逆な意味を持つ「other than」。
結局どちらの意味で使われてるかは文脈で判断するしかなさそう……?
- I like everyone in my class other than you.
(あなたを除いて、クラスのみんな好き。)
(あなたを加えて、クラスのみんなも好き。)
みたいな文脈だけでは判断できないようなものは、どっちの意味かは聞くしかないかな。
まぁそんなややこしい言い方はしないかなぁ。