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金沢の定番土産の一つ、金沢うら田の『加賀八幡起上もなか』。
金沢の郷土玩具でもある「加賀八幡起上り」をモチーフにした最中は、ころころとした小さなお人形さんのようで実にかわいいのです。
もちろん可愛いだけでなく、餡子も絶品ですよ。
昭和11年(1936年)創業の金沢の老舗和菓子店「金沢 うら田」。
金沢 うら田さんの作る定番菓子の「加賀八幡起上もなか」は、見た目のかわいさもあって、贈答品や金沢土産の定番でもあります。
「加賀八幡起上もなか」のモチーフとなっている「加賀八幡起上り」は、金沢の郷土玩具で、「加賀八幡起上り(かがはちまんおきあがり)」と読みます。
金沢市の伝統工芸品でもあり、縁起物としても親しまれてます。
石川県のキャラクター「ひゃくまんさん」のモデルでもありますよ。
金沢城公園にいた「ひゃくまんさん」の花人形金沢の郷土玩具「加賀八幡起上り」は、その昔、金沢安江八幡宮にて、八幡さまがお生まれになった時、真紅の真綿に包んだ産着姿を模したものなんです。
八幡さまといえば、全国に数多ある八幡宮の主祭神・八幡大神、つまり応神天皇のことです。
あるおじいさんが、多幸と感謝の意を込めて、この姿をかたどった人形をお作りになり、毎年正月に献上したそうです。
これを神社にお参りに来た人々が拝受しまして、お守りとしたと伝えられております。
そんなわけで、子どもの誕生祝いや、婚礼のお祝いとして「加賀八幡起上り」を贈るならわしが広まったんだとか。
また「起上がり」も縁起の良い言葉ということで、新年や節句の贈り物、お見舞いなどにも用いられてます。
そして八幡さまといえばやはり武運長久、勝利祈願に出世開運、健康祈願に厄除けでも有名ですね。
そんなわけで「加賀八幡起上り」はとても縁起のいい郷土玩具でもあるのです。
金沢うら田の「加賀八幡起上もなか」は、縁起のいい「加賀八幡起上り」をかたどった最中。
つまりとても縁起のいいお菓子ということで、お祝い事とかでもよく贈られるのです。
自分も年賀で頂きました。
「加賀八幡起上り」が描かれた朱色のパッケージ。
よく見ると「加賀八幡起上り」がちょっと浮き上がっていてエンボス加工されてるんですね。
シンプルに見えて凝ってる。
箱を開けるとギュギュッと「加賀八幡起上もなか」が詰まってます。
小さなころんとした人形がぎゅうぎゅうに入ってる様はなんかカワイイですね。
真っ赤な産着にくるまれた八幡様を模した和紙に包まれた最中。
不思議と1個1個顔が違って見える。
1個は手のひらに乗るくらいのサイズ。
そんなに大きくはないけれど、持って見るとずっしり重い。
和紙の産着を取ると、中にはこれまた「加賀八幡起上り」の形をした最中が。
顔だけでなく松などの模様も描かれてます。
そして中には最中いっぱいにこれでもかってくらいギュウギュウに餡子が詰まってます。
最中いっぱいに北海道産小豆を使用した小倉餡が入ってるのですが、甘すぎずぺろっと食べれちゃいます。
中のあんこは粒あんでした。
1個1個包まれているので、会社などへのお土産にも最適ですね。
金沢へお越しの際は是非「加賀八幡起上もなか」をお試しあれ。
今回いただいたのは7個入りでしたが、
- 単品 162円(税込)
- 7個入り 1,264円(税込)
- 10個入り 1,782円(税込)
- 15個入り 2,646円(税込)
- 20個入り 3,510円(税込)
- 30個入り 5,184円(税込
があります。
金沢駅の百番街あんとにも「金沢うら田」さんのお店がありますよ。
名称 | 金沢うら田 百番街店 |
---|---|
所在地 | 〒920-0858 石川県金沢市木ノ新保町1−1 |
営業時間 | 8:30~20:00 |
定休日 | 施設営業日に準じる |
アクセス | 金沢駅・百番街あんと内 |
TEL | 076-260-3774 |
URL | https://www.urata-k.co.jp |
オンラインショップ | https://urata-k-store.shop-pro.jp |
SNS | Instagram |
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