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かしこまった場所の挨拶で耳にする「privilege」。
「特権、恩恵」という意味で覚えていましたが、「〜する幸運に恵まれる」とか「自分にとって大変名誉なこと」という意味もあるんですね。
あんまり使うことがなさそうではありますが、改まった場所での挨拶などで使われる「privilege」。
名詞で
- 特権、特典、恩恵
- 名誉、栄誉
- 権限、権利
他動詞で
- 〜に特権を与える
- 〜を免責する
という意味があります。
発音は[prívəlidʒ(プリヴァレジ、プリヴィレジ)]。
「privilege」は、話し手にとって特別な思いを込めて「自分にとって大変名誉なことである」という意味で使われることがあります。
かしこまった場所で、主賓とかゲストを紹介する名誉を与えられたという感じでしょうか。
かしこまった挨拶の場では、「privilege」だけでなく、「honor and privilege」と
- honor:名誉、光栄
- privilege:特権、光栄、権利
を一緒に言うこともあります。
「It’s an honor and a privilege for me today to introduce ○○.」
と言うと「〇〇さんを紹介させていただくことは誠に名誉なことで光栄に思います。」と言う感じですね。
自分にとってとても光栄ですと言うときの「privilege」
- It is a privilege to meet you.
(あなたにお会いできて光栄です。) - We are very privileged to have you with us today.
(今日はみなさんにおいでいただいて大変光栄です。) - We are privileged to have Mr. Pen with us today.
(本日は光栄にもペン氏にご出席いただいています。) - It is my great privilege to introduce Mr. Smith here.
(この場におきましてスミス様をご紹介させていただくことは誠に名誉な事と存じます。) I felt privileged to have worked with you.
(私はあなたと働けて光栄でした。)It’s my privilege to be working with you.
(一緒に仕事ができて恵まれている。)- It was a privilege to meet the famous scientist.
(著名な科学者に会えるとは名誉なことだった。) - It is a kind of honor and privilege to be involved in making movies.
(映画制作に携わることは、一種の特権と名誉です。) - It’s such an honor and privilege for me to say a few words in front of such a big audience.
(こんなに多くの方々の前でお話させていただけるなんて、非常に光栄なことです。)
「特権」
- the privileged classes
(特権階級) - The country is still based on privilege.
(その国はまだ特権社会である。) - Only members have the privilege of using the sports facilities.
(運動施設利用の特典は会員に限られます。) This group of people are privileged, but they are not aware of it.
(このグループに属する人は優遇されているが、彼らはその事実に気づいていない。)Power and privilege should not shout down the voice of the people.
(権力や特権が人々の声をかき消してはならない。)- I have been privileged to live my life in freedom.
(私は自由の中で自分の人生を生きるという特権を与えられてきた。)
自分が「privilege」を使う機会があるかは分かりませんが、「It is a privilege to meet you.
(あなたにお会いできて光栄です。)」は覚えておいてもいいかなと思いました。