【週末英語#184】英語で「猫の手も借りたい」とはなんと言えばいい?

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週末英語(weekend english)猫の手も借りたい

メチャクチャ忙しい時は「猫の手も借りたい!」って言いますよね。

でもこれ英語で言うとどうなるんでしょうね?

「猫の手も借りたい」の意味

念のためおさらい。

「猫の手も借りたい」とは、

非常に忙しいため、誰でもいいから手伝いが欲しいことのたとえ。

です。

なんでもいいから手伝って欲しいってことですね。

ていうか、なんで猫なんでしょうね、犬じゃダメなのか?とも思いますが、

猫は「寝子」とも言われるように、基本的に寝るか食べるか、飼い主の言うことなど聞かず自由気ままにふらふらしてる。

つまり人間の役に立ってはくれないのだけど、それでもそんな猫の手でもいいから借りたいってことなんですね。

ちなみに「犬の手も人の手にしたい」という犬を使ったことわざもありました。

あ、そして「猫の手も借りたい」の意味を調べて知りましたが、

この言葉には「誰でもいい」という意味合いを含むから、直接相手に言うと失礼に当たるんだそうです。

知らなかった……

「猫の手も借りたいくらいだから手伝って欲しい」はNGなんですね。

「猫の手も借りたいくらい忙しいんだよ……」ならOKかな。

英語で「猫の手も借りたい」という表現はあるのか?

猫の手は「cat’s paw」。

paw」は爪のある動物の足や手のこと。

ただ、「cat’s-paw」には「〔他人に使われる〕手先」という意味もあるので、

猫の手も借りたいという感じで「Borrowing the cat’s paws」というと変な誤解を生みかねませんね。

英語で「猫の手も借りたい」=「どんな手伝いでも欲しい」と言い換える

英語には「猫の手も借りたい」という意味に相当することわざはありませんでした。

なので、語源の意味から考えると、「得られるならどんな手伝いでも欲しい」という感じですね。

  • need all the help one can get
  • take any help one can get

という言い方があって、これは「得られる限りの助けを必要とする、得たい」という意味。

all the help」や「any help」は、「助けになるもの全部、助けになるものなら何でも」ということですね。

「one」には助けを欲している人の人称が入ります。

実際に使うとしたら、

  • I need all the help I can get.
  • I need every help I can get.
    (なんでもいいから助けが必要なの!)
  • I’ll take all the help I can get.
  • I’ll take any help I can get.
    (得られる助けは全部もらうよ。)
  • I want to take any help I can get.
    (手伝ってもらえるならなんでも!)

という感じでしょうか。

「猫の手も借りたい」というのは日本独特の発想なんですかねぇ。

ただ1つ言いたいのは、猫は役立たずじゃない!

猫はそこにいるだけで可愛いんだ!

癒されるんだ!

猫はいるだけでいいの!

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