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メチャクチャ忙しい時は「猫の手も借りたい!」って言いますよね。
でもこれ英語で言うとどうなるんでしょうね?
念のためおさらい。
「猫の手も借りたい」とは、
非常に忙しいため、誰でもいいから手伝いが欲しいことのたとえ。
です。
なんでもいいから手伝って欲しいってことですね。
ていうか、なんで猫なんでしょうね、犬じゃダメなのか?とも思いますが、
猫は「寝子」とも言われるように、基本的に寝るか食べるか、飼い主の言うことなど聞かず自由気ままにふらふらしてる。
つまり人間の役に立ってはくれないのだけど、それでもそんな猫の手でもいいから借りたいってことなんですね。
ちなみに「犬の手も人の手にしたい」という犬を使ったことわざもありました。
あ、そして「猫の手も借りたい」の意味を調べて知りましたが、
この言葉には「誰でもいい」という意味合いを含むから、直接相手に言うと失礼に当たるんだそうです。
知らなかった……
「猫の手も借りたいくらいだから手伝って欲しい」はNGなんですね。
「猫の手も借りたいくらい忙しいんだよ……」ならOKかな。
猫の手は「cat’s paw」。
「paw」は爪のある動物の足や手のこと。
ただ、「cat’s-paw」には「〔他人に使われる〕手先」という意味もあるので、
猫の手も借りたいという感じで「Borrowing the cat’s paws」というと変な誤解を生みかねませんね。
英語には「猫の手も借りたい」という意味に相当することわざはありませんでした。
なので、語源の意味から考えると、「得られるならどんな手伝いでも欲しい」という感じですね。
- need all the help one can get
- take any help one can get
という言い方があって、これは「得られる限りの助けを必要とする、得たい」という意味。
「all the help」や「any help」は、「助けになるもの全部、助けになるものなら何でも」ということですね。
「one」には助けを欲している人の人称が入ります。
実際に使うとしたら、
- I need all the help I can get.
- I need every help I can get.
(なんでもいいから助けが必要なの!) - I’ll take all the help I can get.
- I’ll take any help I can get.
(得られる助けは全部もらうよ。) - I want to take any help I can get.
(手伝ってもらえるならなんでも!)
という感じでしょうか。
「猫の手も借りたい」というのは日本独特の発想なんですかねぇ。
ただ1つ言いたいのは、猫は役立たずじゃない!
猫はそこにいるだけで可愛いんだ!
癒されるんだ!
猫はいるだけでいいの!