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6月は大変でした。
例年は6月はアイスショー「Fantasy on ICE」が開催されていてオフシーズン中の最高に楽しい季節だったんですが……
今年はまぁ新型コロナの影響で致し方ないとはいえ、アイスショーは全て中止……
ぽっかりと心に穴の空いた日々を送ることになるのかな、としょんぼりしていたところに、なんと!
羽生結弦選手の写真集発売のお知らせ!
それもなんと3冊も出るという、ある意味異常自体?に右往左往しつつ、結局3冊しっかりゲットし、ほくほくな6月を過ごしました。
3冊の写真集の中、先陣をきって発売されたのが、『羽生結弦 SEASON PHOTOBOOK 2019-2020』。
『Ice Jewels』というフィギュアスケート雑誌を発売されているところの特別編集版の第5弾です。
本まるまる一冊オール羽生結弦!
そしてカメラマンは田中宣明さん。
シーズンフォトブックとあるように、2019-2020の昨シーズンの写真で構成されてます。
ファンタジー・オン・アイス(アイスショー)の写真から始まり、そして試合毎の写真が時系列順に。
言葉としての説明はほぼなく、写真だけで物語っていく。
それだけでものすごくひき込まれる。
ところどころ練習中やオフショットの写真もあり、振り幅激しすぎて見る方の感情も揺れ動きすぎて、気付いたらあっという間に時間が立つし、軽い方針状態になるしで、もうすでにいま何書いてんのかよくわかんない。
とにかくすごいのだ。
そして巻末には2019-2020シーズンの全試合のプロトコル(詳しい採点表)も載っている。
Good Job !
さらに巻末には羽生選手のコメントもあるんです!( ;∀;)
続いて登場は、6月17日になんと報知新聞者から発売された『羽生結弦 2019-2020』。
カメラマンは矢口亨さん、そしてライターは高木恵さん。
まず驚いたのが、そもそも報知新聞者からいちアスリート、それも野球選手でもないアマチュアのフィギュアスケート選手ただ一人の写真集が出ること自体も驚き。
なおかつ、出版された本のサイズがまたびっくり!
297×297mmのビッグサイズの正方形!
定型サイズじゃない変形版!
こちらも2019-2020シーズンの写真。
シーズン初戦のオータムクラシックから始まるのですが、変形サイズで出してきたことからもわかるように、レイアウト、全体の構図、構成のこだわりがハンパない。
作る人が変わればこれほど見せ方も変わるものかと感心しきり。
そしてこれまた写真が美しい……
こちらの写真集には試合毎に高木さんのコメントと、大会成績が乗っている。
コメントも的確でスッキリとしていて、でも重要なところはきちんと伝える。
無駄な華美なコメントはない。
だからこそ読みやすく凄さが伝わる。
これまた珠玉の一品。
そして最後に登場はスポニチの『YUZU’LL BE BACK II 羽生結弦写真集2019~2020(Dancin’on The Edge3)』!
カメラマンはファンの間で神と呼ばれる小海途良幹さんと長久保豊さん。
これまた2019-2020シーズンの出場全6試合を振り返る写真集。
『YUZU’LL BE BACK II 』とあるように『YUZU’LL BE BACK』としては実は2冊目。
なんだけど、スポニチが出すフィギュアスケートの写真集としては3冊目なんですね。
1冊目は『Dancin’on The Edge -平昌フィギュア報道写真集-』という平昌オリンピックのフィギュアスケートの写真集があります。
まぁ3冊ともお迎えしましたが。余談でしたね。
試合中や練習中、オフショットなどはもちろん、試合でのインタビューもがっつり収録されていて、見応え読み応えバッチリ。
そしてスポニチというスポーツ誌が出版するだけあって、スポーツ誌の紙面も網羅されてるところが楽しい。
ジャンプの連続写真もあり、そこはスポーツ誌が出す写真集といったところでしょうか。
あと、スポニチさんの写真集からかな、必ず毎回カバー裏を確認するようになったのは(笑)
これまた写真がひたすら美しい、毎回毎回目を奪われすぎてタイムスリップしてしまうのがちょっと困りますねぇ。
まさかのたったひと月のうちに、たった一人の、それも1シーズンの写真集が3冊も出るとは驚きでしかないのですが。
そしてその3冊の写真集がまた三者三様でそれぞれに見応えがあるという。
それだけ羽生選手自身が稀有な存在であるということでもあるのだけど、同時に羽生選手の美しさをそれぞれの視点で捉えるカメラマンさんはすごいなぁと思います。
試合中のわずか一瞬、映像だけで見ていたら気づかなかったかもしれない瞬間を切り取り永遠に閉じ込める。
しかもそのわずか一瞬を切り取るカメラマンさんの技術にも脱帽です。
それにしても同じ場所で同じ人物を撮ってるのにこんなに違うんだなぁというのを、3冊がほぼ同時に出たからこそ、改めて気づけたことかな。
いや〜写真って面白いですね。
6月は3冊も羽生選手の写真集が出てホクホクしていたら、なんと7月1日から「オンライン羽生結弦展」が始まったんです!!!!!
[ #オンライン羽生結弦展 情報]本日より「羽生結弦展2019-20」を公開いたしました。
会期:2020年7月1日(水)~2020年8月2日(日)
特設ページはこちら https://t.co/x7EviXidXs pic.twitter.com/SB8Un6sqbP— 読売新聞オリンピック・パラリンピック (@Yomiuri_gorin) June 30, 2020
主催は読売新聞社なので、当然ながら若杉さんの写真も見れる!
[ #オンライン羽生結弦展 情報]本紙写真部・若杉和希記者による写真解説講座<1>を明日公開します。 特設ページはこちら https://t.co/x7EviXidXs pic.twitter.com/f4hQhy6O4T— 読売新聞オリンピック・パラリンピック (@Yomiuri_gorin) July 2, 2020
しかも若杉さんによる写真解説講座まであるという充実っぷり。
何より嬉しいのはグッズは受注生産!!!!!
ありがたい〜。
前回開催された羽生結弦展では地方の壁に泣かされ、なんとか行けた名古屋会場ではすでに売り切れたグッズがね……
それが今回は受注生産!!!!!
ありがたやありがたや。
オンラインで開催されたことで地方の壁もなく、海外の方も見れるというのいいもんですね。
と思いつつも、気になったのが、
- 主催:読売新聞社
- 後援:公益財団法人 日本スケート連盟
- 特別協力:仙台市
- 協力:藤崎 大和富山店 ANA
- 協賛:西川株式会社
主催も後援もわかります、特別協力に仙台市があるのも羽生選手のふるさとなので、納得ですね。
協賛に西川さんがあるのも、協力にANAがあるのもわかります。
同じく協力にある藤崎は仙台の百貨店ですね、なるほど、納得です。
気になったのは協力にある「大和富山店」の文字ですよ。
「大和」と言えば金沢に本社があるデパートです。
「大和富山店」はそのまんま大和の富山店ですよ。
特に羽生選手と関わりがあるわけでもありません。
それは、つまり、もしも、リアルでの、前回のように百貨店での「羽生結弦展」が開催されていたら、
「大和富山店」で「羽生結弦展」が開催されていたかもしれないってことですよねー!!!!!
うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ
こういう展覧会は、北陸はおろか日本海側はことごとく会場にされることすらほとんどないのに!
それが「羽生結弦展」!
しかも北陸で開催されていたかもしれなかっただなんてっ!!!!!
なぜ、なぜ今、コロナが、コロナ……
殴れるものならフルボッコにして簀巻きにして海底に沈めてやりたい!!!
いや、うん、今さらいっても仕方ない事は十分わかってる、わかってるんだけどね、どうしても吐き出したくなってしまった……
まだまだ未熟ですな。
ふぅ。
羽生結弦展を見て、心を落ち着けよう。
うん、こうしていつでも気軽に見れるというのはオンラインのありがたいところだ。
あぁでも大きなパネルで見たかったなぁ……
あれ、気付いたら6月に読んだ本のことというか、羽生選手のことになってしまったな。
まぁいいか。
人間癒しも大事。