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山中温泉の鶴仙渓には上流から
と3つの橋がかかっています。
「あやとり橋」はちょうど鶴仙渓のほぼ中間にある、生花の草月流家元・勅使河原宏氏がデザインしたというなんともユニークな形状の橋です。
山中温泉の観光スポットとしてこちらも外せない「あやとり橋」。
山中温泉の温泉街に沿って流れる鶴仙渓のちょうど中間あたりに架かっています。
あやとり橋のすぐ横に駐車場もあるのでアクセスもかなり良いですよ。
橋の入り口に不思議な石のモニュメントがあった。
なんだろうな。
「あやとり橋」ですが、なかなかに形状の美しさをわかりやすく写真に撮るのが難しい……
いや自分の腕の問題だけど。
木製でも石製でもない、鉄骨?なんだけど、実にゆるやかなカーブを描いているのです。
上空から見るとこんな感じでゆるやかに綺麗なS字を描いているんですね。
この「あやとり橋」は、草月流家元・勅使河原宏氏が「鶴仙渓を活ける」というコンセプトでデザインしたそうで、紅紫色のS字型をした実に特徴的な橋です。
下から見上げるとこんな感じで、なんとも不思議なうねりがおもしろい。
ちょっとジェットコースターみたいにも見える。
あやとり橋から上流を見ると、ちょうど川床が見えます。
緑の中に見える真っ赤な野点傘はなんとも雅ですね。
真下に見える遊歩道。
これはなかなか散策が気持ちよさそう。
「あやとり橋」は鉄骨で、S字型と斬新でモダンな設計なのに、不思議と鶴仙渓の渓谷美に見事にマッチしてますねぇ。
紅紫色がうまく調和を醸し出してるのかな?
さすが華道家がデザインした橋というところでしょうか。
あ、「あやとり橋」は車での通行はできませんよ。
徒歩専用です。
長さは94.7mだそうです。
ちなみに夜になると九谷五彩をイメージしたライトアップ「KAKUSENKEI LIGHT」も毎夜開催されてるそうです。
(降雪時期は休止するらしい)
【加賀】山中温泉の名勝「鶴仙渓」に架かる「あやとり橋」は夜間ライトアップされてるよ「あやとり橋」の近くにある「川床」へは、「こおろぎ橋」方向へと歩きます。
するとすぐに真っ赤な野点傘が目を惹く「川床」がありますよ。
鶴仙渓の川床では、あの和の鉄人・道場六三郎さん監修のスイーツが楽しめます。
加賀 山中温泉の名勝「鶴仙渓」の「川床」ではあの道場六三郎さん監修のスイーツが味わえる『奥の細道』で有名な俳人・松尾芭蕉も、鶴仙渓の眺めを気に入り、しばらく山中温泉に逗留したそうですよ。
遊歩道に芭蕉の句がありました。
「山中や 菊はたをらじ ゆのにほひ(山中や 菊は手折らじ 湯の匂ひ)」
ですね。
菊の露を飲んで七百歳まで生きたという菊児童の伝説があるが、ここ山中では菊の力によらずとも、この湯の香りを吸っていると十分に長寿のききめがありそうだ。
という意味らしいです。
要は山中温泉の湯に浸かれば長生きできそうだということですね。
そしてカッパ?河童だね、なぜ河童の絵があるんだろう……
所在地 | 石川県加賀市山中温泉河鹿町 |
---|---|
駐車場 | あやとり橋駐車広場(観光客無料) |
アクセス | あやとり橋駐車場からすぐ JR加賀温泉駅からバスで約35分 |
問合せ | 0761-78-0330(山中温泉観光協会) |
川床でちょっと一息休憩し、せっかくなので「こおろぎ橋」まで遊歩道を歩いて行くことに。
川の流れや鳥のさえずりなど自然の音しか聞こえない。
癒されるー。
遊歩道は割と整備されてて歩きやすい。
ただTHE自然の中なんで、ちょいちょい気をつけないと虫さんを踏みそうになる……
苔生した木とか、
ジブリ味満載な橋が!
どうですこの感じ!
すごいトトロ感!
いかにジブリ味を出すか一生懸命写真撮りまくってたら、たまに道ゆく人に不思議な顔をされた……
ジブリ感。
不思議な沢?もあった。
こだまがいそうだなぁ。
シシ神様が現れそうじゃありません?
あぁ楽しい。
遊歩道の途中、こおろぎ橋に近くなったあたりに「采石巌(さいせきがん)という看板がありました 。
目前の岩、さしたるものではないが鶴仙渓の一名勝として讃られる。
名づけて采石巌。文政年間詩人大窪詩仏によって命名さる。
采石巌とは中国金陵の辺に在りし泊舟の小馬頭にして附近の景色采石江辺に似たるによって名づけられしものという。
昔、唐の粛宗の時、李太白官界の腐敗を嘆いて逍遥自在、この地に一夜天楽と共に現われし仙童二人と鯨背に乗りて昇天せりとの伝説が詩仏命名の由来である。
岩面に、烟水不滅舞雩春漫遊聊比浴沂趣と加賀藩の儒者津田鳳卿が刻み「棲霞峡(さいかきょう)と名付けたとも言う。ともあれこの辺り中国風の詩趣ゆたかな雅境である。
鮎焼に 芒折来る 河原かな 萎文
世にたくひ少な彦名の神御業あなめつらしの岩のすかたや 頼之
と書いてありますね。
いまいちよくわかりませんが、中国の金陵にある采石江というところに似ている、景色の素晴らしいところということでしょうか。
漢詩は難しいな。
江戸時代の漢詩人・大窪詩仏が絶賛したという鶴仙渓の景勝地なんですね。
川の中の岩のことかなぁ……
周りの草が生茂りすぎていてよくわからない。
それともどこかいい鑑賞スポットがあるのかな?
ふたたび「こおろぎ橋」を目指して歩く。
途中なかなかのえぐれ具合の岩があったりとなかなか楽しい。
てっきり「こおろぎ橋」のすぐ横に来るのかと思ったらそうではなくて、「無限庵」という建物の裏に出ました。
大通りを下っていくとこおろぎ橋が見えてきました。
こおろぎ橋から黒谷橋までは約1.3キロなので、あやとり橋からこおろぎ橋までは700メートルくらいですかね。
大体10分ちょっとくらいで着きました。
たぶん「こおろぎ橋」からスタートする方が、下流へと下っていくので楽かもしれないですね。
【加賀】山中温泉の名勝「こおろぎ橋」のすぐそばにある料亭「明月楼」では美味しい鰻が食べられるよてくてくと歩いたらのど乾きますね。
こおろぎ橋からゆげ街道へと戻り、すぐ近くの「おみやげ処千幸堂」さんへ。
山中漆器などのお土産屋さんなんですが、お店の一角にカフェコーナーがあったんです。
友人は抹茶のかき氷。
自分は抹茶フロートをいただきました。
ほんのり汗かいてほてった体に冷たくて甘い飲み物が沁みますわぁ。
所在地 | 〒922-0128 石川県加賀市山中温泉こおろぎ町ニ3−1 |
---|---|
駐車場 | こおろぎ橋駐車広場(観光客無料) |
アクセス | こおろぎ橋駐車場から徒歩約1分 JR加賀温泉駅からバスで約35分 |
問合せ | 0761-78-1439 |
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