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英語のことわざで、
- Rain before seven, fine before eleven.
という表現があります。
雨が降り続くことはないから、そのうち良くなるという意味。
日本語だと『果報は寝て待て』といったところかな。
- Rain before seven, fine before eleven.
直訳すると、「7時前の雨は、11時前に晴れる」。
この言い回しを知らなかったら、単純に昼前には晴れるんだなって、天気のことだと思っちゃいそうですね。
これはイギリスの天候に由来することわざだそうです。
イギリスといえば「霧の街」ロンドンのイメージですが、実際かなり雨が降るらしい。
ただ1日中雨が降るというわけでもなくて、1日のうち数時間という感じらしいです。
7時と11時に意味があるのかどうかはわからないけど、
- rain – fine
- seven – eleven
と韻を踏んでるっぽいので音の響きで「セブン・イレブン」なのかな。
……もしかしてあの大手コンビニの名前の由来って……と思ったけどあそこは営業時間が名前の由来でしたね。
「Rain before seven, fine before eleven.」は、
朝に雨が降っていたとしても、昼頃には晴れるというイギリスの天候からきたもので、「最初は良くなくても、あとから自体は良くなる」というような意味で使われるんだそうです。
いつまでも雨が降り続けることはない、そのうち良くなる。
時間が解決してくれる。
「雨のち晴れ」ってことですね。
日本語だと
- 果報は寝て待て
- 待てば海路の日和あり
- 禍福は糾える縄の如し
といったところかな。
- Every cloud has a silver lining.
(苦あれば楽あり) - After night comes the day.
(明けない夜はない) - If today will not tomorrow may.
(今日がダメでも明日がある) - Tomorrow is another day.
(明日は明日の風が吹く)
などなど、日本語でもいろんな言い方があるように英語でもいろんな表現がありますね。
最後の「Tomorrow is another day.」は、ことわざというか映画「風と共に去りぬ (字幕版)」のスカーレット・オハラの名言ですね。
「Rain before seven, fine before eleven.」は「雨のち晴れ(止まない雨はない)」という意味ですが、天気予報ではこんな言い方ではないですね。
天気予報で「雨のち晴れ」は、
- Rain, later sunny
- Rainy, fine later
- Rain, followed by sun
などのように言います。
「明日は雨のち晴れるでしょう」は、
- It’s going to rain, fine later tomorrow.