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『くまのプーさん』といえば、羽生選手が真っ先に思い浮かぶのですが(笑)
けっこう心に刺さる名言もいっぱいあるんですよね。
その中で気になって iPhone のメモ帳に残していたのが、改めていい言葉だなぁと思いました。
今日は贈り物
Yesterday is history.
Tomorrow is a mystery.
Today is a gift.
That’s why it is called the present.
昨日は過去(歴史)のこと、
明日はミステリー(謎)
今日は贈り物
だから今日はプレゼントと言うんだ。
意味がたくさんある「present」
「present」には実はたくさんの意味があるんですよね。
まず思い浮かぶのは、名詞の「プレゼント、贈り物」ですね。
他にも名詞で「今、現在」と言う意味もあります。
そして形容詞で「存在している、そこにある、出席して、現在の」と言う意味や、
動詞の「贈る、伝える、示す」などなど。
“That’s why it is called the present.”
で出てくる「present」は、
- 贈り物(プレゼント)
- 現在
と言う2つの意味が書けられてるんですね。
こういう2つ以上の意味や、2つ以上の解釈が可能な言葉を「double meaning(ダブル・ミーニング)」と言います。
日本だと「掛詞」と言いますね。
元はアメリカの歴史家アリス・モース・アールの言葉
この言葉は、もともとはアメリカの歴史家で作家のアリス・モース・アール(Alice Morse Earle)という方の言葉らしいです。
『Sun Dials and Roses of Yesterday: Garden Delights.』という本の中で出てくるそうです。
もともとは、
The clock is running.
Make the most of today.
Time waits for no man.
Yesterday is history.
Tomorrow is a mystery.
Today is a gift.
That’s why it is called the present.
という一節。
意味は、
『時計の針は進んでいる
今日を大切にしなさい
時は決して私たちを待ってくれない
昨日はヒストリー(過去)
明日はミステリー(謎)
今日はプレゼント
だから今(プレゼント)を贈り物(プレゼント)と言うんだ』
「history(ヒストリー)」と「mystery(ミステリー)」は韻を踏んでるんですね。
「present」もその前に「Today」があるから、「現在」と「贈り物」のダブルミーニングがあると言うのがわかるんですね。
いや〜言葉遊びが巧みだなぁ。
この言葉は、いろんな人がいろんなバリエーションで使ってたりもします。
「Today is a gift.」を「Today is a gift from God.」という言い方もあって、「神様からの贈り物」というのもまさに「GIFT」という感じですね。
1日1日、毎日『今日』という『プレゼント』をもらってるんだなぁと思うと、一日一日を大切にしないとなぁと思いますね。
まぁそれを忘れてついだらけて行ってしまうんですけどねぇ……