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名古屋でのパワースポット巡り、というか神社巡り、今回は縁結びで有名な「洲崎神社」!
名古屋の中心地?にあるけど静かで緑いっぱいの神社でした。
そして金運や良縁を祈願する参拝方法がなかなかユニークでね。
あまり人に見られたくない感じなのだけど、この洲崎神社、参拝者も多いというわけでもないけれど、途切れることもなく人がやってくるという……
ま、やりましたけどね!
洲崎神社は名古屋市中区栄にあります。
名古屋城からも近くて、すぐそばには名古屋市美術館や大須観音もあるというかなりの中心地。
洲崎神社の創建は、平安時代初期。
かつてはこの地は入江だったらしい。そこに祀られていた地神(石神)の導きによって、素戔嗚尊(すさのおのみこと)を奉斎したのが始まりで、当時は広井天王や牛頭天王と呼ばれていたそうです。
名古屋城ができる前は栄1丁目全域が神社地だったというからかなり広大な神社だったんですね。名古屋城ができると周辺には武家屋敷が建てられたりとかなり境内が小さくなってしまったようです。
江戸時代になると、尾張十社の民社総社的立場にあり、皇室や公家、徳川家などからの奉納が多数あったということで、「尾張名所絵図」や「享禄絵図」、「名所扇絵」にも描かれてるそうです。
明治41年に石神神社、広井天王社が合祀されて「洲崎神社」となったんだそうです。
毎年7月第3土・日曜日には江戸時代から続く「ちょうちん祭り」が行われてます。
洲崎神社の主祭神は、
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
- 稲田姫命(いなだひめのみこと)
- 五男三女神(ごなんさんにょしん)
の3柱。
石神には
- 布都御魂
- 道祖神
が祀られていて、道祖神にはさらに
- 猿田彦命(さるたひこのみこと)
- 天鈿女命(あめのうずめのみこと)
が祀られています。
ご利益は、
- 縁結び
- 難関突破
- 金運アップ
- 商売繁盛
- 家内安全
- 厄除け
など。
御祭神の稲田姫命は『古事記』の櫛名田比売命のことですね。
かの有名な八岐大蛇に生贄にされそうになっていたところを素戔嗚尊に助けられ、ご夫婦になったという八岐大蛇伝説のヒロインであります。
つまり稲田姫命自体が良縁とか厄除の守護神なのですが、素戔嗚尊と夫婦で祀られていることからもかなり「縁結び」のご利益に期待できるかもしれない!ということであります。
また石神に祀られている
- 猿田彦命
- 天鈿女命
もご夫婦の神様。
良縁の神様、しかもご夫婦の神様が2組も祀られているのだから、たしかに「良縁」が期待できそうですね。
「縁結び」というとどうしても恋愛のイメージが強いですが、いやまぁそりゃいいご縁があればありがたいですけどね、人との縁や、仕事、進路といった縁を結んでくれるので、恋愛以外にもいい仕事や人間関係のご縁が欲しいときに訪れてみるのもいいですよ。
五男三女神は……よくわからない。
たぶん『古事記』や『日本書紀』で出てくる、「天照大神と素戔嗚尊の誓約」で生まれたという五柱の男神と三柱の女神のことではないかなと。
スサノオが祀られてるし、たぶん……
あ!そうそう洲崎神社の御朱印は社務所でいただけますよ。
右の鳥居が洲崎神社の鳥居で、左の赤い鳥居が道祖神の鳥居でした。
鳥居が2つ並んでいるという面白い入り口。
まぁ中で一緒になってるんですけどね。
手水舎には龍神様がおいでなされた。
洲崎神社の方の鳥居から本殿まではほぼ一直線に参道がのびてます。
本殿向かって右側には社務所があります。
「受付」と書いてある方ですね。
御朱印はお参りを終えてから社務所でもらいましょう。
まずは御本殿で参拝です。
拝殿での参拝を終えたら拝殿の右横にある「石神」へ。
石神はどうやら「いそのかみ」と読むらしい。
そして石神には
- 布都御魂
が祀られています。
「布都御魂」は神武天皇を助けた霊剣のことで、その剣は奈良にある「石上神宮」に御祭神として祀られてます。
剣の霊力を神格化した神様ですね。
こちらのみちびきの神さまは
- 良縁
- 親子
- 金運
- 健康
- 幸福
- 芸能
- 技芸成就
などのご縁を導いてくれるそうです。
赤い鳥居には「道祖神」と書かれていて、道祖神には
- 猿田彦命
- 天鈿女命
が祀られています。
猿田彦命がみちびきの神様ですからね。
天鈿女命は良縁や芸能の神様なので、その辺りのご縁を導いてくれるということですかね。
所願成就を祈願して鳥居をくぐる前に、お払いの御幣(ごへい)で身を清めます。
神主さんが「清めたまえ〜」と白い紙の束がついた棒をふりますが、それです。
それを語弊と言いまして、鳥居の前に置いてあります。
「左、右、左」と払うようです。
たぶん、奥にある鳥居くぐりの看板に書いてありました。
しかして、石神の鳥居を前にして思う。
え?ちっちゃくね?
これをくぐるの……?
横から見るとこんな感じです。
けっこう小さい。
そして鳥居の下の橋は太鼓橋になってるのでこれまた難易度高めです。
まぁ通れましたよ。
あ、くぐることはできました。腹ばいで。
ただ最終的にくぐり終えたら正座してしまうという不思議なくぐり方になりましたが。
これ1人だとちょっと勇気出ないかもです。
友人と2人でわぁわぁ言いながらだったから出来たようなものです。
もし1人だったら……、周りに誰もいないこと、かつとうめん人が来ないであろうことを確認した上でないと出来ないかもなぁ……
あ!女性は、スカートで行くのはやめておいたほうがいいかもしれませんよ。
金運アップ!
商売繁盛!
を願うなら「白龍龍壽大神」へ!
こちらの社には2柱の蛇神が宿った2匹の白蛇が祀られていて、金運アップ・商売繁盛のご利益がいただけるのです。
これは絶対に外せない参拝スポットであります。
こちらへは本殿右の鳥居くぐりのさらに右奥へと進むとございます。
白龍社へと続く参道。
白龍社には
- 白龍大神
- 龍壽大神
という龍神・白蛇さまがまつられています。
拝殿には宝珠?のようなものを2匹の白蛇がとぐろを巻いてるオブジェ?があり、なんだかご利益ありそうな圧を発しておりました。
洲崎神社の参道中程にある二の鳥居の右横に道祖神の磐座があります。
良縁祈願を願うならこちらも外せません。
「絆」ってデカデカと書かれてる看板に良縁祈願の参拝方法が書かれてます。
お参りの順序は、
- 御本殿にお参り
- 石神鳥居の小さい鳥居をくぐって難関突破すると願事成就
- 道祖神にお参り
という順序です。
いいご縁が欲しいからといきなり道祖神からお参りするのではなく、まずは主祭神の素戔嗚尊が祀られてる御本殿からですよ。
さらに道祖神のところで道祖串に「縁結びの輪」を結べば完璧です。
「縁結びの輪」は本殿向かって右側にある社務所でいただけます。
初穂料は500円だったかな。
白い紙と紐が渡されるので、紙の裏に自分の名前とどのような縁に恵まれたいかを記入します。
そして道祖串に藁の紐を通して結びます。
なぜかはわかりませんが、洲崎神社の境内には十二支の像がありました。
こちらが
- 辰
- 巳
の2体。
まぁ辰の子としては「辰」を真っ先に見つけるよね。
- 午
- 未
も発見。
本殿の向かって左には
- 寅
- 亥
右側には
- 酉
- 戌
石神の前に
- 申
がおりました。
ここまでで、
十二支の「子、牛、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」のうち
「寅、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」の9個発見。
残りの「子、牛、卯」がいない……
あれ、十二支全部はいないのか?と思ったら!
おりました!
しかも3体並んでる!
こちら、表の道祖神の赤い鳥居をくぐった先にありました。
まさかの表にいたんかーい。
摂末社が並んだとこにいましたよ。
摂末社はだいぶ文字が薄くなってて読めなかったんですが、Wikipediaによると
- 泰産社・弥五郎社相殿
- 秋葉社・稲荷社相殿
- 住吉社・船玉社相殿
だそうです。
ちなみに牛は「なで牛」でした。
「大神(牛頭天王)より給わりし丑に願いをかけてください」
と書かれてました。
願い牛ということですね。
ちょうど撫でやすい頭から背中にかけてツルツルでした。
これは社務所へ行く途中にあった不思議なオブジェ。
おっきなハートの石にも見えるし、石に顔が彫ってあるようにもみえるけど、何かはわからない。なぞ。
洲崎神社でも笠寺観音でみた「信長攻路」がありました。
「信長攻路〜桶狭間の戦い 人生大逆転街道〜」
信長攻路は織田信長が桶狭間の戦いで通ったと言われる道を基にした、清洲城から桶狭間に至る3つの道のりのこと。
と書いてあります。
なるほど信長の出世街道を辿るということかな。
MAPが欲しいとこですねこれは。
御朱印をいただきに社務所へ行ったところ見つけた「仕事守」。
龍ですよ!
しかも2匹!
双龍の上り龍!
めちゃんこカッコいいじゃないですか!
ちなみに後ろには洲崎神社の社紋かな?
織田木瓜紋と三つ巴紋がありました。
信長の出世にもあやかれるかな。
名称 | 洲崎神社(すざきじんじゃ)SUZAKI shrine |
---|---|
創建 | 平安時代初期(860年頃) |
御祭神 | 素戔嗚尊、稲田姫命、五男三女神 石神、布都御魂、道祖神、猿田彦命、天鈿女命 |
ご利益 | 縁結び、良縁、金運、商売繁盛、厄除け、交通安全、合格祈願、等 |
御朱印 | あり(社務所にていただけます) |
所在地 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1丁目31−25 |
拝観時間 | 自由 |
定休日 | なし |
駐車場 | なし(近隣にコインパーキングあり) |
アクセス | 地下鉄鶴舞線・大須観音駅4番出口から徒歩9分 |
TEL | 052-201-3834 |
URL | なし |