スポンサーリンク
せっかく「雪吊り」を施された兼六園に来たなら、雪吊り見ながら一服したいですよね。
兼六園内にあるお茶屋さんの中でも「内橋亭」は霞ヶ池に面していて、雪吊りも見える絶好のお茶スポットなのです。
琴柱灯篭や、兼六園で最初にゆきつりが施されるシンボル的松の「唐崎松」がある霞ヶ池。
その霞ヶ池の湖畔に建つお茶屋さんが「内橋亭」です。
湖面にせり出すように建ってる建物ですね。
琴柱灯篭や唐崎松の対岸にあるので池の周りをぐる〜っとまわります。
こちらが内橋亭。
手前には床机もあるので外で軽く一服することもできます。
見切れてますが左側にお土産屋さんがあり、お食事もここで注文します。
内橋亭はお座敷が2つあります。
真正面の湖面にせり出してる方のお座敷に入りました。
先に外で注文して支払いしてから中に入ります。
もともとは蓮池庭にあった四亭の1つで、明治7(1874)年に兼六園が一般開放された後この場所に移築されたものだそうです。
蓮池庭は今の瓢池あたりのことらしいです。
池の上に建っている水亭と、その手前にある部屋との間に橋がかかっているから「内橋亭」と言うんだそう。
かつては「鯰之亭(なまずのてい)」と呼ばれていたらしい。
築240年以上というかなり歴史的にも価値のある建物らしいよ。
こちらが内橋亭のお座敷。
霞ヶ池に面した方が雪見障子になってて庭が見えるようになってます。
右側の障子戸を開けたらガラス戸になってて庭がよく見えます。
お座敷とガラス戸の間に廊下があるけど立入禁止になってるので、のんびりお部屋の中から庭を眺めるのがよいですね。
お座敷の奥、正面の障子の向こうにもお庭が見えますね。
こちらの障子戸を開けさせてもらうと、
おぉ、これが「内橋亭」の名前の由来になった部屋と部屋の間に掛かっている橋ですね。
残念ながらここから向こうは立入禁止でございます〜。
手前からズームして撮ってみた。
霞ヶ池に浮かぶように建ってる水亭。
これはなんとも気持ち良さそうな空間ですねぇ。
水亭の障子戸が開けられていて庭がよく見えます。
向こうに見える石塔が蓬莱島の亀の尻尾ですね。
【金沢】金沢の冬の風物詩といえば兼六園の「雪吊り」も外せないこの角度だと蓬莱島がよく見えるかな。
そして唐崎松も見えますねぇ。
なんて贅沢な空間なんでしょう。
内橋亭の水亭には入れないのですが、実は晴れた日は障子戸が開放されてるので雰囲気を味わうことはできますよ。
雨や雪の日は残念ながら雨戸が閉められます。
この霞ヶ池に建つ「内橋亭」、普段は立入禁止なんです。
が!
実は年に一度だけ中に入ることができるんです。
それは、
5月7日の兼六園開演記念日のお茶会!
兼六園が明治7(1874)年5月7日に一般開放されたことを記念して、毎年、兼六園観光協会が開演記念の茶会を催しているんです。
この時だけ公開されるんですよ〜。
まぁ激混みですけどねぇ。
内橋亭の水亭と座敷をつなぐ橋の下に、チラッと舟が見えたんですよね。
間違いなく舟ですねぇ。
しかもなんか使われるっぽい?
飾り?でもないよねぇ。
とお店の人に聞いてみたら、この舟は庭師さんが池から庭の手入れをする時に実際に使ってるそうなんです!
なるほど!
確かに蓬莱島の手入れとかのためには池の中まで行く手段必要ですもんね。
外から見た内橋亭。
池の上に建ってるのが水亭ですね。
ここから舟に乗っていくと。
いいなぁ楽しそうだなぁ。
庭師さんはお仕事だから楽しそうとか言ってはいけないが、兼六園の池を舟に乗って行けるのはやっぱいいなぁ〜。
内橋亭では抹茶、あんころ、甘酒などの甘味の他、治部煮やそば、丼もの、定食、うなぎの蒲焼などガッツリお食事もいただけます。
ぜんざいをいただきました。
やっぱね寒い冬にはあったまるぜんざいが美味しいですよ。
焼いたお餅の香ばしさと小豆の甘さがたまりません。
あ、ぜんざいは税込650円でした。
値段は変わってるor変わるかもしれませんが、一応。
内橋亭の入り口を開けたら福助さんがおいでました。
ちょっとびっくりしましたけど。
なぜ福助がいるのかはわからないそうですが、足袋職人だったという先先代がもしかしたら置いたのか?
内橋亭を見守り続けてくれている福助さん。
最初はびっくりしたけど、なぜだかだんだん可愛く見えてくるので、内橋亭に来たらぜひ福助さんも見ていってね。
もちろん天気が良い日は外の床机に座って一服するのもいいよ。
気持ちいいしね。
ただ冬は寒いかもしれないが。
お花見の時はきっと気持ちいいと思うよ。
席数 | お座敷24席 |
---|---|
営業時間 | (夏期)9:00〜17:00 (冬期)9:00〜16:00 |
定休日 | 水曜日(不定休) |
住所 | 〒920-0936 金沢市兼六町1-22 |
問合せ | 076-262-1539 |
URL | https://kenrokuen.or.jp/chamise/uchihashitei/ |
住所 | 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1 |
---|---|
入園料 | 大人320円、6歳以上18歳未満100円、65歳以上無料(要公的機関の証明書) |
開演時間 | 3月1日~10月15日7:00~18:00 10月16日~2月末日8:00~17:00 |
休園日 | 年中無休 |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
アクセス | 兼六園下バス停下車徒歩約3分 |
問合せ | 076-234-3800 |
URL | http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/ |
- 2019年12月に訪問した際の内容です。営業形態、営業時間や定休日が表記と異なる場合がありますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。
- もし掲載内容に誤りがありましたら、大変お手数ですがご指摘いただけると幸いです。
- 写真の無断転用はご遠慮ください。
金沢の老舗八百屋さんが手がけるカフェ「Patisserie & Parlor Horita(ホリタ)205」のランチはたっぷり野菜が味わえるよ
【能登】炭火ダイニング IKE(イケ)さんで能登の牡蠣を堪能す♪
にし茶屋街にある金沢土産に忍者侍グッズのある「忍者武器ミュージアム」は本格的な展示に加え手裏剣体験もできるよ
【金沢土産】「甘納豆かわむら」のお菓子は美味しくてお手頃で金沢みやげにもおすすめ♪お取り寄せもできるよ
【金沢五社】宇多須神社は金沢の一大観光地「ひがし茶屋街」近くにある金沢城の鬼門を護る神社
【金沢】ひがし茶屋街のギャラリー&カフェ「久連波(くれは)」さんは茶屋街を見渡せる2階お座敷がおすすめ
【金沢】「いしかわ赤レンガミュージアム」の庭には辰巳用水の石管を利用した噴水モニュメントがあるよ
【金沢城めぐり】かつて天守があった金沢城の「本丸」は今は緑あふれる散策路
【金沢和菓子】きんつばと言えば「中田屋」のきんつば
【金沢城めぐり】金沢城公園「石川門(重要文化財)」は内部が公開される時がある
【金沢】海の玄関口「金沢港クルーズターミナル」にできたサンドアート(砂像)のクオリティがすごい!
【金沢城めぐり】石川門の石川櫓も菱櫓と同じく実はひそかに菱形構造だった!