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「ありがとう」と感謝を表現するときの基本表現は、「Thank you」ですね。
でもこればかりを繰り返すというのも味気ないというか……
なので英語での感謝の表現のバリエーションを増やしましょう。
- 具体的に感謝の内容を伝える
- いくら感謝してもしたりない
- “Help + 人 out” を使う
- Kind(親切)を使う
- “Appreciate(感謝する)” を使う
- 「自分では出来ない」という感謝の表現
- 親しい間柄なら “Thanks a lot.”
- 「命の恩人です」→「超たすかる〜」
- まとめ:英語でのいろんな感謝の表現
具体的に感謝の内容を伝える
何かをしてもらったときに、「〜をありがとう、〜をしてくれてありがとう」と、具体的に感謝を伝えたいときには、
- Thank you for -ing
を使います。
「手伝ってくれてありがとう」なら
- Thank you for helping me out.
- Thanks for helping me out.
「Thank you」の代わりに「Thanks」ももちろん使えます。
レポートなど書類を確認してもらったりということは何気に多いと思うのですが、そんな時は、
- Thank you for taking a look at my report.
(レポートを見てくれてありがとう)
“take / have a look at 〜”は、「〜を見る」という意味の熟語です。
いくら感謝してもしたりない
すんごい感謝してる!ほんとにありがとう!という感じを出すなら、
- Can not do enough:いくら〜してもしたりない
を使って表現することもできます。
- Thanks for helping me out.
の文章を「can not do enough」を使って言い換えてみると、
- I can’t thank you enough for your help.
(お力添えにはいくら感謝してもしたりません。)
というかなり丁寧な表現になります。
“Help + 人 out” を使う
- You really helped me out.
(本当にたすかりました。)
「〜を助け出す」という意味の、“help + 人 out” を使って感謝を表すこともできますね。
- Thank you for taking a look at my report.
を“help” を使って言い換えると、
- You really helped me by looking over my report. Thank you.
(レポートに目を通してくれて本当にたすかりました。ありがとう。)
という感じですね。
Kind(親切)を使う
“Kind” を使った「It is kind of you to do 〜(親切に〜してくれてありがとう)」という構文もあります。
この場合の「kind」は「種類」ではなく、「親切な、優しい」という意味で使われてます。
- It’s really kind of you to help me.
(御親切に手伝ってくれてどうもありがとう。)
というふうに言えますね。
もちろん「help」だけでなく、「to」の後に具体的な内容を言うこともできます。
- It’s very kind of you to invite me this evening.
(今晩は御親切にお招きくださりありがとうございます。)
“Appreciate(感謝する)” を使う
「感謝する」と言う意味の英単語 “appreciate” を使うと、“Thank you.” よりも丁寧でフォーマルな感じになります。
- I really appreciate your kindness.
(御親切にどうもありがとうございます。) - I appreciate you telling me that.
(そのように言っていただき感謝します。) - I greatly appreciate the advice you gave me.
(アドバイスをいただき大変感謝しております。)
などですね。
ちなみに
- We always appreciate your business.
(いつも大変お世話になっております。)
この場合の “business” は「取引」と言う意味で使われていて、「いつも取引いただきありがとうございます」的な感じなので、日本語だとビジネスメールの「いつもお世話になっております。」に近いでしょうか。
もう少しシンプルに言うなら “Thank you for ” を使って、
- Thank you for doing business with us.
という言い方もあります。
「自分では出来ない」という感謝の表現
ちょっと変わった感謝の表現の仕方で、「これは自分ではできなかったよ、ありがとう」という表現方法もありますね。
- Thank you. I could never have done this by myself.
(ありがとう。きっと自分ではできなかったと思います。)
“Could never have done” は「もしやろうとしても決してできなかっただろう」という仮定法過去完了ですね。
この他にもできなかった内容を具体的に言って感謝を伝えるという方法もありますね。
- You really helped me out of the difficulties of setting up the personal computer.
だと、「難しいパソコンの設定から助けてくれてありがとう=パソコン設定してくれてありがとう」みたいな感じですね。
親しい間柄なら “Thanks a lot.”
具体的な内容や丁寧に言おうと思うと、どうしても長くなってしまうのですが、親しい間柄なら、
- Thank you.
- Thanks.
の他に、
- Thanks a lot.
(どうもありがとう)
という言い方もあります。
「命の恩人です」→「超たすかる〜」
ちょっと変わった表現で、
- You’re a lifesaver.
というフレーズがあります。
“Lifesaver” は実際に「命を救ってくれる人、救命具」です。
なので “You’re a lifesaver.” は「命の恩人です。」という意味なのですが、実際に命に関わるような内容じゃなくても、何か助けてくれた、手伝ってくれたときに「超助かる〜」「めっちゃ頼りになる〜」みたく、くだけた感じで使われます。
とはいえ、目上の人やフォーマルな場面では使わない方がいいですかね。
友人同士で使われるカジュアルな表現ですね。
まとめ:英語でのいろんな感謝の表現
英語での様々な感謝の表現をまとめてみましたが、一番大事なことは、感謝していることを言葉に出す!ということですね。
まずは「Thank you」や「Thanks a lot」がさらっと言えるようになったら徐々に言えるフレーズを増やしていく。
なにはともあれ声に出して伝えるのが大切ですね。