【週末英語#95】“Where there is a will, there is a way.”「意志あるところに道は開ける」という英語のことわざ

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Where there is a will, there is a way.

Where there is a will, there is a way.

英語のことわざなのですが、韻を踏んでいて簡潔で覚えやすくいい言葉だなぁと思いました。

意味も「意志あるところに道はひらける」という前向きに進める言葉なのです。

“Where there is a will, there is a way.”の意味

Where there is a will, there is a way.

英語のことわざですね。

日本語にすると、

  • 意志あるところに道はひらける
  • 意志あるところに道あり 

といった感じです。

 

「強い意志をもってすれば,道は開ける」という意味なので、

『精神一到何事か成らざらん』が一番近いかもです。

 

あと『為せば成る』とかかな。

 

どんなことがあろうと、自身の強い意志や思いがあれば、できない事はない。

きっと道はひらける。という事ですね。

 

なんとなく、羽生選手の練習や試合を見ていて思い出しました。

「will」は意志

Where there is a will, there is a way.

 

ここで使われている「will」は、未来系で使う助動詞の「will」ではありません。

「a」がついていることからもわかる通り、これは名詞の「will」ですね。

 

名詞のwillの意味は、

  • 意思[意志]の力
  • 〔何かをしようとする〕意志、志、決意
  • 〔何かをしたいという〕意図、願望、希望

など。

 

 

後ろに続く分の「a way」とも対になってますね。

There is 構文になっている

単純な文ではあるのですが、学校で習った文法が結構使われてるんですよね。

 

  • there is a will,
  • there is a way.

 

どちらも懐かしの「There is 構文」というやつですね。

「There is 〜」「There are 〜」で「〜がある」という意味。

主語にあたる「There」に特別な意味はなく、形式的な主語です。

実際には「〜」の部分に来るのが伝えたい主語ということですね。

 

冒頭の「Where」は疑問詞ではなく関係副詞。

「Where there is 〜」は「〜するところには」という関係詞節なんですね。

なので本来は「There is a way where there is a will」という順序なんですが、

関係詞節を前に持っていって倒置文にする事により強調するという強調文でもあるのです。

 

 

文法的に分解してみるとなかなか深いですね。

 

実はこの言葉、リンカーンがかの有名な「ゲティスバーグ演説」でも言葉にしてるそうです。

なのでもしかしたら英語か社会の授業で聞き覚えがあったのかもしれないな。

 

今年もそろそろ終わりですが、来年はこの言葉を胸に頑張りますか。

 

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