【週末英語#94】「Donkey’s years」はロバの耳ならぬ「a very long time(長〜い間)」

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週末英語「Donkeys-years(非常に長い間)」

イギリス英語になるのですが、

  • Donkey’s years

という表現を聞いて、面白いなと思ったのでご紹介。

“donkey’s years” は「非常に長い間」

Donkeysyears(とても長い間)

『ロングマン現代英英辞典』の説明によると、

donkey’s years

British English spoken a very long time

 

つまり、

  • Donkey’s years

「非常に長い間」という意味です。

語源は「ロバの耳」

Donkeysyears(とても長い間)

donkey” は動物の「ロバ」のことです。

 

元々は

  • Donkey’s Ears:ロバの耳

と言われていたそうです。

 

そして “ear(耳)〔íər〕”と “year(年)〔jíər〕”と発音も似ていることから、“ear” が“year” に変化していったそうです。

 

そして、なぜロバかというと、ロバの耳は長い。

つまりダジャレですね。

ロバの耳は長い。耳は年と発音が似ている。

結果、

「Donkey’s Ears:ロバの耳」は「王様の耳」じゃなくて、「長い間」という意味で使われるようになったと。

 

しかも単に “a long time(長い間)” ではなく、“a very long time(非常に長い間)” という意味なんだそうです。

そんなに長いかな、ロバの耳。

“donkey’s years” を使った例文

  • It took me donkey’s year to learn to speak English.
    (英語を話せるようになるまでにずいぶん長くかかった。)
  • She’s been studying French for donkey’s years.
    (彼女は長い間フランス語を勉強しています。)

  • I’ve known Sara for donkey’s years.
    (私はサラをとても長い間知っている。)

  • I haven’t seen John in donkey’s years.
    (随分長い間ジョンに会ってない。)
  • I haven’t met her for donkey’s years.
    (彼女には長いこと会ってないよ。)
  • I’ve had this jacket for donkey’s years.
    (このジャケットも随分長く使ってるな。)
  • That tree has been there for donkey’s years.
    (あの木は何年もの間あそこにいます。)

“donkey’s years” はイギリス英語

“donkey’s years” はイギリス英語なので、アメリカ人に対して使っても伝わらないかもです。

同じようにアメリカ英語がイギリスで伝わらなかったりということもあるけど、英語学習者としては、統一してくれよ〜って思っちゃいますね。

 

同じようなことを、日本語を学ぶ外国人も思ってるんでしょうけど。

 

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