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日本語の「お世話になりました」も「つまらないものですが」と同じように英語にするにはちょっとややこしい表現ですね。
このなんとなくボヤッとしたいい感じにいろんな意味を含んだ言葉は便利なんですが、いかんせん英語はハッキリと伝えたいことは明確に言わないと伝わらないので仕方ありません。
「世話をする」はtake care of か?
「世話をする」は英語で「take care of 〜」という表現がありますが、これは
- 〜の世話をする
- 〜の面倒を見る
と、実際に「お世話をする」という意味なので、「お世話になりました」という表現に使うにはちょっとニュアンスが違いますね。
- Who is going to take care of the plants?
(誰が植木の世話をするの?)
みたいな使い方ですね。
「お世話になりました」は感謝を伝える
日本語の「お世話になりました」は、つまりは色々としてくれたことに対するありがとうという感謝の気持ちですね。
ということは、英語では「お世話になりました」=「感謝」で表現できるので、
- Thank you (very much).
でいいのです。
とは言え、ちょっと素っ気ないというか、もっとこう、なんか感謝の意を伝えたい!
ってなりますよね。
そんな時は、何に対して「感謝」しているのかを具体的に伝えるといいのです。
具体的に感謝の内容を伝える
「Thank you」でもいいのですが、もっと
「◯◯してくれてありがとう」と感謝の気持ちを示したい時は、その感謝の内容を具体的に伝えます。
手伝ってくれたことに対して感謝を伝えるなら、
- Thanks for your help.
(手伝ってくれてありがとう。)
もてなしてくれたことに対してなら、
- Thank you for your hospitality.
(お世話になりました。)
とりあえず諸々すべてに対して「ありがとう!」なら、
- Thanks for everything.
(いろいろお世話になりました。)
といった感じでしょうか。
他にも
- Thank you very much for your help all these years.
(ここ数年ほんとにお世話になりました。) - Thank you for everything you have done for me.
Thanks for all that you’ve done for me.
(私のために色々してくれてほんとにありがとう。) - Thank you for your help during my stay in Boston.
(ボストン滞在中はいろいろお世話になりありがとうございました。) - I appreciate your friendship very much!
(仲良くしてくれてありがとう) - I will never forget your kindness.
(親切はずっと忘れません。)
あ、そうそう、
- Thank you very much for taking care of my children.
(子どもがお世話になりまして。)
というパターンもありますね。
定型文的に覚えておくなら
- Thank you for your kindness.
- Thans for your help.
- Thank you for everything.
- Thanks again for everything.
あたりを覚えておけば、だいたいどんなシチュエーションにも対応できます。
余裕があればその後に具体的な内容を続けてもいいですね。
まとめ:英語で「お世話になりました」
英語で日本語的な「おせわになりました」を伝えるなら、具体的に何に感謝しているかという「感謝」を伝えることで相手に伝わります。