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熱田神宮の本宮奥と熱田の杜をぐるっと回れる「こころの小径」。
「一之御前神社」だけでなく、
- 清水社
- 土用殿
- 御田神社
- 龍神社
と、まだまだ見所・参拝所がたくさんあるのです。
「一之御前神社」でのお参りを終え、「こころの小径」を行き、残るお社へも参拝に参ります。
「こころの小径」は、熱田神宮の本宮の左横もしくは、神楽殿の右横に出入口があります。
1本道なのでどちらから入っても特に問題ないです。
ただ神楽殿の横は建物の影に隠れててわかりにくいかもです。
個人的には本宮の左横から入ると、そのまま「一之御前神社」に行けるので行きやすいかなと思います。
本宮横の入り口にある看板には、
この小径を進みますと、「一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)」にお参りできます。 ご祭神は、ご本殿にお鎮まりになる熱田大神(あつたのおおかみ)の「荒魂(あらみたま)」です。
神道では、神様の御魂(みたま)の穏やかなお姿を「和魂(にぎみたま)」と申し上げるのに対し、時に臨んで活動的勇猛的な後神威をあらわされる御魂のおはたらきを「荒魂(あらみたま)」と讃えています。
さらにご本宮北側より静寂な杜を進みますと、清水社(しみずしゃ)の湧水に通じ、神楽殿(かぐらでん)東に至ります。
古くから、熱田大神が絶世の美女と謡われた楊貴妃となったとの言い伝えがあり、お清水さまには今もなお、目や肌が美しくなるという信仰が伝わります。
小径を巡ることにより、ご本宮を西側や北側から拝することができます。
心静かにご参拝下さい。
と書かれてありました。
なお、「こころの小径」は入れる時間が決まっており、
朝9時から16時まで
ですので、お気をつけください。
「こころの小径」の距離は、約480メートルということですので、まぁ混んでいなければ各お社を参拝しながら散策しても大体10分くらい?ゆっくりお参りしながらでも30分くらいで回れるのではないでしょうか。
ただ「こころの小径」は階段があったりきちんと整備されているわけではないので、車椅子の方は本宮横から入り清水社までしか行けません。
神楽殿までは通り抜けできないのでご注意ください。
「こころの小径」はこんな感じで本宮の左横から奥へと行き、熱田の杜を抜けて神楽殿横までぐるっと散策するようになってます。
「こころの小径」で参拝できるのは、
- 一之御前神社
- 清水社(お清水さま)
- 土用殿
- 御田神社
- 龍神社
です。
天照大神の荒御魂が祀られている「一之御前神社」。
熱田神宮に来たならば、ここにはぜひお参りに参りましょう。
2012年までは一般には非公開だった超重要な神域です。
一之御前神社についてはこちらの記事でも詳しく書いてますよ。
興味があったら読んでみてね。
【名古屋】熱田神宮で最強!?パワースポット「一之御前神社」へ!「こころの小径」にあるよ「こころの小径」は熱田の杜の木々に囲まれてて、マイナスイオンたっぷりな感じです。
いや名古屋の街中にあるとは信じられないくらいですね。
ちなみに熱田神宮の本宮のちょうど真後ろを歩けるので、実は距離的には「こころの小径」の方が本宮に祀られている「草薙神剣」に最も近い、ということになるのかな。
本宮後ろにあたるところにはお賽銭箱もありました。
そして丘の中へと続く謎の入り口もありましたが、これは防空壕らしいです。
まぁロープ貼られてて近づけませんけど。
本宮の角?あたりまでは道も整備されてて歩きやすいですが、その先はまぁまぁな雑木林です。
熱田神宮の「清水社」の御祭神は、
- 罔象女神(みずはのめのかみ)
という水の神様で、「お清水さま」とも呼ばれてるそうです。
なんでも鎌倉時代、平家の武将・平景清が目の病気になった時に、この清水社の湧水で目を洗ったところ病気が治ったのだとか。
それ以来、眼病平癒の神様としても有名なのだそう。
遠くて、やや人の影になっていてわかりにくいですが、石垣に囲われている湧水の真ん中あたりに、水が湧いている石塔があるのです。
両脇に置いてある柄杓で水をすくって、その石塔に3回水をかけてお願い事をすると願いが叶うのだそうです。
そして嘘かまことか、その石塔は、世界3代美女としても有名なかの楊貴妃のお墓の一部とも言われているらしい……
なので、美肌のご利益もある!と言われているのですよ。
……眼精疲労激しいし、美肌になるならお参りしたいところですけどね、ものごっつい行列だったんですよ……
友人と、また別の機会に来よう!
という結論に至り、お社にお参りだけして来ました。
だって行列しんどいんだもん……
やはりGWに行くもんじゃないか……
唐の玄宗皇帝が日本侵攻を企てているのを阻止するために、八百万の神々が熱田大神を美しい女性に変身し、玄宗皇帝に取り入って日本侵攻をやめさせようとしたらしい……
え?
その美しい女性が楊貴妃。
楊貴妃の美しさを聞きつけた玄宗皇帝、後宮へと迎え入れ、傾倒していくわけですね。
さすが傾国の美女。
(というか本当は楊貴妃は玄宗皇帝の息子の妃だったんですよ〜)
楊一族をどんどん高官に召し上げ、唐の国がどんどん乱れ、遂に反乱が起こるわけですね。
これが世界史で習う安禄山による「安史の乱」ですね。
で、楊貴妃は命を落とすわけですが、落命した楊貴妃の魂は元の熱田大神として熱田神宮へと戻った、のだとか。
そして楊貴妃のために石塔が供えられたそう。
この石塔の先端の石が、清水社の泉にある石という伝説があるのです。
この石に泉の水を3回かけると、願いが叶い、
この水で顔を洗うと世界三大美人の楊貴妃のようになれる、
らしいよ。
女性には外せないパワースポットだよね。
まぁ本当に熱田大神が楊貴妃に化けたのかどうかはわかりませんが、そんなふうに考えるとロマンあるよね!ということですね。
清水社のすぐ近くにある大楠。
注連縄が貼られていて霊験あらたかな感じで、なんとも立派な大楠でした。
でかい……
おさまりきらない……
熱田神宮にはこんな感じの大楠が7本あるらしいですよ。
「七本楠」と呼ばれてるそうですが、一般参拝者が見れるところにあるのは全部で3本らしい。
五穀豊穰の神様である「大年神(おおとしのかみ)」が祀られている御田神社。
御田神社の近くにある杜の中へと伸びる道を行った先に「土用殿」があります。
かつてはこの「土用殿」に「草薙神剣」が奉安されてたんだそう。
こころの小径のほぼ出口近く(本宮横から入ったら)にある「龍神社」。
これは辰の子としてはお参りせねば!
こちらには、日本武尊の東征に付き従った、
- 吉備武彦命(きびたけひこのみこと)
- 大伴武日命(おおともたけひのみこと)
が祀られてます。
そして、神楽殿の横へと出て「こころの小径」の散策完了です。
ちょっとわかりにくいですが、写真右下の影になってるとこが、「こころの小径」の出入口です。
「こころの小径」では、
- 一之御前神社
- 清水社(お清水さま)
- 土用殿
- 御田神社
- 龍神社
への参拝ができます。
そしてここは2012年まで非公開だった超超神聖な場所なので、心穏やかにお参りしましょう。
こころの小径に入れる時間帯は、朝9時から16時までですからね。お忘れなく。