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映画「引っ越し大名」を観てきました。
これがまぁ面白い。
いや〜しかし、江戸時代のお侍さんは大変だったんですねぇ。
やっと、観にいけましたぁ〜「引っ越し大名」♪
これは絶対面白いよなと思ってましたが、間違いなく面白かったです!
キャスティングも豪華だし、テンポも良くて笑いながら観てました。
なのに、まさかの後半で泣かされるとは……(^_^;)
引越しの費用を抑えるために、いるもの要らないものの仕分け、それも自分の上司に対しての駆け引き?とんち?が、なるほどなぁ〜と思ったり。
これは自分の部屋の整理にも使えるか?と思ったり。
引越しするわけじゃないけど断捨離にも使えるな、と。
映画の公式サイトには、「引越し指南書・令和版」がありました。
時代劇なんですけどね、ちょいちょい唄が出てくるんですよ。
その「引っ越し唄」がなんとも楽しげなリズムで「日の出とともに〜於出して〜♪今日も楽しい、お引っ越し♪お引っ越し♪」の唄がまぁ頭に残ります。(笑)
楽しい。
というか本当にキャスティング最高。
ミッチーがいい。
みんないいけど、ミッチー、好き。
老中・柳沢吉保役で向井理さんが出てるんですけどね、え、それ?しかもそれなの!?それだけで出てるの!?
ってゆーなんとも、向井理の贅沢使い。
ぜひ、観てみて。
自分はこの作品、大好きです〜。
実際にあったお話で、舞台は暇事情から豊後日田・今の大分県へと引っ越しするときのことが描かれてます。
これはちょうど一緒に観に行こうといってた子が、なんともタイムリーに姫路に行ってたらしく。
姫路城にあったそうです。
お土産にもらいました。
姫路城の二の丸や口の渡櫓や搦手で撮影したんだそうです。
これは、姫路城に行かないと!
綺麗になってからまだ行けてないしな。
猫の手フィナンシェも買いに行きたいし。
姫路への旅行計画立てないとな。
まぁ口の渡櫓と搦手は非公開エリアなんですが。www
「引っ越し」と言ってますが、江戸時代の大名の「引っ越し」はいわゆる「国替え」のことですね。
国替えは、幕府が大名に、
「君んとこ、今ここの藩にいるけど、こっちの藩に移って」
って言われることですね。
これ拒否権ないんですよね。
将軍の鶴の一声で住んでる場所を変わらないといけない。
うーむ、おそろしや。
「転封」とか「移封」とも言います。
そして「国替」は大名だけじゃなくて、当然その藩の藩士やその家族も全員、まさに藩丸ごとのお引っ越し!なんですねー。
うわぁ大変。
「引っ越し大名」で引っ越しを命じられた藩主の松平直矩(ミッチー・及川光博さんが演じてます)は、なんと!生涯で7回も!引っ越し=国替えをしてるんですよ。
しかもこれ史実なんですって。
- 1644年:越前大野藩(福井県)→出羽山形藩(山形県)
- 1648年:出羽山形藩(山形県)→播磨姫路藩(兵庫県)
- 1649年:播磨姫路藩(兵庫県)→越後村上藩(新潟県)
- 1667年:越後村上藩(新潟県)→播磨姫路藩(兵庫県)
- 1682年:播磨姫路藩(兵庫県)→豊後日田藩(大分県)
- 1686年:豊後日田藩(大分県)→出羽山形藩(山形県)
- 1692年:出羽山形藩(山形県)→陸奥白河藩(福島県)
2回目のお引越しの際に、父親がなくなり7歳で藩主になったんですが、姫路は大事だからってことで、すぐまた越後に移動させられてるんですね……
成人しから姫路に戻ったものの、お家騒動の不手際で今度は豊後へと移動させられる、と。
映画では主に5回目の姫路から豊後日田へのお引越しのところが描かれてます。
国替えさせられた理由も、まぁ映画用?に脚色されてるのかな。
それにしても、松平家なのに、徳川家の血筋なのに、7回も引っ越しさせられるって……
ちなみに、国替えにかかる費用は、およそ20,000両。
現在の価値でいうと、約15億円!!!!!
まぁ、藩まるごとお引っ越しですからねぇ。
にしても15億もかかるお引っ越しを、生涯7回も……っ!
大変としか言いようがないけど、大変ですね。
そりゃ藩にお金も無くなるし、なんとか費用は抑えないとですよねぇ。
映画「引っ越し大名」の原作は、あの!『超高速!参勤交代』シリーズを執筆された土橋章宏氏でした。
なるほど、そら面白いわ。
『超高速!参勤交代』もめちゃくちゃ面白かったですもんね。
あー、『超高速!参勤交代』と『超高速!参勤交代リターンズ』もまた観たくなったな。
そしてもう1回くらい『引っ越し大名』観に行けるかな?
とりあえず『超高速!参勤交代』シリーズは Amazonのプライムビデオにもありますね。
あ、auの『ビデオパス』にもありました。
これならベッドで寝転びながら観れる。よし。