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なんだかんだで其の六まできちゃったよ、カタカナ英語。
思った以上にたくさんあるね。
- アルバイト:part-time job
- カンニング:cheating
- プレイガイド:ticket agency, ticket office
- フロントガラス:windshield, windscreen
- ゴム:rubber
アルバイト:part-time job
アルバイト、バイトは英語じゃないよというのは、まぁまぁ有名ですね。
学校の先生からも聞いたような気がします。
アルバイトという言葉は英語じゃなくてドイツ語の「arbeit」からきてるんですね。
英語だと、
- part-time job
です。
なんとなくバイトとパートは違うように使われてるけど、英語だとバイトでもパートでも「part-time job」です。
ただ、微妙にニュアンスが違って、
- 1週間で40時間未満働く仕事は:part-time job
- 40時間以上働く仕事:full-time job
となるのです。
「full-time」は正社員というよりは、非正規雇用でフルで働くという感じ。
- I have a part-time jobas a waiter.
=I work part-time as a waiter.
(ウェイターのバイトをしています。) - I’m looking for a part-time job right now.
(バイトを探しているところです。)
カンニング:cheating
試験とかで答えを盗み見るカンニング。
英語の「cunning」からきたみたいですが、「ずるい・悪賢い・狡猾」という意味で、不正行為を指す言葉ではないんですね。
英語では、
- cheat
- cheating
を使います。
まぁやっちゃいけないけど意味が違う言葉なので、頭の片隅にでも置いておきたいですね。
ちなみに、「cheat」には「(人を)だます・浮気をする」といった意味もあります。
- If you cheat, you’ll be disqualified.
(カンニングをした場合、受験資格を取り消します。) - He cheated in the exam.
(彼はその試験でカンニングをした。)
プレイガイド:ticket agency, ticket office
コンサートとか演劇とか、「チケットは各プレイガイドにて」ってよく聞きますね。
「play」と「guide」をくっつけたのかな。
ただこれは和製英語だったんですねー。
英語だとプレイガイドのことは、
- ticket agency
- ticket office
と言います。
イギリスだと「予約する」という意味の「booking」を使って
- booking agency
とも言います。
- We plan to sell the admission tickets at ticket agency.
(入場券はプレイガイドで発売予定です。)
フロントガラス:windshield, windscreen
車のフロントガラス。
普通に「front glass」かと思いきや、違いましたー。
英語では、
- windshield <アメリカ>
- windscreen <イギリス>
と言います。
フロントガラス、一言もかすってなかった……
ついでに車に関する和製英語は他にも、
- バックミラー:rearview mirror
- クラクション:horn
- ハンドル:steering wheel, the wheel
- サイドブレーキ:parking brake, emergency brake <米>、hand brake <英>
- ウィンカー:blinker <米>、indicator <英>
- サイドミラー:wingmirror
などなど……
うーむ、ものの見事に違う……
- The windshield is getting foggy.
(フロントガラスがくもってきた。) - Could you clean the windshield, please?
(フロントガラスを拭いてください。)
ゴム:rubber
ゴム、これ実はオランダ語なんですね。オランダ語で「gom」。
英語では
- rubber
です。
「ラバー製」とかいうので、聞き馴染みありますね。
- 輪ゴム:rubber band
- ゴム手袋:rubber gloves <米>、elastic band <英>
ちなみに髪を結ぶ「ヘアゴム」は
- Hair tie
- hair elastic
と言います。rubber 使わないんだね。
- Can I have a rubber band please?
(輪ゴムをもらっていい?)
先日、本屋さんの「海外ブックフェア」みたいなので、『ワンピース』の英語版発見しまして。思わず買っちゃいました。
「ゴムゴムの実」ってなんて訳されてるのかな?と思ったら、
- Gum-Gum Fruit
でした。なるほど。
Rubber -Rubber かと思ったら、Gum でしたか。
Gum にも「ゴムの・ゴム質の」という意味があるので、確かにRubber よりはGum の方が音的にいいのかな。
漫画『ワンピース』で英語を勉強するという手もあるなぁ。