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室生龍穴神社から奥宮の龍穴を目指し、途中「天の岩戸」にもより、ようやくたどり着きました!
妙吉祥龍穴!
日本三大龍穴の1つでもあるそうですよ〜。
室生龍穴神社の奥宮にある龍穴は「妙吉祥龍穴」と呼ばれていて、日本三大龍穴の1つに数えられてます。
日本三大龍穴は、
- 京都の貴船神社・奥宮
- 奈良の室生龍穴神社・奥宮
- 岡山の備前?のどこか
だそうです。
岡山の龍穴の場所は、詳しくはわからないらしい。
貴船神社の社史?に載っているらしく、それ以上はよくわからない。
ただ京都の貴船神社の龍穴も社殿に囲われていて、龍穴を見ることはできないんです。
でも、ここ室生龍穴神社の龍穴は直接見ることができます!
あ、ついでに、岡山のはわからないので、わかりませんが、
京都の貴船神社も奈良の室生龍穴神社もどちらも、お祀りしている御祭神は「高龗神」(たかおかみのかみ)です。
よくわからない謎いっぱいの神様。
でも高龗神をお祀りしている神社は全国に結構ある。そしてそのほぼすべてが「川のそば」に鎮座しているという共通点もあって、なかなか面白いですよ。
高龗神については、こっちの記事でもちょこっと書いてます。
【奈良】古来からのパワースポット!?水を司る神様と龍神様を祀る室生龍穴神社室生龍穴神社の奥宮にある龍穴は「妙吉祥龍穴」と呼ばれています。
龍穴とは、風水とか陰陽道によると、龍脈を流れる大地の気?エネルギーが集まって噴出する場所とされてます。
で、大地の気が集まる、つまりはパワーがある、ということは龍穴のある場所はパワースポット!ということにもなるのかな。
ただ、ここ室生龍穴神社の龍穴はそれともまたちょっと違うらしく、「妙吉祥龍穴」というのは、まさに!「龍神様がこもる場所」のことらしい。
まぁやっぱり個人的には「龍穴=龍がいる」って思いたい。
室生龍穴神社の龍穴へは、室生龍穴神社の本殿から車で10分ほど行った山の中にあります。
一応歩いてもいけます。
徒歩だと多分20分くらい、かな。
本殿の前の県道28号線を500メートルほど進むと、「吉祥龍穴」への道案内の看板があるので、そこを見落とさず山道へと入ります。
妙吉祥龍穴へと向かう途中には「天の岩戸」があります。
見事にぱっくりと割れた大岩がなかなかの迫力です。
【奈良】室生龍穴神社の天の岩戸「天の岩戸」からさらにもう少し先へ進むと、「妙吉祥龍穴」にたどり着きます。
室生龍穴神社の本殿からは、だいたい1.3kmほどの距離です。
道の左手に看板と白い鳥居があります。
鳥居のそばの道は少し路肩が広くなってるので、車は端に寄せて停めれます。
鳥居をくぐった先には、階段があるので、そこを渓谷へと降りていきます。
いちおう整備はされてるけど、まぁまぁ急です。
雨の降った後とか、湿気の多い日は滑りやすいかもしれないので、気をつけて降りよう。
わりとハイキング気分ですね。
階段を降りた先に、何やら小さな小屋があります。
妙吉祥龍穴を望む遥拝所でした。
板間になっていてスリッパが置いてありました。
靴を脱いでスリッパに履き替えてお参りしましょうか。
これが日本三大龍穴の1つと言われる室生龍穴神社の「妙吉祥龍穴」!
遥拝所の対岸にあります。
渓谷の中にぽっかりと空いた穴。
注連縄が渡されてますね。
どうやって取り付けたんだろ。
まさに龍神が住んでそうな龍穴。
一千年以上も昔、平安の頃はここで神事が行われていたのかな。
ここの龍穴に住んでいる龍神様はもともとは奈良市の興福寺の近くにある猿沢池にいたらしい。
ところが、帝(天皇)からの寵愛が薄れたことを嘆いた采女がこの池に身投げしてしまった。
猿沢池に住んでいた龍神様は、汚れとか騒ぎとかを嫌って、春日山へ、そしてここ室生の龍穴に移り住んだ、という伝説が残っているそうです。
う〜ん、浪漫ですねぇ。え?
あ、どうやらこの龍の住む猿沢池に采女が身投げしたというお話は有名らしく、芥川龍之介の『龍』というお話にも出てきます。
妙吉祥龍穴のすぐそばには「招雨瀑(しょううばく)」と呼ばれる滝もあります。
マイナスイオンたっぷりでとても気持ちいい場所です。
ただ、滝まで1枚岩みたいな感じで、うっかり足を滑らせたら一気に河まで滑り落ちそうです。
気をつけよう。
室生龍穴神社の奥宮・妙吉祥龍穴は、滝が流れる渓谷にあり、マイナスイオンたっぷり!自然もたっぷり!でとても気持ちいいところでした。
そして、やっぱり直に龍穴を見ることができるというのは、心踊りますね。
もしかしたら、あの中に龍がいるのかな、とか思うと妄想膨らみます。
貴船神社の龍穴は見れないですからねぇ……
岡山は場所がわからないしなぁ……
直接見れる、場所もわかってる室生龍穴神社の妙吉祥龍穴はオススメですよ。
ただ結構しっかり山道を歩きます。
龍穴の遥拝所から見上げた森。
入り口の鳥居が見えない……