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さて今日も元気に、アルクの「1000時間ヒアリングマラソン」 の「ダイアログで覚えるヒアリングマラソン必須表現100」で英語のお勉強。
Dialog 14のナレーション部分より気になって調べて勉強した英単語や熟語。
「leave no stone unturned」、これで1つのイディオムになっています。
unturned は「un」が付いてるから、ターンになってない=「ひっくり返されていない」。
つまり、「leave no stone unturned」は直訳すると、「ひっくり返されていない石は1つも残さない」。
二重否定になってて、回りくどくてわかりにくいですが、
「ひっくり返されていない石は1つも残さない」
↓
「すべての石をひっくり返す」
↓
つまりは「ありとあらゆる手を尽くす」ということになる、と。
leave no stone unturned の意味は、
- 石を一つ残らずひっくり返して調べる[探査する]
- 草の根を分けても捜す
- くまなく捜す、隅々まで調べる
- 調べ尽くす
- あらゆる手[手段]を尽くす
- あらゆる手を打つ
- あらゆる手段を使う[講じる]
- あらゆる可能性を調査する
とにかく、考えられる方法は全てやり尽くす!って感じですね。
探偵物や刑事もののドラマで使われそうな表現ですね。
<例文>
- Leave no stone unturned.
(草の根を分けて探す。) - Davis left no stone unturned in his search to find the ring.
(ディヴィスは指輪を見つけようとあらゆる場所をさがした。) - We will leave no stone unturned in our efforts to find the culprit.
(犯人を見つけるためにあらゆる手段を講じます。)
ちょっと余談。
2017年にイギリスで『No Stone Unturned』というドキュメンタリー映画があります。
警察が容疑者を逮捕するもなぜか放免され、今だに未解決という、実際に北アイルランドのパブで起きた事件について取り上げたもの。
警察と犯人の裏取引とか隠蔽とか……
そして最後には、犯人と思われる人たちの顔が晒されてるという、かなり衝撃の映画です。
いろいろ、時代背景とか、いろいろあるんでしょうけど……
なかなか思い切った映画です。
少しでも事件解決への進展があるといいですね。
まぁ今さらですが。
saying と名詞になると、もちろん「言ったこと」という意味もあるけど、「ことわざ」とか「格言」という意味もある。
- ことわざ、格言
- 言い習わし
- 言うこと、発言、言った言葉
<例文>
- saying and doing
(言行、言動) - What are you saying?
(何を言ってるの?) - No, I’m just saying.
(いや、言ってみただけなんだ。) - That goes without saying.
(当たり前さ) - There’s an old saying that time is money.
(時は金なりという古い諺がある。)