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大神神社と狭井神社の途中に大美和の杜展望台という奈良盆地を一望できる絶景ポイントがあります。
久延彦神社へと行く途中にあります。
狭井神社から大神神社へと戻る途中、「久延彦(くえひこ)神社」の看板を発見。
こちらは知恵の神様らしいです。
大神の杜展望台や久延彦神社へ行くときは、「くすり道」ではない方のルートを歩きます。
大神神社から狭井神社へと向かうときは「くすり道」を通ったのですが、そっちを通ると遠回りというか迂回してしまうので。
【奈良】大神神社の摂社「狭井神社(さいじんじゃ)」は病気平癒の神様久延彦神社への案内看板に従い、小高い丘を登った先は「大美和の杜展望台」。
ここは桜の名所としても有名らしいです。
桜の時期に来てみたいですね。
展望台からは奈良盆地、大和平野が一望できました。
大神神社の大鳥居と、その奥に見える、小さいけど綺麗な円錐形の山が「耳成山」。たぶん。
その左隣の山がおそらく「畝傍山」か「天香久山」……
ちょっとイマイチこの辺の地理には自信がない……
この大美和の杜展望台からは、耳成山・畝傍山・天香久山の「大和三山」が見える!のです。
展望台には、立体的?な地図もあるのでそれで位置関係を確認してください。
奥の方に見える山脈は、右から二上山・葛城山・金剛山。
いづれも『万葉集』や『古事記』に出てくる場所ですね。
まさにまほろばの都、万葉の里、的な?
『万葉集』で大和三山の歌といえば、中大兄皇子の歌が有名です。
中大兄皇子といえば、後の天智天皇ですね。
香具山は 畝火(うねび)ををしと 耳成(みみなし)と
相あらそひき 神代より
かくにあるらし 古昔(いにしへ)も
然(しか)にあれこそ うつせみも
嬬(つま)をあらそふらしき
(中大兄皇子の三山の歌)
意味としては、
「香具山は畝傍山を妻にしようとして耳梨山と争ったんだって。神代の頃かららしいよ。昔からそうだったから、いまでも畝傍山を妻にしようと耳梨山と争ってるんだって。」
という、まぁ三角関係を詠んだ歌ですね。
実際、中大兄皇子も額田王をめぐって、弟の大海人皇子(後の天武天皇)と三角関係だったみたいですしね。
自分のことを山になぞらえて歌に読んだんですかねぇ。
残念ながら久延彦神社まで行く時間的余裕がなくなってしまい、たどり着けなかった。
大神神社を摂社末社もしっかり参拝しようと思ったら、丸一日は必要ですね。
あ、三輪山登拝もとなったら、2日はみといた方がいいかもしれませんね。
大美和の杜展望台からは、三輪山や大和三山、二上山などが眺望できる絶景スポット。
ベンチも置いてあるので、のんびりできます。
春には桜が咲き誇る名所らしい。
また桜の季節に行ってみたいな。
〒633-0001 奈良県桜井市大字三輪98