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やはり奈良に降り立ったならば、日本建国の地、橿原を訪れないわけにはいかないでしょう(`・∀・´)ノ
何と言っても初代天皇・神武天皇の御陵もあるし、橿原神宮は神武天皇が即位した地でもありますからね。
これは行っとかないとね。
ちなみに橿原神宮へ行くなら早朝がオススメですよ〜♪
橿原神宮の御祭神
橿原神宮の御祭神は、
- 第一代神武天皇
- 媛蹈韛五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)
媛蹈韛五十鈴媛命は、神武天皇のお后様、つまり初代皇后さまですね。
ちなみに神武天皇という呼び名は、諡(おくりな)なんですね。
おくり名というのは、死後に贈られる称号のことなのです。
神武天皇のお名前は、正式には、「神日本磐余彦火火出見天皇(かむやまといわれひこほほでみのすめらみこと)」というのです。
まぁ、特に覚える必要はないけども。
(ただ、上皇明仁さまは生前退位されたので、平成天皇とおっしゃってはいけませんよ〜。それ諡なのですよ〜。 (´・ノω・`)コソッと言ってみる)
神武天皇は、天照大神の天孫・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)のひ孫、天照大神のひひひ孫です。
天照大神
↓
天忍穗耳尊(あめのおしほみみ)<子>
↓
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)<孫>
↓
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)/火折尊(ほおりのみこと)<玄孫>
↓
鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)<来孫>
↓
神武天皇<昆孫>
えー、一応こんな系譜らしいです。
玄孫(やしゃご)から先は、今回調べて初めてこんな言い方があるんだと思いました。
勉強になるね、役にたつか全くわかんないけど。
初代皇后の媛蹈韛五十鈴媛命は、大物主命の御娘。
ただ『日本書紀』によると、事代主命
の娘ということになってますけど。
橿原神宮のご利益
橿原神宮のご利益は
- 開運厄除
- 出世開運
- 勝運祈願
- 開運延寿
日本を建国した神武天皇が即位した地ですからね、勝負・開運系のパワーも強そうですね!
そして127歳と長寿だったことから開運延寿の神様でもあります。
橿原神宮が創建されたのは、実は明治23年なんです!
結構新しい神宮なんですよね。
『日本書紀』で、橿原が日本建国の地と記されてるのは間違いないんです。
九州の高千穂の宮から東に向かって、様々な困難辛苦を乗り越えて、畝傍山(うねびやま)の東南の麓に橿原宮を創建し、第1代天皇として即位されたというのは『日本書紀』にある。
ただ、時代を経るにつれ、いつの間にやら橿原は宮跡地になってたんですね。
これが明治になり、この地に神宮を創建しよう!という動きが起こり、感動した明治天皇が、京都御所の内侍所と神嘉殿を下賜されたのです!
そして、明治23年4月2日、官幣大社・橿原神宮として創建されるに至ったんですね。
明治政府は国策として神道を進めていたりもしたわけで、政府の後押しもあったのかなぁとか、いろいろ想像してしまいますね。(・∀・)
橿原神宮は、広大な森に囲まれていて、そばには池もあるので、散策するだけでも気持ちよさそうですよ。
総檜造りの第一鳥居
橿原神宮までは、近鉄「橿原神宮前」駅から徒歩で10〜15分くらいかな。
橿原神宮公苑線の道沿いにあるので車で行ってもすぐわかります。
第一鳥居の前に広大な駐車場があります。
神橋と第二鳥居
第一位鳥居の参道を進むと、神橋と第二鳥居が現れます。
神橋を渡った先が神域になりますね。
第二鳥居も、というか橿原神宮の四基ある鳥居はすべて、総檜造りです。
南参道に2基、北参道と西参道にそれぞれ1基の合計4基です。
南手水舎
南参道の第二鳥居を進むと、南神門前の広場につきます。
深田池の前に南手水舎があります。
まずはこちらで心身を清めましょう。
南神門
手水舎の反対側に南神門があります。
あの門の先が、まさに日本建国の地。((((o゚▽゚)o)))
ふぉ〜広ーい、綺麗〜。
そして早朝で人が少ないせいか、気持ちいい〜。
それにしてもこんな広大な空間にも関わらず、砂利が綺麗にならされている。
わかりますかね、ちゃんと鉄製の熊手で綺麗に砂利がかかれてるんですよ。
いや〜まだ誰も足を踏み入れてない綺麗な砂利に踏み出すのはドキドキしますね。
外拝殿(げはいでん)
かっこいい〜。
綺麗やのう。
ちなみにこの外拝殿、両脇に長い廻廊を連ねた壮大な入母屋造りです。
昭和14年に完成したそうで、当時の神社建築の粋を集めて作られたんでしょうね。
まるで『陰陽師』の世界や〜。
平安時代を彷彿とさせる感じやー。
いやーなんか妄想がとまらない〜(笑)
まぁ実際の『陰陽師』のロケ地は「平安神宮」やけど。
内拝殿
奥に見えるのが内拝殿。
内拝殿の屋根の上からちょこっとだけ見えてるのが幣殿ですね。
京都御所の内侍所を下賜されたという本殿は、幣殿のさらに奥です。
つまり影も形も見ることはできないのです(´;ω;`)
参拝で入れるのは外拝殿までです。
外拝殿から遠く内拝殿を望むのです。
たま〜にある「特別昇殿参拝」とかで内拝殿に入れることもあるみたいです。
早朝だったからか、神職の方々が清掃されてました。
廻廊
外拝殿の両脇からのびる廻廊。
ぐるりと取り囲むように内拝殿へと続いています。
釣り灯篭が並び実に美しいです。
自分の語彙力のなさが情けなくなりますが、綺麗な廻廊です。
ここを平安装束の人が歩いてるのを想像するだけでワクワクしますね。
さざれ石
境内には「君が代」にも出てくる「さざれ石」もありました。
さざれ石は漢字で「細石」と書き、小さな石という意味らしい。
小さな石の集まった隙間に炭酸カルシウムや水酸化鉄が入り込み、固まることで、だんだん大きなひとかたまりの岩になっていくんだそうです。
「君が代」のさざれ石は、
さざれ石(悠久の歴史の中、国民)が結束して岩(巌)となって、その岩に苔が生えるまで末永く栄え、平和でありますように
という意味があるそうです。
土間殿
外拝殿の右手?北神門の近くにあった土間殿。
紀元祭などの神事の時に、ここで神楽舞などが奉納されるらしい。
北の鳥居と北神門
北神門を抜けて参道を歩くと、北の鳥居があります。
こちらが北神門。
もともと正門として建てられたそうですが、紀元2600年事業で北神門として移築されたそうです。
細かなとこの意匠も素晴らしい
北神門だったかな、たまたま上を見上げたら1個1個にちゃんと菊の御紋が入ってる!
と思ってちょっと感動したんです。
宮造りって、もうそれ自体が芸術品ですよね。
早朝といっても8時くらいですけど、まだ参拝客も少なく、朝の清々しい空気に包まれた橿原神宮はとても気持ちよかったです。
早朝の橿原神宮、オススメです。
橿原神宮の開門は日の出から日没までです。
なので時期によって時間が変わります。
早朝は人も少ないし、ゆっくりと堪能できるのでオススメです。
近くのホテルに泊まるなら早朝散歩とか気持ち良さそうですね。
ただ、御朱印をもらうときは、当然社務所が空いてる時間になります。
社務所が開くのは9時から16時までです。
御朱印とかお守りとか、あと御祈祷を頼む時も社務所が開くのを待ってからになります。
名称 | 橿原神宮(かしはらじんぐう) |
創建 | 明治23年(1890年) |
御祭神 | 神武天皇、媛蹈韛五十鈴媛皇后 |
ご利益 | 開運招福、健康延寿など |
御朱印 | あり |
拝観時間 | |
社務所 | 9:00〜16:00 |
所在地 | 奈良県橿原市久米町934 |
TEL | 0744-22-3271 |
駐車場 | あり:1日500円 |
アクセス | 「橿原神宮前駅」中央口から徒歩約10分 |
URL | https://kashiharajingu.or.jp/point/8282.html |
SNS | Instagram、Twitter |
橿原神宮の社務所に貼ってあったのでつい気になって撮ってみた。
「かしはらお散歩なび」というスマホを使った電子スタンプラリーがあるそうです。
- 橿原神宮
- 今井まちなみ交流センター華甍
- 藤原京資料室
- おふさ観音
- 昆虫館
- 八木札の辻
- かしはらナビプラザ
- 橿原市役所分庁舎10階展望室
のうち、5か所で電子スタンプを押して、橿原市役所分庁舎1階観光振興支援室にスタンプラリーを達成したスマホを持っていくと、素敵な景品がもらえるらしいです。
何ですかね、素敵な景品って。
気になるけど、この中だと橿原神宮にしか行ってないなぁ。
- 2018年5月に訪問した際の内容です。営業形態、営業時間や定休日が表記と異なる場合がありますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。
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- 写真の無断転用はご遠慮ください。
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