スポンサーリンク
春日大社をお参りした後は、橿原へ!
橿原といえば「橿原神宮」なんだけど、陽も傾いてきたので「神武天皇陵」へ行ってきました。
神武天皇といえば、日本の初代天皇ですね。
なんと天照大神の来孫(ひひひ孫)にあたるそうです。
天照大神といえば「伊勢神宮」の神様ですね。
天皇家の先祖であります。
神武天皇の生まれは、実は日向国で今の宮崎県あたりなんですね。
『古事記』や『日本書紀』に、「神武東征」というお話があるんですが、まぁざっくりいうと、九州から中央に攻め上がり、全国制覇して大和を都にして天皇に即位するというお話ですね。
ざっくりすぎかな。
まぁ、途中、大和を治める豪族の長髄彦(ナガスネヒコ)に苦戦したり、熊野では大熊に手を焼いたりしつつも、八咫烏の道案内で大和の宇陀へとたどり着くわけですね。
なんとかナガスネヒコを攻略した神武天皇は、紀元前660年1月1日、橿原宮で即位したのであります。
ちなみにこの神武天皇が即位した日が、新暦の2月11日におきかえられて、現在は「建国記念の日」となっているのです。
すごい歴史ある祝日なんですね、建国記念の日って。
天皇としての在位は、紀元前660年から紀元前585年の75年間!
そして127歳で崩御されています。
めっちゃ長生きですね。
古事記では137歳まで生きられたとありますけどね。
初代天皇・神武天皇の御陵が、奈良県橿原市にあるんですね。
神武天皇の御陵とされていると言ったほうがいいのかな。
なんせ2600年以上も前のことですからね、神武天皇自体、神話や伝説上の人物で実在したのかどうか……
まぁでも実在していたと考えたほうがロマンですよね。
歴史学者だとそうは言えないでしょうが(笑)
橿原神宮の北側に隣接する形で「神武天皇陵」があります。
神武天皇陵ですが、正式には、「畝傍山東北陵(うねびやまのうしとらのすみのみささぎ)」というそうです。
早口言葉みたい。
江戸時代末期に正式に神武天皇の御陵として定められたそうですよ。
神武天皇陵へは、橿原神宮から伸びる県道125号線を北へ向かうと左手にあります。
橋を渡り森に囲まれた参道を進みます。
森に囲まれた静かな空間を、砂利道を進む足音がこだまして、なんとも不思議な感じです。
空気も澄んでいて、心が洗われる感じですね。
しばらく参道を歩くと、突然空間がひらけて、神武天皇陵が目の前に。
Googleマップで見るとわかるんですが、神武天皇陵は四方をぐるりとお濠で囲われています。
この橋の先は、まさに神聖な空間というわけですね。
突然ひらけた空間に建つ鳥居。
そしてその奥に見えるのが、御陵の入り口ですね。
木造の鳥居が重厚感と神聖な感じがします。
鳥居の先にはもちろん入れないのですが、あの奥に行ってみたい……
御陵の入り口にも鳥居がありますね。
あの中に入ることってあるのかなぁ。
どうなってるんだろう……
入ってみたい、いや、入れないけども、入れるものなら入ってみたい……
神武天皇陵の前はとても広い空間で、手水舎?かな?みたいなのもありました。
守衛さんの事務所?かな。
悠久の時に、想いを馳せてみたりなんかして……(笑)
ちょうど夕日が射してきて綺麗でした。
参道がカーブしてるので、森の中というか、異世界へと通じる道のように見えますねぇ。
入り口の方へと戻り、振り返るとちょうど夕日が森に沈んでいくところでした。
すごい綺麗だったんですけど、夕日の写真て難しいですね。
参道の途中に小さな小道というか、脇道?がありました。
たぶん「惠泉寺」へと抜ける道なのかな。
いかにも森の中の道って感じですね。
今の橿原神宮の北にある神武天皇陵は、江戸時代末期に定められたんですよね。
飛鳥時代にあった御陵が、中世の頃になるとどこにあるのかわからなくなってしまったそうで。
なので、もしかしたら神武天皇陵は違う場所にあるかもしれないという説もあるんですね。
この辺りには御陵がたくさんあるので、おそらくここが有力だろうということなんでしょう。
ま、歴史のロマンてやつですね。
本物であろうとなかろうと、神聖で素晴らしい場所であることには変わりないですから。
上皇さまと上皇后さまも、退位される際にご挨拶に訪れているんですよね。
神武天皇から数えて、今上天皇は第126代!
いや〜あらためてすごいですね。
神武天皇陵のさらに北には、綏靖天皇の御陵もあるようです。
もう日が沈むのでそちらには行けませんでしたが。
綏靖天皇(すいぜいてんのう)は神武天皇の第三皇子で、第2代目の天皇です。
名称 | 神武天皇畝傍山東北陵(四条ミサンザイ古墳) |
所在地 | 奈良県橿原市大久保町 |
アクセス | 近鉄畝傍御陵前駅下車徒歩約9分 |
神武天皇陵の場所は橿原神宮の北にあり、橿原神宮からも近いのでセットで訪れたいですね。
参拝は、日の出から日没までの間になります。
【奈良】橿原神宮は初代・神武天皇が即位した日本のはじまりの地夜ごはんは、大和八木駅の目の前にある「名代お好み焼き 田舎鉄板炉ばた 花舎」さんでお好み焼き。
お好み焼きはお店の方が焼いてくれました。
威勢のいい店員さんがいっぱいで、美味しかったです。
- 2018年5月に訪問した際の内容です。営業形態、営業時間や定休日が表記と異なる場合がありますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。
- もし掲載内容に誤りがありましたら、大変お手数ですがご指摘いただけると幸いです。
- 写真の無断転用はご遠慮ください。
【奈良】橿原神宮に訪れたらぜひ立ち寄りたいのが深田池湖畔に建つ「長山稲荷社」
【奈良】古来からのパワースポット!?水を司る神様と龍神様を祀る室生龍穴神社
【奈良】室生龍穴神社の天の岩戸
【奈良】室生の砥取(ととり)という里に今にも動き出しそうな案山子がおりました!
【奈良】室生龍穴神社の龍穴は実は日本三大龍穴の1つでもある穴場パワースポット
【奈良】大神神社の摂社「狭井神社(さいじんじゃ)」は病気平癒の神様