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さて今回も、アルクの「1000時間ヒアリングマラソン」 の「ダイアログで覚えるヒアリングマラソン必須表現100」から。
Dialog 9のナレーション部分で気になって調べて勉強した英単語や熟語。
ようやく「ダイアログで覚えるヒアリングマラソン必須表現100」も折り返し!
bet:賭ける、きっと~だと断言する
betの語源は、古フランス語の「beter」。
「餌をやる」という意味がある。また「餌で釣って」悪事をはたらかせるというふうな連想イメジもあるらしい。
betの意味は、
(発音:bét<ベットゥ>、音節:bet)
<他動詞>
- 賭ける、賭け事をする
- きっと~だと断言する、~だと確信している
- ~に違いない
賭け事なんかでよく聞くので、「賭ける」という意味は思いつくけど、「きっと~だと断言する」とか「〜に違いない」という意味もあったのは知らなかった……
そして結構そういう使われ方もする。
<例文>
- Which horse is a good bet?
(どの馬に賭けたらいいでしょうか?) - I bet $100 on the race.
(私はそのレースに100ドル賭けた。) - I will bet my life on it.
(命を懸けてもいい。=絶対に間違いない。) - I bet that you know it.
(君は知ってるでしょ。) - I bet it’s fine tonight.
(今夜は、きっと晴れるよ。)
会話でよく使われる
- I bet.(同意を表す)
- You bet.(もちろん)
I bet.は「私は賭ける」=「そうに違いない」から、「同意」を意味する時に使われる。
You bet.は「あなたが賭ける」=「あなたはかけても大丈夫」からの「もちろん」という感じ。
ちなみに「You bet.」は「どういたしまして」という意味で使われる時もある。
argument:議論、討論、根拠
argumentの語源は、
- argent=白・銀、銀色の、銀白の
語源の意味が「白」なので、白黒つけるとか、はっきりさせるというイメージでしょうか。
argumentの意味は、
(発音:ɑ́ːrgjəmənt<アーギュメントゥ>、音節:ar・gu・ment)
<名詞>
- 議論、討論、討議
- 口論
- 論拠
- 引数
<例文>
- No argument.
(問答無用です。=言うとおりにしなさい。) - There is no argument.
(議論の余地がない。) - There is always an argument when they play tennis.
(彼らがテニスをするといつも口論になる。)
silly:ばかげた、くだらない
sillyの語源は、
- sælig:幸福な
という意味の古い英語。
え、幸福からばかげたになるの?って思うけど、
「幸福な」→「おめでたい」→「愚かな」
というなんとも皮肉な流れになるらしい……
sillyの意味は、
(発音:síli<シリー>、音節:sil・ly)
<形容詞>
- 愚かな、分別がない
- ばかげた、途方もない
- たわいない、くだらない
<例文>
- Why are you asking such silly questions?
(何でそんなくだらない質問をするの?) - I said something silly and everyone laughed.
(私がばかばかしいことを言ったので、みんなは笑った。) - Don’t worry about being silly.
(ばかにされないか、などと心配しないでください。) - How silly of you!
(お前さんも馬鹿だねぇ。) - Come on, don’t be silly.
(ばかなまねするなよ。) - You are so silly!
(おバカさんだな。=おもしろいね。)
「silly」は訳すと「愚かな」という意味なんですが、バカにするというよりも「おばかさん」みたいな愛情を含んだ表現でもあります。
悪意がないという感じでしょうか。
それに対して「stupid」は悪意のこもった「バカ」という表現なので、微妙な違いに注意が必要ですね。
better yet:できたら、いっそのこと
「better yet」や「or better yet」で、
- いっそのこと
- できたら
- もっといいのは
という意味で使われる。
- They need two TVs, or better yet,just listen to music.
(テレビが2台必要、もしくはいっそのこと音楽を聴こう。)
みたいな感じでしょうか。