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岩合さんの写真展「ねことじいちゃん」を見に富山へ行ってきましたが、実は富山には日本一小さいと言われている神社があるのです。
せっかく富山まで来たので「日本一小さい神社」行ってきましたよ。
日本一小さい神社「富山中教院」は、富山大和や富山市ガラス美術館のある大通りを西に進んだところにあります。
上の写真の中に写ってるんですが、わかりますか?
ビルとビルの間、ちょうど手前に木が植わってるとこです。
知らなかったら確実に通り過ぎるくらいのひっそり感です。
ひっそりしすぎでしょう。
いやもう、本当にびっくりするくらいの小ささです。
この神社のお名前は、富山中教院。
中教院とはなんぞやって感じですが、
明治政府が、天皇中心の神道思想(大教)を元に国をまとめようとして教導職というのが作られたのですが、この教導職をまとめたり神道思想(大教)を広めるための機関として設けられたのが「大教院」。
大教院は東京に設けられたのだけど、その下部組織として各府県に設けられたのが「中教院」や「小教院」。
なんだかややこしいけれど、要は神道を広めるための機関として設立されたってことだね。
富山に中教院ができたのは明治6年で、勝興寺支坊の境内にできたそう。
寺院の境内を削って割り当てられたんだとか。
この辺は神仏分離とか廃仏毀釈とか歴史的背景が色々と絡んだ結果そんなようなことになったらしいです。
この辺掘り下げるとだいぶややっこしいので、興味ある方はこちらのサイトに富山中教院について詳しく書かれてるのでご参考まで。
https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/tayori/tayori33/tayori33.htm
本当にあるとわかってないと見落としそう。
ちゃんと神社の手前に手水鉢もありました。
富山中教員の入り口。
入り口というか鳥居?
あまり神社の前でこのポーズもどうかと思うけど、大きさがわかりやすいかなと。
幅2メートルあるんだかないんだかくらい。
参道の真ん中はよけて、
も何もよけれる幅もないですね。
大人1人がやっと通れるくらい。
明治15年に神道の一派である神宮教が経営する神宮教会所が置かれました。天照大神(あまてらすおおみかみ)の分霊を祀った伊勢神宮の説教所です。
とあるので、御祭神は天照大神になるのかな?
神社というだけあって、境内にはおみくじもあります。
10円玉を3枚入れると出てきます。
ちなみにお釣りは出ませんよ。当たり前ですが。
しかもこれ10円玉を3回入れることがポイントのようです。
2人分ね、と50円玉と10円玉を入れたら出なかった(笑)。
10円玉の大きさか重さと回数で出てくるようになってるんでしょうね。
10円玉を3枚入れたら、スって出てきました。
まるでおみくじの自動販売機のよう。
あ、境内にはちゃんとおみくじを結ぶところもありますよ。
まぁ正直ここまで小さい神社は他に見たことないので、ウィキペディアにも日本一小さい神社と載ってるので多分、富山県の富山中教院が日本一小さい神社だと思うんですけどね。
他にこんなに小さい神社ってあるのかな?
もし日本一小さい神社に興味のある方は富山まで。
本当に小さいから。
うっかりすると見逃しそうなくらい。
場所は、富山県富山市中央通り2丁目4。
北陸銀行本店を過ぎてちょっと行ったらあります。
なかなか楽しいですよ。
名称 | 富山中教院 |
創建 | 明治6年(1873) |
御祭神 | 天照大神 |
所在地 | |
駐車場 | なし |
アクセス | 富山市内軌道線・南富山駅前行「西町駅」下車徒歩約6分 |
URL | https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/tayori/tayori33/tayori33.htm |
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