【伊勢神宮】伊勢詣でに行くなら参拝に行く前に知っておきたい7つのこと

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伊勢神宮

お伊勢さんへお参りに行くなら「外宮」から「内宮」の順番でお参りしようということを前回書いたのですが、他にも参拝に行く前に知っておきたいというかやってはいけないことがあるのです。

① 伊勢神宮に限らず神社の参道の真ん中は歩かない

神社へ行くと鳥居をくぐり、参道を歩いていくのですが、

参道の真ん中は歩いてはいけませんよ!

これは伊勢神宮に限らずどこの神社でも同じです。

参道の中央は神様が通る道と言われてます。

参道は端の方を歩きましょう。

真ん中歩いたくらいで怒らないんじゃない?

そんな神様了見狭くないやろー、とも思うけどこれは神様(人)によるかなぁと。

まぁ、マナーとしてなるべく端の方を歩きましょうってことですね。

大きな神社だと鳥居がいくつかあったりするのですが、鳥居をくぐるたびに神域に近づいていくという感じです。

なので鳥居の前では一旦立ち止まって、軽く一礼して進みましょう。

神様のお家にお邪魔するわけですからね。

人の家に勝手にズカズカ入らないでしょう?それと一緒ですね。

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② 伊勢神宮の「外宮」は左側、「内宮」は右側通行

これも必ずしも決まっているわけではないと思うのですが、

外宮は火除橋を渡った先にある手水舎は左側にあります。

そして内宮は宇治橋を渡った先にある手水舎は右側にあるのです。

なので、神社へ行くとまず手水舎で清めてから境内へ向かうので、手水舎のある方を歩いた方が歩きやすいということで、それが定着していったんでしょうね。

まぁそれぞれの橋の手前に「左側通行」、「右側通行」と表示があるのでそれに従って歩けばOK。

③ なるべく派手な服装は避けよう

これも伊勢神宮に限ったことではないですが、

神社へ参拝するときの服装に決まりごとというのは特にないです。

ただやっぱ神聖な場所でもあるし、あんまりにも派手な格好とか露出の多い服装は避けた方がいいかなと思います。

別に着物を着て行け!とは言わないけど、やっぱ派手だったり露出が多かったりすると変に目立ちます。

参道は砂利道なので歩きにくいし危ないのでヒールも避けた方がいいと思います。

そして伊勢神宮はめっちゃ広いです。

かなり歩きます。

なので歩きやすい服装が一番です。

ちなみに伊勢神宮には「御垣内参拝(みかきうちさんぱい)」という「正式参拝」や「特別参拝」というものがありまして。

普通に参拝すると白い布のかかった「御幌(みとばり)」というところまでしか入れません。

ですが「正式参拝」を申し込むと一般客では入れないエリアに入り参拝ができるのです。

で、この「正式参拝」は正装!が決まりなんです。

しかも結構ドレスコードが厳しいらしい。

団体で申し込んだりする人もいるので伊勢神宮には正装の人が結構いるのです。

なのでチャラチャラした格好だとほんと浮きます。

まぁよっぽど変じゃなければ常識の範囲内なら、普段着で大丈夫です。

④ 伊勢神宮の正宮で個人的なお願い事はしない

パワースポットだー!神社へお参り行こー!

ってなるとどうしても「ご利益!」「お願い事!」と個人的なお願い事をしがちですが!

伊勢神宮の正宮は、個人的なお願い事をするのは一切禁止!タブーなのです!

えぇっ、そんなぁってなるけど、伊勢神宮で個人的なお願い事ができないのは理由があります。

伊勢神宮では「私幣禁断(しへいきんだん)」といって、長らく天皇陛下以外の奉納(お供え物)や願い事は許されなかったのです。

皇は幣帛と呼ばれる捧げ物を奉納し、国民の平和や健康、弥栄(いやさか)を祈願されます。

またこの「私幣禁断」の「幣」というのはまぁ現在でいえばお金「紙幣」のことでして。つまりお賽銭にあたるのです。

「私」=個人の、「幣」=(お賽銭・お金)での奉納を禁止するということですね。

なので「内宮」「外宮」とも正宮には賽銭箱がないんです。

その代わりに白い垂れ幕の下にお賽銭を投げ入れるようになっています。

投げ入れる時はそっと静かに投げ入れましょう。

伊勢神宮の正宮は、古来から天皇が国民の平和を願う場所であったので、

正宮では個人的なお願いはせず、日々の感謝を伝えましょう。

⑤ 個人的なお願い事がしたいときは「第一別宮」!

そんなわけで伊勢神宮の正宮では個人的なお願いはできないんですねー。

いやいやでも遠路はるばる伊勢まで行ったのに!?

って思いますよね、え、思いませんか?

すいません俗物なもので。

実は伊勢神宮の「正宮」では個人的なお願いはできません。

でも「第一別宮」でできるんです!

ちなみに外宮の第一別宮は「多賀宮(たかのみや)」、内宮は「荒祭宮(あらまつりのみや)」です。

どちらも正宮のすぐ近くにあります。

個人的なお願い事をするときも、

「〜してください」ていう他力本願なものより、

「〜します!」みたいな宣言というか決意表明みたいなのがいいそうです。

なんの努力もしないで都合のいいことだけ言ってくる人よりも、いつも頑張ってる人を応援したくなるじゃないですか。

神様もちゃんと頑張ってる人に微笑んでくれるんじゃないでしょうか!?

なかなか頑張りきれないけど!

頑張る!

⑥ 「片参り」は縁起が悪い

前回も書いたけど、「内宮」だけとか「外宮」だけお参りするのは「片参り」と言って縁起が良くないのでなるべくなら両方お参りしましょう。

そしてお参りするときも、まずは正宮から!

個人的なお願い事をしたくてはやる気持ちは抑えて正宮からですよ。

正宮をお参りしてから別宮へお参りしましょう。

別宮だけ参拝するのはよろしくないです。

ただ正宮だけ参拝して別宮に参拝しないのは大丈夫です。

【伊勢詣で】お伊勢参りへ行くなら参拝の順序は「外宮」から「内宮」だよ

⑦ 時間に余裕があるなら二見ヶ浦で禊を済ませてからお伊勢さんへ

式年遷宮を終えて数年経つけど、根強い人気の伊勢神宮への参拝。

なるべく「外宮」から「内宮」へ参るという順序を守るなど、古来からの習わしに沿ってお詣りするのが良いとされてるけど、

実はさらに「外宮」へ行く前に訪れておくといい場所があるんです。

それは「二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)」。

かつては伊勢神宮参拝の前に訪れて、精進潔斎を行ったという場所が二見が浦なんです。

現在は二見興玉神社にて「無垢塩祓い」を受けるこで精進潔斎を行ったということになります。

二見興玉神社の主祭神は、猿田彦大御神(さるたひこのおおかみ)と、宇迦御魂大神(うがのみたまのおおかみ)です。

猿田彦大御神は「みちひらきの神様」=「導き」の神様と言われていて、何かを始めるときに力になってくれる神様です。

また、宇迦御魂大神は「外宮」の主祭神の豊受大神の別名とも言われてます。

なので、お伊勢参りの初めに「二見興玉神社」へお参りすると尚いいよと言われているのです。

ただ二見興玉神社から伊勢神宮までは車で20分くらいの距離があるので、時間があれば行っておきたい場所ですね。

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