きっと桃太郎も食したことないであろう「おはぎ」のような素朴で美味しいあんこの「きびだんご」が石川県は白山市にあるのです

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桶和のきびだんご

えーっと一昨日の9月24日は中秋の名月、そして昨日は満月の十五夜。さらに今日は十六夜

平安の昔から満月を愛でるという風習があったみたいですが、満月だけじゃなくてその前後の月も鑑賞するのが風流なんだそうですよ。

と言いながらもお月見イコール団子!な自分は風流より団子!

お月見と称して団子を食べれる\(*≧◇≦)/

お月見じゃなくても食べるけど。

しかも今年は美味しいと有名な桶和の「きびだんご」を貰っちゃいました!

桶和万頭店は文政2年(1819年)創業の老舗和菓子店

老舗の定義がイマイチ不明確ではありますが、まぁ創業100年以上とか、三代以上続いてたら老舗ですかね?

となると、桶和饅頭店は文政2年(1819年)創業なので、おぉ来年2019年でちょうど200年ですね!

老舗といって問題ないでしょう。

「桶和饅頭店」は「おけわまんじゅうてん」と読みます。

石川県には創業100年以上の老舗和菓子店がゴロゴロしておりますが、桶和饅頭店さんは金沢市ではなく、白山市にお店を構えているのです。

そう言えば「あんころ餅」の圓八さんも白山市にある老舗和菓子店ですね。

あんころ餅と言えば圓八!石川銘菓としても有名?だけど地元民も普通によく食べるよ

それぞれに名物があって、あんこもそれぞれのお店の味わいがあって和菓子巡りが楽しい土地柄なのであります。

我が家ではポテチやチョコレートなどの洋菓子?と並んで常に和菓子も常備されております。

ちょっとおやつにお饅頭とか日常茶飯事なのですが、県外の友人に珍しいねと言われました。

そうなのかな?

石川ではわりと普通だと思うのですが……

桶和の”おはぎ”のような見た目の「きびだんご」

桶和のきびだんご

こちらが桶和饅頭店の「きびだんご」!

俵形のおはぎのようですが、「きび團子」なのです。

きびこと求肥をあわせた餅を小豆あんでくるんだ「きびだんご」で、石川県白山市の隠れた名物なのです。

あんこには北海道十勝産の小豆を使い、中のお餅は石川の珠洲や鳥越の農家さんが作る餅米を使っているそう。

甘さは控えめで、お団子はモッチモチでしっかりした弾力があります。

口に頬張るとあんこと団子が絶妙に絡み合いほっこりします。

「日本人でよかったなぁ」としみじみ思う瞬間ですね。

きびだんごを頬張った後はお茶を一口。

実にホッとします。

お茶請けに最適です。

あ、月も愛でないとね。

そしていただくお茶はやっぱり「加賀棒茶」ですね。(*´∇`*)

「吉備団子」と言えばきな粉で岡山県のイメージだけど

「きびだんご」はきびの粉で作った団子のこと。

そして「きびだんご」と言えば桃太郎。

桃太郎と言えば岡山?というイメージだけど、実際には明確な場所ってわからないんですね。

日本各地に桃太郎伝説があるみたいで。

有名なのはやっぱり岡山県なんだろうけど。

桃太郎イコール岡山になったのは、岡山県がかつては吉備国(きびのくに)と呼ばれていたからかな。

ちなみにうそかまことか、なんと香川県高松市にある熊野権現桃太郎神社には桃太郎のお墓があるそうです。

なぜ石川県で「きびだんご」なのかは謎

桶和のきびだんご

桃太郎のお話自体はどうやら室町時代くらいには成立してたそうなので、桶和饅頭店が創業した頃にはまぁ、石川県にも桃太郎のお話は伝わっていたんだろうけど……

きびだんごのしおりの裏を見ても、桃太郎のきびだんごなんだなとはわかるけど、謂れはわからんね。

今度お店に行って聞いてみようかな。

桶和饅頭さんは松任駅から徒歩約10分

桶和万頭店さんは松任商店街の通り沿いにあります。

JR松任駅から徒歩10分か15分くらいかな? 

名称桶和万頭店 (おけわまんじゅうてん)
住所石川県白山市安田町26-1
営業時間9:00~19:00
定休日水曜
電話076-275-0265
駐車場有り

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